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バター猫のパラドクス1【電子書籍】[ きづきあきら+サトウナンキ ]価格:596円 (2016/9/29時点)すごく久しぶりの投稿になってしまいました。漫画は読んでいるので、書きたいことはたまっていますが、なかなか時間がとれません。。で、久しぶりの記事はこちら。「うそつきパラドクス」のスピンオフ作品です。【あらすじ】恋愛経験のない新入社員のワカメ(大和田若芽)が、同期の兼末健次郎に恋をする。しかし兼末は先輩の坂上から「大和田はビッチ」と嘘情報を吹き込まれ、すっかり信じている。ワカメは親友のアリ(鶴屋有里)と一緒に恋を頑張ろうと励ましあい、ついに兼末に告白するも、「君みたいな子は苦手」とフラれてしまう。ワカメ、アリちゃん、兼末、坂上先輩の四角関係を描くストーリー。【感想】★★★★☆(星4つ)恋愛スキルが極端に低いワカメと兼末が延々と誤解し続けて、周囲をぐちゃぐちゃに巻き込んでいくお話。あぁ、人間関係ってこうやって誤解していくのかも、と考えてしまいました。こちらの作品はちょっと極端ですけどね。(以下ネタバレ)エッチする人=結婚する人、と考えて今まで一度も男性と付き合ったことのないワカメ。かわいいし巨乳なのでモテるのに、この天然っぷりのため男性からは小悪魔と誤解されています。仕事でタッグを組んでいた坂上先輩も飲みの席でワカメに迫りますが、「結婚してくれますか?」とワカメに言われたあげく、突き飛ばされてケガをしてしまいます。坂上先輩がケガをしたため、代理となったのが兼末。以前から兼末に恋心を抱いていたワカメは、今度こそ自分を好きになってもらおうと、恋愛指南雑誌を読んで頑張ります。坂上先輩はワカメを狙っていたため、自分がケガの間に新人イケメンの兼末にワカメを取られまいと兼末に嘘情報を流します。「彼女は男関係がアレだから気をつけろ」と。兼末はイケメンのモテ男なのに、実は女性不信に陥っています。高校時代に女友達から誘惑されたのに、手を出せずに「ヘタレ」と噂されたり、大学時代の彼女を大事にしていたのに、ある日突然フラれたり……。傷つかないように自分を守ることに精いっぱいで、人と向かい合ってコミュニケーションを図るのを避けていました。兼末に振り向いてほしいワカメは積極的にアプローチし、兼末もワカメに惹かれつつありながらも「彼女は男性を弄んで楽しんでいるだけ」と言い聞かせ、ワカメからの告白も「君みたいな女の子は苦手」と断ります。ワカメは恋愛スキルが低すぎるため、告白のタイミングも間違えますし、フラれてすぐに「絶対に兼末くんのことを好きにならないから、友達になろう」と提案します。そして、兼末くんへの恋心を封印して、友達のアリちゃんと兼末をくっつけようと決心します。友達だから普通に話せる、恋愛アドバイスもデートの練習もしてあげられる、と友人関係が一番だと自分に言い聞かせるワカメ。二人のために飲み会のセッティングをしたり、デートの約束をさせたりするワカメ。兼末も自分から何もできない男だと思われたくないと、ワカメの前ではアリちゃんを好きなふりをします。そんな様子に、アリちゃんは兼末はワカメを好きだと気付き、兼末を諦めようとします。しかしワカメに「兼末くんも私たちと同じタイプの人間」と励まされ、ついにアリちゃんから告白して付き合うことに。なのにタイミング悪いワカメは、アリちゃんが兼末を諦めると聞いた翌日に、二人が付き合い始めたことを知らずに、兼末にまた告白してしまったのです。ワカメの中ではアリちゃんは諦めたと勘違いしていたのですね。動揺する兼末でしたが、ワカメの告白を誘惑と勘違いし、ホテルに連れて行ってエッチしてしまいます。遊びだと誤解しているので、かなり荒々しい感じでしちゃいます。そしていざ行ってワカメが処女だと知るのです。そこで今までのことがすべて誤解だったと気付いた兼末。そしてワカメが好きだと確信し、アリちゃんと別れてワカメと付き合うことを決意します。しかしワカメは遊びで抱かれたことに傷つき、アリちゃんを裏切ってしまった罪悪感に苛まれます。兼末はアリちゃんに別れを切り出しますが、「付き合っているふりをしよう」と兼末に提案します。アリちゃんは兼末が自分を振ったと知ったら、絶対にワカメと兼末がうまくいかないと気付いていたのです。アリちゃんは自分たちのデートにワカメを呼んで、ワカメと兼末を二人きりにしたりと切ない行動を繰り返します。しかしワカメはアリちゃんを裏切る行動を決してせずに、必死にアプローチをしてくる坂上先輩と付き合うことにします。もうワカメとうまくいくことはないと感じた兼末は、アリちゃんと本当に付き合うことに。兼末はアリちゃんとワカメを重ねながら付き合い続けます。しかしアリちゃん、処女だったのに開花しちゃって、毎晩ところ構わずで兼末を求めます(笑)。でも心が満たされないのです。そりゃそーだ、彼氏の心は自分じゃなくて親友に向いているんだから。一方、坂上先輩と付き合いだしたワカメですが、やはり性的なことは一切できません。結婚まではエッチしなくていい、と言って付き合いだした先輩も、約束を忘れてワカメを押し倒しまくります。ついに欲求不満のアリちゃんが坂上先輩を誘惑してエッチしちゃう現場をワカメに目撃されてしまいます。さらに兼末もその場に現れて修羅場に。しかし兼末が一番に怒ったのは坂上先輩に対してだったのです。ワカメを裏切るな、と。そこですべての答えを悟ったアリちゃんと坂上先輩は、二人で決着をつけろとその場を去ります。結局、二人はワカメが最初に告白したときからやり直すことにし、なんだかんだあって付き合うこととなったのでした。とにかく誤解し合っている二人を見ていても、不思議とイライラせずに、先が気になって読み進めてしまいました。4巻という長さもちょうどよかったのかもしれません。人間関係において、誤解ってこういう感じで進んでいくよな、と納得したり、恋愛下手な男女の特徴もよく描かれて、共感できる部分もたくさんありました。登場人物のそれぞれも「あ~、いるいる」と頷きながら楽しめました。アリちゃんみたいに、一回エッチして開花しちゃう子、結構いたなぁとか。兼末くんみたいに、かっこいいけど、不思議と彼女作らない子はこんな感じだったのかなとか。坂上先輩みたいに、性欲に負けちゃう男子って多いよなとか(笑)。肝となるシーンは、ワカメサイドと兼末サイドの両方が描かれているのも面白い。男と女では感じ方がこう違うんだな、と納得しちゃいました。これじゃ、自分の恋愛もうまくいかなかったのもわかるわ、的にね。絵は青年マンガっぽく胸がやたらでかくて童顔、って感じですが、そこまで激しい描写もないので、女性でも楽しめると思います。なんといっても恋愛心理の描写がとてもうまいなぁと楽しめました!にほんブログ村
2016年09月29日
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はじめてのケダモノ【電子書籍】[ 悠妃りゅう ]価格:432円 (2016/7/28時点)【あらすじ】天涯孤独だった女子高生の花が、組長の孫娘と発覚!イケメン組員・吟に護衛されることに。超クールで強くて、人前では紳士的な吟だけど、2人きりになるとセクハラ大魔神に変身!花の下着に手を入れてきたり、キスしてきたり…ムカつくのに、触られたところがずっと熱くて、ドキドキが止まらなくて!?さらに憧れの坂巻先輩が、実はヤクザの次男坊で花にプロポーズをしてきちゃった…!?(公式より)【感想】両親が亡くなり一人ぼっちだった花のもとに、祖父だという男性が現れますが、実は祖父はヤクザの組長。花は組長の孫娘として組に迎えられ、吟という護衛を付けられて生活を始めます。極道とはいえ、祖父は花を溺愛しており、組のみんなも花に対して優しく接してくれます。久しぶりの家族的なふれあいに、花も感激しながら組で幸せに過ごします。しかし護衛の吟が二人きりになると手を出してくるのです。花には憧れの坂巻先輩を慕っていたので、吟の態度に困惑しますが、どうしても気になってしまい……。祖父にお願いして吟を外してもらおうと考えますが、組の孫娘の力がどれほどのものかを思い知り、吟に対してひどいことができないと悩む花。しかし坂巻先輩も極道の息子で、花に好意を持ってくれ、なんとプロポーズしてきます。組としても安泰、花もそれを受け入れて結ばれます。坂巻先輩との縁談が進み、吟は組を離れてしまいます。どうやら花のことは本気だったみたいです。そして陰で花を見守り続けることを決意したようです。しばらく花の前に姿を現さなかった吟。しかし叔母の策略で吟と再会した花。頭脳明晰な吟はトレーダーとして金を稼ぎ、花が両親と暮らした家を買って暮らしていました。思い出を奪われたと感じ傷ついた花を元気づけるために、先輩が吟から家を買い取る話をつけにいきます。ところがその話がどこかに漏れてしまい、先輩が何者かに襲撃されます。そして吟が先輩をかばって銃で撃たれてしまいます。久しぶりに会い、自分の泣く姿を見たくないと言って先輩をかばってくれた吟への想いについに気付いてしまった花。寝ている吟に口づけているところを先輩に見られてしまっていました。そしてそれに気付いた吟は花たちの前から姿を消してしまいます。それから4年後……なぜか花は海外で働いています。そして吟にそっくりな男性に出会います。何か秘密がありそうですが……。最新刊で話の展開がガラリと変わったので、とても驚いています。まさかワールドワイドな展開になるとは思わなかったので……。花はアメリカにいるようですが、組とは切れてはいないようです。ただ先輩とは終わってしまったみたいですね。そして吟への想いを断ち切れないでいるようです。吟は組のトップになりたいと言ったり、花のお母さんを愛していたと言っていますが、本当の狙いはなんなんでしょうか。どんな話になるのか続きが気になります。にほんブログ村
2016年08月04日
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さあ 秘密をはじめよう(1)【電子書籍】[ 一井かずみ ]価格:432円 (2016/7/20時点)【あらすじ】転職間もないOLの真依(まい)が、営業部きってのエリート・加藤(かとう)に告白された。しかし、会社は社内恋愛が禁止のうえ、見つかれば厳罰が待っている。1度は断ったものの、ワンマンで強引な彼が、真依だけにみせる素顔に興味を引かれてしまい…!? 【感想】★★☆☆☆(星2つ)いきなり有能だけど性格に難ありという噂の、営業の加藤さんに告白されるところから、ストーリーが始まります。のっけから羨ましすぎる展開なんですよね。でもきっぱりとお断りした真依。しかし加藤の押しがすごくて、強引に自分の補佐にしちゃったりしてそばにいるように仕向けます。そのうち加藤の本性が見えてきて、真依もだんだん気になるように……。ついに会社には秘密で付き合うこととなりました。でも加藤の同僚にばれちゃったり、真依に迫る男性社員が現れたり、さらに加藤の元恋人が現れたりと波乱が続きます。でも一切揺れない加藤さん。真依にベタ惚れです。しかし加藤は真依に秘密にしていたことがありました。入社当時から希望していた仕事があり、いずれ海外赴任があるということ。いずれ二人は超遠距離になってしまうということが決まっていたのです。それでも気持ちを抑えきれずに告白した加藤。いろんなすれ違いがあり、ついに海外赴任が決定しましたが、これからも二人は強い気持ちでつながっていくんだな……という予感のする終わり方でした。なんか、恋愛禁止の会社ってのもすごいけど、そんな会社にいながらも、結構恋愛している人が多かったですね。加藤さんの元カノも社内でしたしね。しかし、この作品の肝は、なんといっても加藤さんのデレっぷりでしょう。「何が何でも真依が好き! 絶対に手に入れる!離さない!」という加藤さんに萌える作品です。そしてオフィスラブしてみたかったなぁ~と羨む作品です。ただ最後が「え? もう終わり?」って感じだったのが残念かな。でも、まぁ情勢不安定な赴任地についていくってのも現実的じゃないし、遠距離を描き続けるのもダラダラしちゃうし、よかったのかな。その後、どうなったのか、ちょっと見てみたいな、と思いました。【蛇足】ちなみに私の父も内戦やってるような国へ海外赴任となり、家族で行くか揉めた末に単身赴任となりました。あのとき行っていたら私は●●●の帰国子女だったんだなぁとか、下手したら生きてないかもなぁ、とかふと思いました。にほんブログ村
2016年07月20日
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ケモノスイッチ(1)【電子書籍】[ 湯町深 ]価格:432円【あらすじ】愛羅の高校のクラスメイト、小鹿一汰は乱暴で怖くて、ちょっと近寄りがたい男の子。でもそんな一汰はある日事故で両親を失い、愛羅の家に引き取られることになった。初めはビクビクの愛羅だったけど、一汰には意外と優しい面があり、愛羅はほっと一息。ところが…!! 一汰は突然スイッチが入ると、ワイルドな男の子に大変身、オオカミに豹変してしまう!愛羅、大ピンチ!!(公式より)【感想】★☆☆☆☆(星1つ)シャイとワイルドの二重人格の男の子との同居生活。設定は面白いな~って思いました。シャイな一汰とワイルドな一汰が愛羅を巡って戦います。愛羅が選んだ方の人格が消えてしまうということで、愛羅はどっちの一汰を選ぶかで愛羅が思い悩みます。最終的にエッチをした方の人格が残るってことになったのですが……。結局、ワイルドな一汰が身を引いて消えたのですが、最後の数ページで愛羅とキスしたときにワイルドな一汰の表情をしてましたね。ってことは共存できたのでしょうか。それとも、男の子は本来ワイルドな部分があるものですから、シャイな一汰にもワイルドな部分があったってことかもしれませんね。ちなみに一汰が入れ替わるきっかけは、「愛羅のにおい」だったのです。で、元に戻るのがキス。においが人格スイッチってのがわかりにくいかな~。同居してると、しょっちゅうにおいで入れ替わっちゃいそうですが。ま、漫画なので。この作者さんの作品に出てくる女の子ってふにゃーっとしてて、いい子なんだけどハッキリしないというか……。かわいいんだけど、女の敵が多そうですよね。感情移入しにくいんです。しかし! 今、連載中の作品は肉食女子ですね!こっちはだいぶ好物です。(感想は後日)臆病モノとおおかみちゃん(1)【電子書籍】[ 湯町深 ]価格:432円 (2016/7/20時点)にほんブログ村
2016年07月14日
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恋なんかはじまらない(1)【電子書籍】[ 藤原よしこ ]価格:432円【あらすじ】両親の海外転勤のために、親の親友の家に居候することになったマコト。しかしその家には親友のたまちゃんをふった、学校一のモテ男・カンナがいたのです。第一印象が最悪だった二人が、一つ屋根の下で暮らすうちに惹かれあっていって……。【感想】★★★☆☆(星3つ)藤原よしこさんの作品です。「キス絶交キス」と「恋したがりのブルー」がとてもツボだったので期待して読みました!上記の作品にあったような切なさはあまりなかったのですが、主人公の男の子(カンナ)にひたすら萌えました。「恋なんかはじまらない」というタイトルですが、最初から恋が始まってるんですよね。しかもどっちかっていうとカンナの方が先にマコトを好きになったっぽい。親友のタマちゃんがカンナにふられたことに物申そうと、カンナのクラスに乗り込んだマコト。勢い余ってカンナに飛び乗ってしまいます。恋愛をバカにする発言をするカンナに切れてしまい、「あんな奴大嫌い」と怒り心頭のマコトでした。さらにカンナと同じ家に住むことになり、バカにされっぱなしのマコト。しかし、「友達に彼氏できちゃう、自分だけ一人だ」と落ち込んでいるマコトにキスしたカンナ。余裕の表情のカンナに混乱するマコト。どんどんカンナを意識するマコトは、勝手に誤解して突っ走ってしまい、それをカンナが見て楽しんでる感じ。でもたまに直球でマコトがぶつかってくると、照れちゃったり妬いちゃったり。その表情にたまらなくキュンとします。普段は成績優秀で冷静なカンナですが、マコトが絡むとどんどんぶっ壊れていくのです。親友とカンナが付き合ってると誤解しちゃったり、カンナの元カノが教育実習でやってきてショック受けちゃったり。そのたびによく泣くマコトを、しっかりと受け止めるカンナが素敵です。一方、クラスメイトの南がマコトに猛アタックする様子に焦ったり、転任してきた数学教師が、マコトが中学時代に好きだった先生だと知って妬いたりと、カンナが子どもっぽい感情を出す姿にキュンときます。読者にとっての鬱展開がひとつだけありますよね。それは南とマコトがキスしてしまうシーン。しかもマコトが抵抗することなく受け入れて、抱きしめちゃってたし。まぁ傷ついた南への同情からくる行動だったわけですが……。賛否両論あると思いますが、私はマコトらしくてありだと思いました。マコトってこういうお人よしで危うい雰囲気が魅力なのかなと思って。番外編のカンナのモノローグでもマコトを「固く扉を閉ざしていたのに、気付いたら部屋に入ってきていた」みたいに表現していましたね。人の心の隙間にそっと入ってしまうような子で、そんな子が弱っている人をさらに傷つけるようなことはできないでしょう。だからこそカンナも受け入れてあげたんじゃないかな。そしてラストのカンナも突っ走りましたね。海外にいる親の元へ行くことを決意し、カンナを振り回さないように別れを選んだマコトでしたが、出発の直前にマコトの親の前で土下座して「マコトを俺にください」とプロポーズ。カンナって大人びた雰囲気の男の子って感じでしたが、きっとお母さんが早くに亡くなって、本当は淋しかったんでしょうね。その隙間を心地よく埋めてくれたのがマコトだったのでしょう。【蛇足】ドSの天才×バカ丸出しの女の子が同じ家で暮らすという設定は、伝説の少女マンガ『いたずらなKiss』とまったく同じですね。この作品と『いたKiss』はちょっと似てるんですよね。いや、超似てる。でもパクリではないないと思います。きっと藤原さん、『いたずらなKiss』のファンだったんじゃないかな。だからオマージュ的な感じにしたのでは。。。深読み!?笑OASISがBEATLES愛から『DON'T LOOK BACK IN ANGER』を作った感じと同じで。ただし入江くんとカンナは似ていませんね。カンナの方がマコトにデレデレで甘々です。私は付き合うならカンナくらいじゃないとへこたれてしまうと思うな~。にほんブログ村
2016年07月08日
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モトカレ←リトライ(1)【電子書籍】[ 華谷艶 ]価格:432円【あらすじ】大学生になって上京した蜜。マンションのお隣さんにご挨拶に行ったら、出てきたのはなんと中学時代の元カレ・楓。中学時代に「部活に専念したい」とフラれた蜜は楓に未練ありまくりでしたが、楓はモテ男、チャラ男に大変身してしまっていて……。友人として過去のことはなかったことにして接しているうちに、お互い誤解で別れたことが発覚。しかもお互いに吹っ切れていなかったことも……。【感想】モテ男に変身した楓は特定の彼女を作らず、遊びまくっていたという噂。蜜に対しても未練も何もなさそうに接しますが、笑顔はあの頃のまま……。楓にフラれてからは5年も引きずって恋愛できなかった蜜なので、楓の笑顔を見るたびにあの頃の気持ちが蘇ってしまいます。一方、楓は軽いノリで蜜を部屋に誘い、一緒にご飯を食べ、いい雰囲気になったところで押し倒します。ぎこちない態度の蜜に、あれからどれだけ恋愛したんだと聞く楓。楓にフラれてからは誰も好きになれなかったし、まだ処女だと告げると、「俺はふってない、ふったのはお前だ」と衝撃の一言。お互いすれ違いで別れてしまったことが5年たって発覚したのです。もう一度やり直そうと言う蜜に、すぐには受け入れられなかった楓ですが、やはり気持ちを抑えきれずに付き合うことになります。それからはずーっとラブラブ。もう楓がデレデレで、チャラ男の片りんすらなくなります(笑)。中学時代に果たせなかったエッチもして、とにかくラブラブ。親友が蜜のことを好きになっても二人ともラブラブ。楓の元カノが邪魔をしてもラブラブ。5年の歳月を超えて結ばれてよかったねーという感じです。まだまだ続刊の予感ですが、この二人に危機が訪れるのかしら、という感じですね。この作品の見どころはキスシーンのエロさでしょうか。あと楓が無駄にセクシーです。あんまりにも二人がお互いしか見えていないので、いつか楓がストーカーになりそうで怖いです。でも羨ましい。こんなに月日をこえて愛されてみたいよね。続きも楽しみ。にほんブログ村
2016年07月07日
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BLUE(1)【電子書籍】[ 千葉コズエ ]価格:432円【あらすじ】3年ぶりに小さな島に帰ってきた美海(みみ)。迎えてくれたのは、ヒカリ、菫(すみれ)、陽介(ようすけ)。4人とも同じ島で育った幼なじみ。東京で失恋して、美海は島に戻ってきた。美海を優しく包む深く透明な海の青。その中で4人の友情はやがて恋に変わり…!?目の前に広がる青の世界――。忘れられない物語が、いま始まる…。【感想】★★☆☆☆(星2つ)ストーリーを追って感想を書くには、いったりきたりの内容なので、ざっと書いてしまいます。美海は中学生のときの担任とできてしまいますが、教室でエッチしているところを同級生に見られてしまい、大問題に。校長室に呼び出され問いただされるも、美海が自分から誘ったのだと嘘をつき、先生も否定せずに終わりました。それでも関係は終わらず、美海が高校に進学しても続きましたが、ある日、母親と喧嘩して家を飛び出したところ、別の女性といる先生と出くわしてしまいます。精神を病んでいる母親は「お前は男なしではいられない女だ」と美海を責め、次第に美海も心が病んで自殺をしようとします。学校の屋上から飛び降りようとしたときに海が見え、生まれ育った島へ帰ろうと思い、一人で島へ戻ります。島へ戻り、幼なじみのヒカリ、菫、陽介と再会し、かつての自分を取り戻していく美海。そして恋心を抱いていたヒカリに惹かれて付き合うことに。ヒカリは東京へ行った美海に毎月手紙を送ってくれるほど、美海を想い続けていたのでした。しかし幼なじみの菫もヒカリをずっと好きだったため、ちょっと関係が複雑に。でも最後には二人を認めてくれることに。さらに陽介が年上女性と不倫していたのを、なんとか別れさせてみたり。そうこうしているうちに、東京の先生(美海の元カレ)から「お母さんが入院した」と連絡が入ります。慌てて上京したものの、母は入院しておらず、先生の家へ訪ねて行ったところ、美海は襲われてしまったのです。でも陽介が危機一髪のところで助けに来てくれました。島に戻ってからヒカリとの関係がうまくいかなくなります。先生や母のことをヒカリに話せず、本当の自分を見せられなくなります。一方、陽介の前では本心をさらけ出し、泣くこともできます。次第にこんな自分はヒカリに相応しくないと別れを切り出してしまいます。美海は東京で保育士のアルバイトをしながら、母と暮らし始めます。そうこうしている間に、島では菫がヒカリをかばって怪我をしてしまい、二人の関係が急速に近づき始めます。島に一時戻った美海はそれに傷つきますが、それでもヒカリは美海を好きだと言ってくれます。菫が東京の病院で手術を受けることとなり、上京したヒカリは美海の家へ行き、母との問題を知ることとなります。美海の心の傷を知ったヒカリは、再び美海のそばにいたいと復縁を望みますが、美海は受け入れることができませんでした。しかしヒカリが島へ戻ってしまい、本当に大切な人は誰かに気付いた美海はついに本心をヒカリに話し、ようやく本当に結ばれることとなったのでした。………。とにかく「ついていけないなぁ」と感じてしまいました。。美海とヒカリがお互い初恋の相手同士だった、というのはわかるのですが、成長して再会して、再びヒカリに惹かれる美海の気持ちがよくわからん!先生との失恋に傷ついた心を、ヒカリの何が癒してくれたのかとか、もうちょっとエピソードが必要だったのかもしれません。美海も「本当に言いたいことを飲み込んでしまう性格」というのが、描ききれていなかったと思います。だいぶみんなを振り回しているような気がしてしまって。そして美海が抱えていた心の傷も、描ききれていない。母親が精神を病んでいて、愛を求めた美海が先生に救われる。しかし先生もまた心に傷を抱えていて、お互いの傷を舐めあっていたわけだけど、先生の浮気を知って失恋して自殺しようとして、思い直して……。だけど再会してしまい、再び関係を迫られるも、「もう先生なんて嫌い」と決別して、この関係は終了したみたいです。なんていうか、島へ来た時点で先生への思いはすでになかったわけで、別の男ができればもう大丈夫なのかなぁと、ちょっと心配してしまいました。そして母親との問題。最終的にヒカリが「俺が美海の家族になる」と連れ出すことで、美海は救われるんですけど……。お母さんもヒカリに説得されて変化するんですけど……。こんなに簡単なものなのかなぁ。まぁ、『Sho-Comi』だから、あんまり深く描写しなかったのかもしれません。『別フレ』とかだと、だいぶ重く描いたかもしれませんね。そうそう、設定とかめちゃくちゃ『砂時計』っぽかったかも笑!ただし、舞台である瀬戸内海の風景がとても美しかったのがよかったです。島の風景を見ていると、とても癒されましたよ。ヒカリも陽介もいい男。菫も芯の強い女の子。だけど主人公がなぁ……笑好き勝手書いてしまい、この作品のファンの方には申し訳ありませんでした^^;にほんブログ村
2016年07月06日
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隣のあたし1巻【電子書籍】[ 南波あつこ ]価格:432円【あらすじ】中3の仁菜が好きな人は、マンションの隣に住む1コ年上の京介。やさしくてカッコいい京ちゃんの彼女を夢みる仁菜は、ある日彼のキスシーンを目撃してしまい……!?せつない想いがあふれる青春ラブストーリー。【感想】★★★★☆(星4つ)意外な展開に驚いてしまう作品です。ヒーローが入れ替わるという特異な感じが大好き。お隣同士で兄妹のように育ってきた仁菜と京介。仁菜は京介が大好きで、いつか彼女になれると信じていました。しかし京介が高1、仁菜が中3になってから、ちょっとずつ関係に変化が出てきます。野球部のマネージャーの麻生と京介がキスしているのを目撃してしまった仁菜。動揺した仁菜は京介に告白し、京介は無理やり仁菜にキスしようとしますが、仁菜はそれを受け入れられませんでした。「お前のことそういうふうに見れない」と仁菜はフラれてしまい、いつしか麻生と京介は付き合うようになります。それでも仁菜は京介を諦められず、好きでいさせてと懇願します。しかし麻生には元カレの影がチラつきます。それに納得できないこともある仁菜ですが、京介が麻生を好きなら認めるしかないと切ない片思いを続けることにしたのです。そんなある日、同じクラスの三宅くんが仁菜を好きだと京介と麻生の前で宣言します。三宅くんはずーっと仁菜を思っていて、仁菜が京介を好きなことをもちろん知っていました。それでも仁菜がつらそうにしているのを見ていられず、自分を京介の代わりだと思ってもいいからと優しく接します。一度だけデートしようという約束で出かけた仁菜と三宅。楽しい時間にいつしか仁菜の方が三宅とこれきりにしたくないと感じます。ちょっとずつ三宅に惹かれていく仁菜。でもやっぱり京介への気持ちも残っているので、京介のことで傷つくと三宅が優しくしてくれます。とはいえいつまでも自分だけのものにならないので、三宅も焦ってしまうこともあります。それでも仁菜が笑ってくれるのが自分の幸せだと、受け入れてくれる三宅、なんていいヤツ……。しかし一緒に過ごす約束をしていたクリスマスの夜、京介が熱を出して倒れてしまいました。うわ言で仁菜の名前を呼ぶ京介に動揺した仁菜は、三宅ではなく京介と過ごすことを選んでしまいます。そのことに傷ついた三宅は、ついに仁菜に別れを告げます。そして麻生からの話を聞いてすべてを知った仁菜は、自分の本当の気持ちに気付きます。ずっと本当に好きだったのは逆だったのです。京介はずっと本気で仁菜を好きでしたが、仁菜の京介への好きは家族への好きと似た感情。仁菜は幼くてそれに気づいていないだけだったのです。そんな仁菜に本気でぶつかれなかった京介。そして仁菜は本当に三宅のことを好きになっていたということに気付きます。だけど幼かった自分が三宅にしてきた仕打ちを思うと、なかなか本心が言えませんでした。このまま卒業か、というときに京介の後押しもあって気持ちを伝えた仁菜。ついに二人は本当の恋人になったのでした。番外編の仁菜と三宅がかわいくてキュンときます。もう京介はすっかり影の人になってしまってましたけど。。【蛇足】最初は幼馴染モノだから、何だかんだ京介とくっつくんだろうなぁと思ってたのですが、なんと当て馬とくっついてしまいました!!!三宅くんなんて3巻の最後に登場したくらいの子なのに、京介のヘタレっぷりがあまりにもひどく、途中から三宅推しになったので嬉しかった笑きっと、こんな読者さんが多かったので、ラストを変えたのかもね!?あと序盤にさーっと麻生さんが京介を持っていきましたけど、仁菜が純粋すぎるがゆえに、麻生がひどくてそんな女に振り回される京介もダメすぎて。麻生の元彼の久米川も軽いんだけど、本意がまったく見えなくて。仁菜と三宅以外ダメダメじゃん! って憤ってしまいましたけど。でも、まぁこれがリアルってことなんじゃないかな、と自分の中で落しましたけど。京介みたいな男、いるよねー。麻生みたいな子も。久米川みたいなやつも。京介なんて超切ないですよね。ずっと好きな女の子がいるけど、その子はまだ恋愛がわかってなさそうだし、なんか見てられない同級生がいるから、そいつの支えになってあげてるうちに、本命の子が別の男に告られて、なんだか知らないうちに付き合い始めちゃって、そのことに動揺してるのが彼女にバレて別れたんだけど、本命の子はどんどん彼氏にのめりこんじゃって、近々やっちゃいそうって思ったら熱出して寝込んじゃって、それをいいことに彼氏との関係壊れちゃったみたいで、でも超落ち込んでるみたいだし、やっぱ俺の出番ねぇじゃん。さらに本命の子の恋愛を取り持ってあげたあげく、人生の大一番(=甲子園予選の決勝戦の自分の打席)の応援席でキスしやがって、お前らいい加減にしろよ、みたいなねw京介って甲子園狙っちゃうくらい野球うまくて、女の子からのモテモテなのに、ヘタレってところが……。いるよねぇ……って感じで。きっと仁菜への気持ちを持ちながら、麻生みたいな子と付き合っては別れを繰り返しそう。いい子なのになぁ。ちなみに作者の南波さんは野球が好きみたいですね。ちょっとした描写が野球好きな人にはたまらないですよ。京介がセンターで強肩で強打者でレーザービームとかね。イチローか。ヒーローと当て馬が見事に入れ替わる珍しい作品でした。アオハライドとかに納得できなかった人はぜひ読んでください!にほんブログ村
2016年07月05日
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どうせもう逃げられない(1)【電子書籍】[ 一井かずみ ]価格:432円2011年~2015年まで『プチコミック』で連載された一井かずみさんの作品。ちょっと前に1~3巻無料で読んだのですが、ふと先が気になって一気読みしました!【あらすじ】「OLになること」が夢のなほ。ついに内定確実の最終面談までこぎつけ、採用が決まるまでのつなぎとしてデザイン事務所で短期バイトをすることに。でもバイト先の代表・向坂には最低で最悪、という印象しか持てず、しかもなほはなにかと弄られてばかり。そんなある日、信頼していた就活仲間に裏切られ、面談をすっぽかすことになる。それでも「悪いのは自分」、と決して相手を責めないなほを向坂は優しく慰めて−−−? (公式より)【感想】★★★★☆(★4つ)まっすぐで芯が強いゆえに人に騙されてしまいやすい主人公のなほ。騙されては向坂に慰められ、ちょっとずつ強くなっていきます。一方、向坂は特定の彼女を作らずチャラく女性関係を持ちますが、なほには一切手を出しません。いや、キスだけはする。でもキスして気を持たせたのに、突き放す。それには理由がありました。向坂は好きだった兄嫁を乗せた車で事故にあい、兄嫁を死なせてしまった過去がありました。そのことに深く負い目を感じている彼は、誰にも心を開こうとしません。普段は軽くチャラチャラしている彼ですが、踏み込まれると固く扉を閉ざす感じですね。その扉を何度も何度も開こうとするなほ。何度も何度も告白して振られても想いつづけるなほに、いつしか向坂も癒されていきます。一方、向坂が代表を務めるデザイン会社の新鋭のデザイナー・余くんは、なほに惚れていて、こちらもずーっとなほを想いつづけています。一時は余となほがくっついて結婚までいくのではないか、という展開にもなりますが、やはり向坂への気持ちを止められないなほ。余くんも恐ろしいほどに、なほラブですが、終盤で人間らしい行動に出たので安心しました。全員が純粋だと疲れますからね(笑)。向坂の傷ついた心を癒したのは、結局は兄嫁と愛犬の幻(幽霊?)だったというオチなのですが、(そこにたどり着かせたのはなほですが)この作品では、このオチでよかったなぁと思います。トラウマを克服してからの向坂の、なほラブっぷりには驚いてしまいますね。むしろ、このデレっぷりを見るために最終巻まで待っていた、と言えるくらい。ここまで愛されてみたいもんだわ。と、思いました。ちなみに向坂さんがなぜ兄嫁のちはるをあんなに愛していたのかがよくわからない。。ちはるさんって聡明で強くて……って設定だから、向坂が自分に好意を持ってたことをわかってただろうし、それなのに義弟の部屋に行ったりするあたりが、なんかね。仕事のために上司と寝て傷ついたのを義弟に癒してもらうとかね、なんかね。向坂がそこまで引きずる相手だったのかな、なんて。なほもあまりにもアホで、どうなのよ、と感じていましたが、デザイン会社の皆さんが彼女のよさを引き出していて素晴らしいと感じました。適材適所だよなぁ、と。でも事務所の床で寝ちゃったりとかは無防備すぎるだろう。個人事務所みたいな職場ではアリなのか!?と余計なことを感じてしまいました。にほんブログ村
2016年06月27日
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青Ao-Natsu夏1巻【電子書籍】[ 南波あつこ ]価格:432円完結してるかと思って一気買いしたら、なんと作者の南波あつこさんが産休で休載中だそうです。早く続きが読みたい……!!『別冊フレンド』掲載の作品です。年明けには連載再開になるかなぁ。。【あらすじ】東京で合コン祭りのはずが、夏休みを田舎で過ごすことになった理緒。そこで出会ったのは、硬派だけど少しイジワルな男の子で──!?蝉の声と川のせせらぎの中、青春よりもっと青くて熱い、夏空みたいな恋、はじまる!! 【感想】東京に住む女の子と、田舎に住む男の子の恋愛ストーリーです。夏休みだけ母親の実家のある村で過ごすこととなった理緒が、吟蔵と出会い、やがて好きになる……という展開。くっつきそうだけど、夏休み限定ってところで二の足を踏んでしまい、なかなか先に進まない二人。酒屋の一人息子の吟蔵は跡継ぎになることが運命づけられていて、村から出ることは考えられない(考えてはいけない)。幼馴染の万里香も同じく雑貨屋の一人娘のため、村の中では吟蔵の“未来の嫁”と認識されています。この万里香が村のマドンナ的存在で、巨乳で美人さん。今後、万里香が二人の仲を邪魔しそうですね。吟蔵はデザインに興味があり、実家の酒屋のショップカードを手作りしたりしています。理緒の母親がデザイナーということで、その仕事に興味がある様子の吟蔵。しかし彼は村を出ることは考えてはいけないと思っています。理緒は早々に吟蔵に告白してフラれてしまいます。しかし東京から理緒の友達が遊びにきたときに、理緒に好意を持つ菅野くんも一緒に来たことが、吟蔵の嫉妬心を駆り立てることに……。「おまえ、俺のこと好きなんじゃねーのかよ」なんてセリフまで吐いちゃって。理緒は素直なので「好きだよ」と答えます。この理緒の性格が、この作品を素敵にしてるんですよね。都会育ちなのに自然が大好きで、おばあちゃんを大切にしていて、とても素直で自分の気持ちにウソをつかずに行動できる子。嫌味がなくてかわいらしいんです。田舎の子よりも田舎の子って感じで(笑)。吟蔵も惚れてしまうわけです。二人は花火大会へ行っていい感じになり、(邪魔がいっぱいはいるけど)吟蔵は「一緒にいろよ」と告白らしきことをします。晴れて付き合うことになった(?)二人。吟蔵がとても受身な性格なのが、この作品のイラつきポイントなのですが、村を出られない運命を背負って、嫁もなんとなく決まっていて……という彼だからこそなんでしょうね。それが、たとえ期間限定でも理緒と付き合うことにしたことは彼にとって大きな意味を持つのかもしれません。これから吟蔵は家を継がずにデザインの学校へ進学するのか、はたまた理緒が村にくることになるのか。。。続きが……早く読みたいです……。にほんブログ村
2016年06月22日
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360°マテリアル 1【電子書籍】[ 南塔子 ]価格:400円『別冊マーガレット』で2010年~2012年に連載されていた南塔子さんの作品。【あらすじ】ちょっと変わったクラスメイトの滝くんと、ごく普通の女子高生の美桜。飛行機雲をきっかけに仲良くなった二人は、やがて付き合うことに。しかし滝くんの幼馴染の女の子や、元カノが登場して美桜の心を揺さぶります。でも美桜はまっすぐに滝くんを想い、滝くんもちょっと天然ながらも美桜との関係をゆっくりペースで育んでいきます。しかし、美桜の男友達でモテまくりの丸井くんが美桜への気持ちを自覚し、滝くんにも宣戦布告。ついには美桜へも告白してしまいます。丸井は美桜にこれでもかと揺さぶりをかけ、美桜もちょっと傾きかけてしまいます。そんな様子に勘付いた滝くんは自ら身を引き、美桜へ別れを告げます。二人が別れたことで、本格的にイケイケモードの丸井。果たしてこの三角関係はどのような結末を迎えるのか……!?【感想】★★★☆☆(星3つ)ゆるふわ~な雰囲気の作品ですね。登場人物でがっついてるのは丸井だけ!?でもこの作品、滝くんより丸井とくっついて欲しい読者が多かったみたいですね。確かに滝くん、ワンテンポずれていて女心はわかってないし、彼氏としては疲れるかもね笑。そして滝くんの性格のせいなのか、心情の描写が少ないんです。美桜や丸井の気持ちはわかるんだけど、滝くんだけとても少ない気がします。だからなんで滝くんが美桜を好きになったのか、元カノをどのように好きだったのか、丸井くんに美桜を奪われそうになってどうしちゃったのか、がまったくわからない。だからこそ、丸井くんの人気が出ちゃったんでしょうね。IQ高めの子って滝くんみたいなタイプが多いですよね。好きなことが目の前にあると、周りが見えなくなったり、ケータイのメールとかに左右されずに生活していたり。でもちゃんと丸井くんに嫉妬したり、競争しちゃったり、敵わないと凹んだりするんです。ただ周りにはわかりにくいよね。美桜の気持ちが丸井に傾いていると気付いた滝くんは、何も言わずに美桜をガン無視。これはひどいっ。でも美桜の健気な態度が、やっぱり滝くんが好きなんだと安心できました。そして滝くんのお姉ちゃん、グッジョブ笑!滝くんに「自分が傷つくのが怖かったんでしょ」と痛いところを突きます。読者もここで「そーだったのね!!」と思ったんじゃないでしょうか。この言葉が出てくるまで、「滝くんひどい、なんなの、美桜かわいそう」だけのストーリーでしたよね。自分のモヤモヤした気持ちに答えが出た滝くんは、美桜の元へ行き、ついに二人はやり直すことになりました。私は滝くんとくっついてくれてよかったなぁと思います。いろんな結末の作品がありますけど、少女マンガに限っては、主人公に意志を貫いてほしいんです。作品の流れで、別の男性とくっつく結末もあるんだけど、やっぱりおばちゃんとしては夢見たいのよね(猛爆)。初恋実らせてほしいなぁ~って。美桜もちょっとは丸井にひかれたかもしれないけど、本当にそばにいたいのは滝くんだ、という気持ちが揺らがないのがよかった。クジラのチャームも見つかってよかった。ほんわかしたいときにはオススメです。8巻と読みやすいですしね。ただし7~8巻で急展開しますので、6巻までなんだったんだ、と感じてしまったのは事実かな。にほんブログ村
2016年06月20日
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True Love(1)【電子書籍】[ 杉山美和子 ]価格:432円【あらすじ】両親の離婚で離れ離れになった兄・弓弦と妹・愛依。妹の事を想い続けていた弓弦は9年ぶりに愛依に再会し、可愛らしく成長した妹に恋心を抑えきれません。一方、兄とわかっていても弓弦にときめく愛依……。愛依の高校進学と同時に、両親が復縁することとなり、家族としての生活が再び始まります。弓弦と愛依は家族でありながら、お互いの気持ちを抑えられずこっそり付き合い始めます。【感想】★★☆☆☆(星2つ)禁断の兄妹愛ストーリです。とても苦手な設定ですが、絵がきれいなのでついつい買ってしまいました。妹を愛しながら、一度は気持ちを封じようと違う女性と付き合った弓弦ですが、それがお互いの気持ちを確認しあうきっかけとなってしまい、親にも友達にも隠れて付き合うことにした二人。学校の人に絶対に会わない場所でデートしたり、友人を交えて旅行へ行ったりしますが、二人の関係は友人たちにうすうす気付かれてしまいます。そして弓弦を好きだったナナヨが、ある写真を弓弦たちの母親に見せて関係をバラします。その場は弓弦の友人・朝比奈先輩が愛依と付き合ってることにして、二人をかばいますが、母親の疑いがすべて晴れたわけではありませんでした。さらに、弓弦と愛依の父親が事故で亡くなったことをきっかけに、母親は弓弦と愛依を別れさせるために、愛依を連れて実家の長野へ帰ることにしました。弓弦はこれをきっかけにアメリカへ留学することとなります。そして1年後。弓弦はアメリカの大学の研究室に入り、愛依は長野で受験生となります。ある日、大学の教授から手紙を渡された弓弦。それは亡き父が友人である教授に託したものでした。そこにはなんと、弓弦の出生の秘密が書かれていました。実は弓弦は父の親友の子供であること。親友が事故で亡くなったので、弓弦を引き取って自分の子として育てたこと。そのことを母親も知らないこと。これを読んだ弓弦は日本へ帰国し、母に伝え、愛依に会いに行きます。そして「どこへも行くな」でハッピーエンド。最終巻には番外編も描かれていました。二人が正式に付き合うことになったものの、母のことを考えて愛依をアメリカへ連れていけない弓弦。日本とアメリカの超遠恋から夫婦になるまでのお話です。兄や弟がいる私にとっては、兄弟モノは受け入れられないんですが、最後は血のつながりがないとわかってよかったよかった、という感じです(笑)。幼少期の二人はとんでもなく可愛いのですが、再会してからの兄の超シスコンっぷりは、現実にいたら超キモイなぁと感じざるを得ません(猛爆)。いや、イケメンで頭もよくて、さらに数年のブランクというスパイスがあれば、兄弟でもトキメクものなのかなぁ………。弓弦の本当の両親は実の兄妹だったようですね。そのエピソードいらなかったんじゃないかなぁと思ってしまいました。でもやっぱり因果をもたせることが必要だったのかなぁ。純粋な気持ちに感動しちゃう作品のはずですが、現実の兄や弟にぞんざいに扱われた私のような人間は、どうしても嫌悪感を抱いてしまう禁断の兄妹モノなので、評価が低くて申し訳ありません。絵はキレイだし、弓弦はかっこいいし、愛依もかわいくて素敵でした。この作者さんの、違う作品を読んでみたいです~。にほんブログ村
2016年06月14日
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煩悩パズル(5)【電子書籍】[ 川上ちひろ ]価格:432円4巻はこちら3巻はこちら1~2巻はこちら【あらすじ】煩悩パズル史上最大の急展開に次ぐ急展開!2年生への進級を前に絆を深める立獅と紬。一方、龍弥に未練があるるなは、せふれ関係を続けていて…。「どんな時でも俺は… 後になって後悔しねーような選択をしたいだけ」 by立獅「“立獅不足”ってこんなしんどい症状なんだって思い知った」 by紬「いつか、彼女に戻れる日も近いんじゃないかって…」 byるな「俺には関係ないから もう電話かけてこないで」 by龍弥そんなある日、真大のバイト先のカラオケ店で、れいぷ事件が!なんとその被害者は…!? (公式より)立獅のおばあちゃんの家に遊びに行った立獅と紬。いとこの女の子とひと波乱あるかと思いきや、平和な時間が流れていましたね。おばあちゃんも立獅の刹那的な生き方を心配していましたが、紬がいれば大丈夫だと安心したようです。ずっと一緒にいようと迫る立獅に、先のことはわからないと現実的な答えをする紬。お互い見ている先が違うような、ちぐはぐさがありますが、好きな気持ちは同じくらいで必要としているようですね。一方、るなちゃんは体だけの関係を龍弥と続けていて……。カラオケボックスでいたしている現場を真大に見られてしまい、呆れられます。龍弥は早々に部屋から出て帰ってしまいますが、いたしている場面に気づいていた男集団に部屋に押しかけられ、るなちゃんがれいぷされそうになってしまいます。助けにいった真大も巻き込まれてしまいます。たまたまクラスの懇親会でカラオケに来ていた立獅と紬がそれに気づき、立獅が男たちをボコボコにしますが、るなは警察に言わないでほしいと懇願します。一方、龍弥は義母との関係がうまくいっていないようで、様子がおかしくなっています。それに気づいた真大が龍弥の部屋に行くことになり……。そして立獅はクラスの地味な女の子に好かれ、唇を奪われてショックを受けてしまいます(笑)。【感想】次々と事件が起きるので、いったい何を描きたいのかよくわからなくなってきました(笑)。まだ5巻ですから、これから伏線を拾っていくんでしょうけどね。とりあえず、龍弥の抱える闇が明らかになり、少しでも更生してほしいなぁと思います。そして立獅と紬の安定カップル?に突如飛び込んできた地味子ちゃんが、どんな働きをするのか気になります。立獅と紬ってキュンとするカップルじゃないんだけど、お似合いだなと思います。お互いが暴走するんだけど、どっちかは冷静で抑えあうみたいな。龍弥と真大が近づくんでしょうかね。るなちゃんは早く目を覚まして~笑!!にほんブログ村
2016年05月31日
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未成年だけどコドモじゃない(5)【電子書籍】[ 水波風南 ]価格:432円1~4巻はこちら水波さん、ご出産されていたんですね~!だから休載だったんですね。おめでとうございます!【あらすじ】尚先輩の最後の公式戦を、二度寝をして見に行けなかった香琳。ショックすぎて部屋に閉じこもる香琳のために、尚先輩は部内で引退試合を設定します。これが本当の最後の試合、ということで。ゴールを決めたあとに香琳に合図を送るとか、ラブラブです。そしてついに尚先輩が卒業。みんなに結婚のことを公にできると喜んでいたのに、さらに2年は秘密にしてほしいと言われて香琳はご立腹。でも約束の第二ボタンは香琳にくれて、ラブラブに。ここまできて、まだ尚は香琳に手を出していません。手をつないで眠るだけ。香琳を大事にしているんですね。そして、香琳のパパの計らいでハワイへハネムーンに行くことになった二人。ハワイで尚の元カノ・沙綾に出会います。初夜は香琳が船酔いしてしまったため一緒に眠るだけとなったのですが、我慢して一睡もできなかった尚は朝寝坊してしまいます。香琳は一人で朝食へいき、レストランで一緒になった沙綾にまだ初夜を迎えられていないことを相談します。すると沙綾は香琳に尚の好みの女性について教え、鵜呑みにした香琳は言われた通りの服装、髪型、香水を準備して夜を迎えます。変身した香琳を見た尚は動揺。だってその姿は沙綾そのものだったのですから。尚に拒絶された香琳は部屋を飛び出して行方不明になってしまいます。沙綾にすべてを知らされた尚は、香琳を探し出します。しかし香琳は沙綾にだまされて美容院で髪を短くカットされてしまっていたのでした。「尚先輩の好みの髪型じゃなくなったからもう嫌われる」と泣く香琳に、「俺の好み過ぎてヤバい」と照れながら告げ、二人は仲直り。そしてついに初夜を迎えます。帰国した二人は別々だった寝室も一つにして、香琳の高校卒業を待って正式な結婚式を挙げます。そして子宝にも恵まれて幸せに暮らす様子が描かれていました。【感想】★★☆☆☆(星2つ)実はこれを読んだ後に、「レンアイ至上主義」を読んだので、同じ作者の作品かと目を疑ってしまいました。なんせエロだらけの「レンアイ~」でしたので、本作は純愛つらぬいてよかったです。この作品は4巻で完結っぽくは終わりましたが、連載開始と聞いて、続きを楽しみにしていました。なので、まさか5巻で終わってしまうとは驚きです。まぁ、もうラブラブの二人ですから……。同じような話が続いても飽きますし妥当かな。そして5巻の尚先輩は最初からは信じられないくらい、香琳ラブですね。5巻ではまったく揺るがないので安心しました。これまでの水波さんの作品だったら、沙綾がもっとひどいことをしそうですが、今回はただのからかい程度で済んでよかったです。薬飲ませて尚先輩とやっちゃったりしたらどうしようかと思いました(猛爆。そしてお金持ちのお嬢様が、最終的には住宅ローンを組んで一般的な家庭を築いているのもよかったですね。二人ともラブラブでしたし。……そういえばリンリンとかいましたけど、その影すら感じませんでしたねぇ。にほんブログ村
2016年05月31日
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レンアイ至上主義(1)【電子書籍】[ 水波風南 ]価格:432円【あらすじ】夏休み最後の合コンに賭ける世莉。そこには初恋の相手・碧樹の姿が…!!空手仲間だった2人。でも世莉が初勝利してから無視されて、それが辛くて世莉は空手をやめたのです。碧樹のせいで、合コンに失敗した世莉は!? 【感想】★☆☆☆☆(星1つ)こんな漫画が流行した時代もあったんだよなぁ……と思いながら読みました。なんていうか……一昔前の昼ドラとか、サスペンスみたいなノリです。れいぷだの媚薬だのが登場して、人が信じられない裏切りばかり繰り返します。そして過激なシーンが多すぎて、もはや少女マンガではないですね。AVみてるような感じでした。。ヒロインの世莉がとにかくひどい目にあい続けます。まずは碧樹を好きな生物教師の策略で、宙にれいぷされそうになり、しかもその最中の写真を校内にばらまかれるという事件。生物教師は碧樹にも宙にも薬を盛ってましたね……ガクガクブルブルさらに宙グルーピーの反感を買って、学校の男子にもれいぷされそうになったり。碧樹の道場の後輩に惚れられて山で遭難したり。碧樹のいる理数科に編入するために、エロエロな勉強法を取り入れて見事編入試験に合格。理数科にいる理事長の息子・鷹来に辱めをうける。嫌なのに感じてしまう世莉。鷹来くん、すごいテクニシャン笑彼氏持ちの女に手をだし、自分なしにいられないカラダにさせてから捨てるというのが鷹来くんの趣味らしい。。鷹来から離れるために、世莉と碧樹は別れたりして、なんとか鷹来のターゲットから外れた世莉ですが、今度は鷹来が世莉に惚れちゃいました。臨時教師としてやってきた教師に危害を加えられる世莉と碧樹。教師は鷹来親子に恨みを持っていたのでしたが、なぜか二人も巻き込まれてしまったのでした。また媚薬が登場して碧樹が見ている前で鷹来と世莉がさせられてしまったり……。とにかくAVかよ、って突っ込みたくなる内容でした。コレが高校生の日常かと勘違いしちゃダメよ、青少年の皆さん!結末としては、臨時教師が鷹来グループを倒産に追い込み、世莉と碧樹は受験に成功し、大学を卒業したら結婚→双子に恵まれる、というお話でした。キュンとかなくて、とにかくエロいだけでした。しかも(私的に)まったくドキドキしないエロでした。もう再読はないでしょう。水波さんがこの作品を経て、「今日恋」とかにいってくれてよかった。。時代のせいなのかもしれませんけど、あまりにもエロばっかりで、どこが「レンアイ」なのかわかりませんでしたね。。主人公カップルの魅力もいまいちわからなかったし。 そして学校のあちこちでやりすぎ。しかも少女マンガなのに液体とかいらない(笑)!空手の道場でやるとかもなし。せめて更衣室とかにしようよー。ま、漫画だし。ってことにしときますか。鷹来くんのテクがすごく気になります笑。にほんブログ村
2016年05月31日
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「彼」first love(1)【電子書籍】[ 宮坂香帆 ]価格:432円宮坂香帆さんの作品。「僕たちは知ってしまった」の感想はこちら。「あかいいと」の感想はこちら→1~3巻、4~8巻※最終巻はそのうち書きます(^_^;)【あらすじ】苦手な男子に接しなくてすむから女子校に進学した花梨だったが、通学バスの中で桐矢と最悪の出会いを果たしてしまう。何故か合コン、さらに一気飲みでつぶれて気がつくと彼の部屋に…!?甘くせつない初恋の行方は!? 【感想】★★☆☆☆(星2つ)・主人公が地味、恋愛に免疫なし、でも実は超かわいいのに自覚なし・イケメンでチャラい男の子が主人公にぞっこん・学校の友人は表面上だけの付き合い→その後、意地悪される・みんなから嫌われていた子と親友になる・主人公の家庭に問題あり・主人公の彼氏の家庭にも問題あり・主人公は純粋でまっすぐに彼を想う少女マンガの鉄板設定がてんこ盛りの作品です。中学生くらいだったら夢中になって読んで憧れたでしょうね。恋愛における小さな山が次々と起こっていきますが、最終的にハッピーエンドを迎えます。最悪の出会いで始まった花梨と桐矢。合コンで花梨が酔いつぶれてしまい、桐矢の部屋まで連れて帰りますが、翌朝、髪をおろしてメガネを外した花梨のかわいさに桐矢は惚れてしまいます。それから友人に気兼ねしたり、紆余曲折ありますが、なんとか二人は恋人に。そしてしばらくテーマは「Hしたい彼氏とHが怖い彼女」になり、すれ違いまくります。さらに両親の反対にあったり、花梨にちょっかい出す男性が現れたり……。いつまでもカラダを許さない花梨や、周囲の声に苛立った桐矢は合コンに行って女の子をお持ち帰り。キスしてやっちゃおうか、ってところで正気に戻って花梨の元へ。このことは花梨には秘密にすることにします。↑ここ、この作品の唯一の鬱展開です。ついに結ばれた花梨と桐矢ですが、今度は将来の夢についての問題が出てきます。カメラマンになりたい桐矢。だけど大企業のご子息である彼は周囲から猛反対にあいます。母親は倒れ、父も病気と知り、夢を諦めて会社を継ぐ決心をする桐矢。でもどうしても夢を諦めきれず応募した写真コンテストに入賞します。優勝したわけではないからと、夢を諦めようとする桐矢ですが、花梨の後押しや父が写真を認めてくれて、夢を追うことになります。そして桐矢は花梨にプロポーズ。高校卒業したら結婚しようと。そして本当に結婚してハッピーエンドでした。【蛇足】実は、タイトルが「初恋」なので、バッドエンドなんじゃないかと期待していまった……。薄汚れたおばちゃんになっちゃったわ笑まったくバッドな要素はなく、胃が痛くなるような鬱展開は1度だけですし、安心して二人のイチャイチャぶりを楽しんで読めました。でもね、ハッピーエンドなんだけど、「え!? これで結婚しちゃって大丈夫!?」と現実的な突っ込みをしたくなるような終わり方でした。なんだか、家庭のこととか、二人の話し合いとかしっかりできてないで結婚しちゃったような気がして。いや、そんな現実的な視点いりませんよね。初恋を実らせることができてよかった、んですよね。花梨ちゃんが芯が強くて、言いたいことをハッキリと言い、悪いと思ったらすぐに謝る素直な性格がいいなぁと感じました。モデルのくだりとかはちょっといらないかな……と思いましたけどねぇ。そんなにかわいい子なら、メガネお下げでもかわいいはずなんですもん。あと気になったのは「彼女の部屋にあがりこんでH」って、どんだけスリルあんだよと笑このシチュエーションが数回あって、なんども場所の確認してしまいましたよ。ちなみに我が家でそれやったら、すぐにバレます。息子が彼女連れ込んだら、どんな顔してればいいのかなぁ、と余計なことで考え込みましたwなんか、いまいちな感想を書きましたけど、もう一度恋愛したいなぁ、って思いましたね。縁がある男の子って、一度会うと何度も偶然会ったりするじゃないですか。あれを初期の花梨と桐矢を見ていて思い出しました。にほんブログ村
2016年05月23日
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愛だけ くれない(1)【電子書籍】[ 刑部真芯 ]価格:432円『モバフラ』で0214年から連載されていた刑部ワールド全開の作品です。全3巻ながら、どっと疲れます笑【あらすじ】貪るように彼は私を抱く。姉さんが来た日の夜はいつもそう。でも、たとえ身代わりでも、触れてもらえたら嬉しいの…! もともと姉の見合い相手だった柾(まさき)先輩と結婚した、JKの水穂。王子様みたいで、ずっと憧れていた彼は、最初から姉さんしか見ていなくて…? 笑われてもいい、それでも傍にいたい。偽りの結婚ラブ、スタート!!【感想】★★★☆☆(星3つ)中学生の水穂は通学中の駅で転んでしまったときに助けてくれた柾に一目惚れ。しかし柾は水穂の姉に恋していて、自らの力を利用してお見合いまで申し込んだほどです。姉はお見合いを断り、困った叔父は水穂にお見合いをさせることにします。そして二人は結婚することとなり、高校生ながら同居することに。。学校では同じ苗字になるので「兄妹」ということにして通います。姉の代わりとわかっていながら抱かれる水穂。しかも姉と柾の「あなたの妹でなければ誰が……」という会話まで聞いてしまったり、姉の結婚式の夜、わざわざ姉夫婦の泊まるホテルの部屋の隣を予約して、あてつけのように激しく抱かれたり……。柾のドSっぷりはなかなかです。でも水穂に他の男性の影がちらつくと激しく嫉妬して、水穂の意識が飛ぶほど激しく抱きます。どうみても水穂を愛してるのですが、愛情表現がまったくできてない柾。そして鈍感な水穂も「どうせ私は身代わり」という思いで抱かれ続けます。そして水穂が中学時代から仲良くしていた真砂と再会し、毎日、図書館で一緒に勉強するようになります。そのことにも激しく嫉妬して水穂の具合が悪くなるほど激しく抱いてしまう柾。真砂も水穂を愛しているので、溜まらずキスしてしまいます。動揺する水穂ですが、友人でいることを望みます。しかしある日、実は真砂と柾が兄弟であることが発覚します。怒り震える柾は、真砂の目の前で水穂を抱きます。そして水穂に真砂を誘うように命令し、水穂も従ってしまい……。なんと兄弟、夫婦のさんぴーです(-_-;)理性を抑えきれなかった真砂は追い詰められ、水穂を兄から救い出さなければと、水穂を監禁します。「俺の子を孕んでくれ」と夜な夜な抱きますが、水穂はシュミーズ1枚で真砂の部屋から逃げ出し柾の元へ戻ります。でも見つかって連れ戻され……。親の妨害もあってあわや水穂と柾は別れるのかと思いきや、柾はすべてを捨てて水穂と一緒になることを選びます。そして二人は柾が二十歳になるのを待って結婚することを約束。しかしまたしても柾の許嫁が現れ、水穂に柾を返してと迫られます。柾が親の会社を継がないのは、社会的にも不利益だとかで水穂を追い詰めます。やっぱり柾は自分と一緒にならないほうがいいのではないか、というときに水穂の妊娠が発覚。でも柾には知らせず、柾からの最後の贈り物だと思って一人で育てることをひっそりと決意。柾の親友の影王には相談していたのですが、その様子を柾は浮気だと勘違いして激怒します。たまらず影王がばらし、柾は水穂を離さないと誓い、実家にも戻ってハッピーエンドでした。番外編に柾と水穂の子供のお話が掲載されています。そのお相手がなんと……。刑部さんらしい結末でした!!刑部さんの作品は独特ですが、病みつきです。たまに絵のアンバランスさやありえない態勢に不安になったりしますが、それが非現実的な世界のスパイスになっているというか。作者の趣味が人形コレクションということで、人形の世界なんだな、と思うとしっくりきますけどね。しかし愛情表現が下手すぎて激しく抱くことだけでしか表せないってのが、ドSすぎて大好物ですね。そして刑部さんの作品に出てくるヒロインがみんな自信のない女の子なのに、いいカラダでモテモテっていうのも、たまりまへんな。そして刑部さんの作品の男の子、みんな高校生とは思えないほど大人です。こんな高校生に出会ってみたい! 意識飛ばされてみたい!(猛爆)たまに刑部ワールドに入り込むと萌えますねwにほんブログ村
2016年05月18日
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センセイ君主 1【電子書籍】[ 幸田もも子 ]価格:400円別マで連載中の本作。前回の『ヒロイン失格』の当て馬だった弘光くんのお兄ちゃんのお話です。【あらすじ】告白7連敗中の佐丸あゆはが出会ったのは、超イケメンだけどメチャ横暴なヒネクレ教師!!でも(超微妙に)優しい所もあったりして、あゆはの心はグングン恋愛モードに突入。難攻不落の弘光先生相手に、あゆはの恋は実るのか!?【感想】『ヒロイン失格』(感想はこちら)が衝撃的過ぎて(笑)。割と今回もはちゃめちゃなヒロインなんですけど、前作のはとりに比べるとよくいる自己評価の低い女の子って感じですね、あゆはちゃん。彼氏が欲しくて告白7連敗ってのはすごいけど、高校生くらいの女子ってけっこうガッツがある子は何度も果敢に告白しますよね(笑)。しかし恋に恋していたタイプのあゆはが、ついに本気の恋をします。それが数学担当の弘光センセイ。最初は毒舌な弘光先生が苦手だったあゆはも、時折優しさを見せる先生に陥落。絶対に振り向かせると息巻きますが、元カノらしき美人な先生を前に凹んだり、告白前にふられちゃったりもしますが、直球勝負なあゆはの行動に、いつしか先生もあゆはに心が傾いていきます。「付き合っちゃう?」という先生からの告白を聞き逃してしまい、その当てつけに弘光先生はお見合いしちゃったりしますが、無事にあゆはは告白してもらい付き合うこととなります。とはいえ先生と生徒なので、周囲から隠れて付き合いますし、簡単に手を出すこともできません。とはいえあゆははイケイケなので、いつでも先生に手を出される気満々なのがかわいいです。そしてたまに見せる弘光先生の照れた顔や、甘い言葉にキュンとします。弘光先生が過去に好きだった幼馴染の秋香が登場したり、あゆはを密かに思う虎竹が弘光先生に宣戦したりと、それなりにピンチが続出しますが、今のところあゆはは先生が大好きで、先生も感情表現は少ないけど、あゆはが好きな感じがにじみ出ていていい感じにほっこりできますね。たまにしかないラブシーンと、お笑い入ってるストーリー展開のバランスが素晴らしいです。そして、お笑い担当はあゆはのみなのもヒロインっぽくなくて笑えますね。弘光先生はいつもかっこいいですから。続きも楽しみしています♪(いつもながら紙と電子の発売に差があるのが悲しいなぁ)にほんブログ村
2016年05月16日
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恋したがりのブルー(1)【電子書籍】[ 藤原よしこ ]価格:432円『Cheese!』で2007年から2009年に連載されていた作品。極上の切なさです。たまらなかった。。。【あらすじ】「オレの彼女になってくれないか」高校の入学式の朝、出会ったばかりの男の子・陸(りく)に頼まれた蒼(あお)。でも、それはフリだけのウソの彼女になってくれってイミだった。突然の出来事にビックリした蒼だけど、陸の本心を知り、ウソの彼女を引き受けることにして…? 【感想】★★★★★(星5つ)切ない。。。。ドはまりしてしまいました。優しさと切なさであふれる、これぞ少女マンガという内容です。『Cheese!』では異色だったんじゃないかな、連載中は。。おばちゃん年代にはドストライクだと思います。超オススメ!陸に嘘の彼女になってほしいと頼まれた蒼。陸と一緒に過ごすうちに嘘の彼女を頼んだ理由が明らかになり、人のいい蒼は引き受けてしまいます。陸が親友の彼女を好きだと親友に誤解を与えてしまったことで、その親友カップルが別れてしまったのです。その誤解を解くために、蒼に嘘の彼女になってもらうことにしたのです。子供っぽくてバカばかりするけれど、誰からも好かれる陸に次第に惹かれていく蒼。一方、陸も明るくて人のいい蒼との時間をかけがいのないものと感じるようになります。ある日、陸が誤解を与えてしまったのは、陸の親友の海と空のカップルだったことがわかります。空は蒼とクラスメイトで蒼の友達でした。そこから中学時代の仲間だった陸、海、空の三人の時間が再び流れ始めます。陸は海と空を復活させるために動きますが、本当は陸は空を好きだと知る蒼。でも陸は蒼と一緒にいるうちに、蒼を本当の彼女にしたいと思い、告白します。その返事をする前に、陸がバイクで事故ってしまい、事故をきっかけに実は空が陸を好きだということを知ってしまいます。蒼は陸を空の元へ行かせ、陸と空は付き合い始めます。フラれた者同士の海と蒼は仮の恋人となることとなります。そしていつしか海は蒼に本気になり、告白をします。蒼も陸と空を見るのがつらくなり、二人は本当の恋人として付き合うこととなりました。一方、熱を出した陸がうわ言で蒼を呼び、蒼と間違えて空にキスしてしまいます。陸が好きなのは蒼であることを確信してしまった空は、蒼と陸が近づかないように画策します。でも、空ちゃん、ちょっとイヤな女になるのかと思いきや、本当の気持ちを蒼に伝えるのです。蒼も「空ちゃんは陸を好きなだけ」と泣いてしまいます。蒼ってば、本当にいい子で堪らなくなっちゃう。でも陸も蒼も実は両想いだから、ふいに二人きりになったコピー室で昔のようにしゃべって目があったら、陸にキスされちゃいます。お互いの恋心やら罪悪感やらでぐちゃぐちゃになる二人。でも結局、海も空も二人の手を放すのでした。もうどうしようもないと気付いた、というか、大人になったというか……。晴れて本当の恋人になった陸と蒼。陸の告白もよかったです。「チューもHもする。本当の彼女になってくれないか」最初は「チューとかHとか絶対しないから」でしたからね。最終巻の表紙が……恋したがりのブルー(6)【電子書籍】[ 藤原よしこ ]価格:432円ファァァァー!!!すべてを物語っていますね。最後は、作品の中では大学生になった4人が久しぶりに集まり、それぞれの道を歩んでいる描写でした。陸と蒼は付き合ってるのかな? 一緒に住んでるのかな?ハッキリとした描き方ではなかったのですが、表紙見たらもう、アナタ!これぞ読者の望んでいた二人ですもんね。はぁ、何度読み返してもいいわ。切なくキュンとします。【蛇足】つっても陸も蒼も本心を言ってしまえばいいじゃん!!…とイライラする人も多いかもしれません。でもこの四角関係ってすごくリアルですよね。特に学生時代って、友達に気を遣って好きな人に気持ちを言えない、ってあったんじゃないかな。陸の能天気っぷりにも腹が立つ人も多いかもしれません。でも単純な男の子はかわいいですよ。海くんの闇はすごいけど笑彼はアイドルなのに恋には恵まれませんね。幸せになってほしいです。案外タコちゃんみたいな子がいいのかもよ。中学時代の恋と、ちょっと大人になってからの恋って違うよね、と陸を見ていて感じました。特に男の子かな。空の外見とかのかわいさに惹かれた中学時代の陸、高校生になって、蒼と一緒にいて楽しい、ずっと一緒にいたい、触りたい……という気持ちが芽生えたみたい。それが本当の恋ですよね。蒼にはチューしちゃうし、ベタベタしたのに、空には一切できなかった陸。素の自分が出せる相手が一番よね。そして蒼のいい子っぷりが、切なさに拍車をかけるのです。人のためにたくさん泣けて、人も自分も責めない。彼女の愛情を見習って過ごしていきたいなぁ。最強のヒロインです!にほんブログ村
2016年05月10日
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ヒミツのアイちゃん(1)【電子書籍】[ 花緒莉 ]価格:432円【あらすじ】うちの高校のバスケ部の人気を二分してるのが、この俺(おれ)・玲欧と男子顔負けのアイちゃんこと愛子(あいこ)(♀)。でも、ラブレターの数もバスケの腕も俺が圧勝なわけ。そんなある日、男バスの連中に誘われていったメイドカフェで、サイコーに可愛いメイドの舞(まい)サンに一目ボレ!! ところがカノジョは、あの愛子だった――!?!?!? (公式より引用)【感想】★★★☆☆(星3つ)設定がとても面白い。なんせ愛子がかわいい。玲欧がかっこいい。二人がくっつくまで~つきあいたてはキュンとしながら読みました。が、途中からはダラダラ感が否めないかな……。『Cheese!』らしくて甘々な雰囲気がたまらないんだけど、玲欧の元カノが登場したり、メイドカフェのライバル店との争いなど、面白いんだけど、一気に読むにはつらい内容かもしれません。長期連載だけど、起伏が特にないので、暇なときにちょっとずつ読むのをオススメ!さて、いきなりマイナスな感想を書きましたけど、キャラ設定とか絵は大好物です。男勝りな愛子が、ピンチヒッターとして変装してメイドカフェで働くのですが、お店にきた玲欧がメイド姿の愛子に一目ぼれ。デートして付き合うことになりますが、玲欧にどんどん惹かれてしまい、たまらず愛子であることを暴露します。しかし玲欧は最初から気付いていて、しかも愛子をずっと好きだったと告白。晴れて二人は付き合うこととなりますが、照れ屋の愛子のために、「メイドカフェで働く舞」として付き合うことになります。二人で会うときは愛子はいつも変装します。いつか愛子の覚悟が決まるまではそれでいい、と優しい玲欧。愛子と玲欧が甘々な空気になって、イチャイチャするのがたまらないです。玲欧が愛子にベタ惚れなので、ライバルが登場しても、元カノが登場しても、愛子が意地を張っても安心して読めるのです。逆に言うと、あんまりハラハラはないです。最終的に卒業間近にみんなにメイドの舞は愛子だとばらして、卒業後、二人は同棲を始める、という甘々たっぷりで終わります。愛子のメイド姿がすごくかわいくて、お客さんを「ご主人~!」と呼ぶのに萌えますね。愛子がいるメイドカフェなら行ってみたい~♪【オマケ】玲欧が最初から愛子を好きだった、という視点で1巻を読み直すと堪らないです!この作品の最大の盛り上がりが、二人が付き合うことになるまでだと思うので、そこだけ何度も読み返す感じで満腹です(笑)!んなこといったら1巻だけ買えばいいのでは……となってしまうんですが、ハッキリ言うとそうかも……(すみません)あとはイケメンがヒロインにベタ惚れ、って設定では、この作品以上にないのではないかというくらいなので、そういうのがお好みの方にオススメです。そしてこの作者の描くライバルのえげつなさが、私は大好きですwにほんブログ村
2016年05月09日
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うそカノ1【電子書籍】[ 林みかせ ]価格:432円白泉社『LaLa』で2013年から連載中。白泉社の作品、すごく久しぶりに読んだ気がする……。【あらすじ】片思いの入谷くんが「彼女のふりをしてくれる人=うそカノ」を探していると知り、すばるは思わず立候補!!「いつかほんとの彼女になりたい…」一緒の下校、初デート、毎日ドキドキばかりだけれど、入谷くんがうそカノ探していた理由を知って…?「大好き」はほんと、「彼女」はうそ。すばるの恋のゆくえは……!?【感想】★★★★☆(星4つ)白泉社らしい作品でキュンとしながら読みました。絵がかわいいです。全体的にほのぼのとした雰囲気ですね。秀才で学年トップの入谷くんに片思いしているすばる。彼が「うそカノ」を探していて、即座に立候補します。なぜうそカノが必要だったかというと、入谷くんが片思いしている養護教諭で幼なじみの先生を安心させるためでした。先生が結婚することとなり、入谷くんはもう先生を好きではないんだ、ということを先生に示して安心して嫁に行ってもらおうと思ったようです。保健室で入谷くんに出会ってからずっと片思いしていたすばるは、うそでも彼女ができて幸せいっぱいでした。しかし、入谷くんは先生に恋していることを知ると、だんだんとつらくなり、うそカノをやめることを申し出ます。しかし、その頃には入谷くんがすばるに惹かれていて、ついにうそから本物の彼女になれました。入谷くんは頭がよいので、ちょっと変わっています。そしてドSときたもんです。なかなかすばるに「好き」とは言いません。そもそも人と付き合うなんて初めてなんで、「恋愛心理学」みたいな本を読んで勉強してしまうほど真面目(笑)。ほのぼのと付き合っていく二人ですが、ちょいちょい邪魔がはいります。まずはすばるの幼馴染の和久井くん。ちょっとチャラくて、女の子の気持ちがよくわかるタイプのようで、すばるに積極的にアプローチしてきます。その様子を見て、入谷くんが焼きもちをやくのが、とてもかわいらしい。そしてすばるの妹・トモちゃん。シスコンらしく、うそカノを頼む入谷くんを端から信用していません。別れさせるために画策しますが、そのうちトモちゃんを好きだという男子・時田くんが登場したり、妹が実は和久井くんへの気持ちに気づいてしまったりと、こちらも賑やかです。入谷くんは彼女ができるまでは、クールで人に興味がなさそうな男の子だっただけに、クラスメイトたちは彼の変貌っぷりに驚いているようです。よくクラスですばると勉強したりして、他意なくいちゃつきはじめるのですが、それを横目でみて羨んだり、ビックリしている様子も面白いですね。最初は冷たくて、本当の気持ちがまったく見えなかった入谷くんですが、最新巻ではすばるにデレデレです。どんどん好きになっておさえがきかなくなってるみたい。欲望に忠実でいいと思います!笑次巻では入谷くんが暴走しそうな予感。キスマークをつけるのか!? つけられるのか!?とても楽しみに待ちます~♪にほんブログ村
2016年04月28日
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会長様がフィアンセで(1)【電子書籍】[ 華夜 ]価格:432円【あらすじ】入学したときから生徒会長・朔矢(さくや)のことが大好きだった小町(こまち)。ある日突然そんなアコガレの会長と婚約することになっちゃった!これから甘〜い同居生活が始まる…と思ったのに素顔の会長はとんでもないドSキャラだった!?黒〜い会長との同居生活はどうなっちゃうの!S系会長攻め攻めのラブコメディー!! 【感想】★☆☆☆☆(星1つ)最近の『Sho-Comi』はどうなってるのかなぁと手に取ってみました。まぁ、今も昔も変わらずって感じで安心しました笑。なんていうか……。TLほどエロくはないけど、エロがメインの少女マンガですね。中学生向けのエッチなマンガというか……。憧れの生徒会長の婚約したものの、会長の素顔はドSでエッチな男の子だったという。同棲生活が始まり、手を出されるわけですが、いつも寸止め。いつになったら会長はしてくれるのかなぁ~、というお話。主人公の小町も見た目は普通? 地味目? な女の子ですが、妙な色気があるというか。会長に触られると、フェロモン出まくりでいやらしい女の子に大変身。あらすじを追って書くのも「うーん」と思ってしまうくらいの中身なんです。ごめんなさい……。私には設定が幼稚に感じてしまって……。とにかく、会長に寸止めされ続け、小町がもっとしてほしくなって、あれやこれや作戦を練りますが、いつも邪魔が入ってできない、という話です。雑でごめんなさい。とにかく挿入してほしい&したいカップルの話。。見所は会長が最初は小町を体だけの関係と割り切っていたのに、だんだん小町に惹かれていき、ベタ惚れになっていくというところ。でも簡単には小町にそれを見せませんけどね。次巻で最終のようです。ついに高校卒業して結婚するんでしょうね。そして最終目標も達成できるんでしょうかね。本誌は手にしてないけど、『Sho-Comi』ってブレないなぁ。自分がこれ系読んでたのって中1くらいだから、それくらいの女子ってこういう作品に萌えるんでしょうね。一度、本誌を読んでみたいな。ほかの作品がどうなっているのかなぁ。あ、水波さんの連載、始まってるんですよね~!なんだかグダグダな投稿でごめんなさい。にほんブログ村
2016年04月28日
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好きっていいなよ。16巻【電子書籍】[ 葉月かなえ ]価格:432円15巻はこちら6~14巻はこちら1~5巻はこちら【あらすじ】高校を卒業し、それぞれの進路に進みました。めいとあさみは保育の専門学校へ、大和は中西と同じ大学へ進学、めぐみはパリコレ目指してパリに渡ってモデル修行。大和はさっそく奈月という年上女性に狙われています。カメラに興味ないけど、大和と同じカメラサークルに入り、大和にカメラについて教えてほしいとぐいぐい近づきます。保育の専門に行っためいは実習などで忙しく、なかなか大和と会う時間がとれません。でも学校ではクラスに友達もでき、さらにイグアナ大好きなちょっと変わった子ともお友達に。こちらは健全に学生生活を楽しんでます。しかしお調子者の中西はクラスコンパなどで大忙し。それに大和も呼んで泥酔させちゃったりと、よくいるチャラい大学生活を謳歌中。そんなもんで、あさみよりも大学の友達を優先させるようになり、破局の危機を迎えています。めいも大和が奈月と仲良くしていることを知り不安に……。一方、パリで頑張っているめぐみですが、凛がトップモデルに駆け上がり、さらに目指していたパリコレに簡単にオファーをもらってしまうことを知り落ち込みます。努力が才能に打ち勝つことはできないのでしょうか……。それぞれ進路が別々になり、不穏な空気が流れ始めています。【感想】なんだか暗い雰囲気が漂う巻でしたね。大和がめいラブなのが、この漫画のよいところだったんですが、その大和が奈月といい感じになってきていやがる。奈月、ふざけんなよっ! という怒りを感じてしまいました(笑)。ただ、とてもリアルです。進路が別々になって気持ちが離れてしまうなんて、よくあることだし、大学生になって調子に乗って遊んじゃう気持ちもわかる。大学生って受験を経て得た生活だから、ちょっと羽目を外しちゃうのもなんだか仕方ないのかなと思うんですよね。今しかできないことだし……。一方、専門学校や短大って高校と変わらず忙しくて、大学生とは生活スタイルがまったく違うんですよね。意識に差が出ちゃうのも仕方ないことなのかな。大学生って本当にお気楽でいいですね。遊ぶ時間もあるし、(ここで遊ばないで将来を考えた行動ができる人が正解なんだけど)世間的には大人と認められるから酒もタバコにも寛容ですし、恋愛に関しても火遊びしとけ的な空気ですし…(ここで将来の伴侶を見つけるための行動ができる人が正解)大和が奈月とやっちゃったり、あさみと中西が別れちゃったり、めぐみがヤサぐれてしまわないことを祈るばかりです。。次巻では一波乱ありそうで軽く鬱です笑にほんブログ村
2016年04月27日
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ひとりじめ〜調教願望〜(6)【電子書籍】[ 響あい ]価格:432円1~4巻はこちら5巻はこちら6巻を読んで感想を書こうとしたら、5巻をまだ書いてなかったことに気づき、慌てて書きました!連投になってしまいましたね……。【あらすじ】真弘の部屋で裸でイチャイチャしていたら、お父さんが部屋に入ってきてしまいました!とっさに怜はクローゼットの中に隠れましたが、素っ裸でいるわけですから危機一髪です。しかもクローゼットの中の荷物が落ちたことで、お父さんがクローゼットを開けてしまいます!!…が、真弘のマニアックなエロ本があったおかげで、クローゼットの中を調べられることなくセーフ。なんとか危機をしのいだ二人ですが、足がすくんで動けなくなった怜。真弘はクローゼットの中に入って助け出そうとしますが、またしても火がついてしまった二人。いちゃいちゃしているうちに、今度は両親が部屋に入ってきてしまいます。すぐそばに親がいるのに、お互いを求めあってしまう二人。しかし親が真弘の布団を干そうという会話が聞こえて大慌て。なんと布団の中には怜のパンツがあるのでした。でも見つからずになんとかセーフ……かと思いきや、思いっきりお母さんに見つかっていました。さらにクローゼットから出て素っ裸でいるところを、お母さんに見られてしまいます。二人は本気で付き合っていることを母親に伝えます。なんとか伝わったものの、お父さんにも報告しなきゃね、ということに。さらに2階から階段で下りるときに、足を踏み外した母親を助けるために、真弘が階段から落ちて頭を打ってしまいます。病院へ運ばれ、しばらく気を失っていたものの、意識を取り戻した真弘。病室で怜と二人きりになって、またしてもイチャイチャ始めます。そこも入院患者に見られてしまうのですが、その患者さんはなんと怜の昔の家庭教師の涼だったのでした。【感想】6巻までで怜と真弘が付き合って3週間の出来事なんです。すごいですね。しかもその間、エッチなこといっぱいしてるのに、真弘の裸って2回しか見てないようです、怜ちゃんはwなんとも内容の濃い作品なんでしょう…。特に6巻はただのバカップルがムラムラしちゃうだけの話なんです。火がついて現実に戻って、また火がついて……という。私は笑いながら読んでしまいました。もう怜も真弘も周りが見えなさすぎてバカ! でもかわいい(笑)!で、結局、親にばれましたので、これからどうなるやら……。ばれ方も素っ裸でしたからね、怜ちゃん。「もうやりました」って言ってるようなもんだし。お父さんがどんな反応するのか楽しみです。そして新しく登場した涼さん。どうやら怜と過去にワケありのようですね。どんな絡み方してくるのか楽しみです。にほんブログ村
2016年04月27日
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ひとりじめ〜調教願望〜(5)【電子書籍】[ 響あい ]価格:432円1~4巻はこちら【あらすじ】同じ予備校のエイトの部屋で寝込んでしまった怜。寝汗がひどいからと勝手に着替えさせられ、看病されてしまっています。そして怜は真弘とのエッチの最中の写真を捨ててもらいたいがために、エイトにされるがままになってしまいます。エイトは真弘しか知らない怜に、さらなる快感を教えようと躍起になり、怜もだんだんと感じてしまうのですが、目を閉じると思い浮かぶのは真弘くんだけ。エイトに気持ち良くされればされるほど、真弘に会いたくなり、怜は正気に戻って、着替えて自宅に帰るのでした。そして1日ぶりに会った真弘に大胆に迫ります。受験のために真弘は禁欲中だし、自宅には両親もいるのに……。でも怜のおねだりっぷりに、真弘も我慢できなくなり、怜だけを気持ちよくすることを条件に服を脱いでベッドで抱き合います。……といいところで、真弘のお父さんが部屋に登場!慌てて怜はクローゼットの中に隠れますが……。【感想】この作品って時間の流れがとっても遅いのですが、5巻はたった1日のお話しです。しかも大半が怜とエイトの絡みなのです。でも、とっても心理描写というか……、エロの心理描写が細かくて、読んでて飽きないのが不思議です。そして、怜がただの性欲の強い女の子じゃないことが、ここで発揮されています。好きな人にエッチなことをされたい願望が強いのです。なんともかわいい。この作品ってエロですけど、男性が読んでも面白くないんじゃないかな。でも女性はこういう感じでエロを求めているので、ぜひとも読んでほしいですね笑さて、次巻ではとうとう親にばれてしまいそうですね。ドキドキ。にほんブログ村
2016年04月27日
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ケダモノ彼氏 11【電子書籍】[ 藍川さき ]価格:400円10巻はこちら9巻はこちら8巻はこちら1~7巻はこちら【あらすじ】バイト帰りに黒田にキスされてしまったひまり。圭太にはきちんと話した方がいいと思いながら、なかなか打ち明けられません。そんなひまりの様子に気づきながらも、問いただすことなく見守る圭太。そして圭太はひまりと同じファミレスでバイトを始めます。もともとガソリンスタンドでもバイトをしていたので、かけもちで大変ですが、ひまりのために無理をして頑張ります。一方、黒田はひまりにどんどん惹かれているようです。そして露骨にひまりに好意を表してくるようになります。ひまりからキスしたことは黙っていてとお願いされたものの、圭太に言ってしまう黒田。今の状態じゃ、絶対に幸せになれるわけがない、とひまりと圭太に言います。しかし圭太がキスのことを知ったことで、ひまりに何があったかを直接聞きだすことができ、いいムードになって部屋でイチャイチャしだす二人。……と、いいところで何とお父さんが帰宅してしまいます。イチャイチャの真っ最中を見られてしまった二人。ついに関係をお父さんに告白することになってしまいました。お父さんは家族である以上、二人を認められないと言い、お父さんと圭太が言い争う姿を見たひまりは、家族がこんな風になることを望んでいないと、別れを選びました。お母さんが帰ってきて家族として暮らし始めた圭太とひまり。高校でもクラスが離れ、じょじょに接点がなくなっていく二人。そんな様子を見て、佐伯くんは圭太を責め、黒田はひまりに「俺にしとけ」と接します。【感想】またしても「家族」問題が浮上して別れてしまいました。前回は激しく抵抗した圭太ですが、今回はおとなしく受け入れてしまいました。圭太はもう諦めてしまったのでしょうか。前回は拒むひまりを圭太がぐいぐい押す感じで復活した二人ですが、今回はお父さんが知ってしまった以上、なかなか難しそうですね。お互い、違う相手を見つけるのか、やはり元鞘におさまるのか……。まぁ、おさまらないと作品として成り立たないので、どのようにしておさまるのか、とても楽しみです。そろそろクライマックスなんでしょうかね。じゃないと、この問題で永遠にループしちゃいますからね。圭太の実母がまた登場して、なんかやってくれることに勝手に期待。あのお母さん、二人のこと知ってたよねぇ?初期の圭太に比べると、どんどん優しくなっちゃって、尖ったところがなくなってきていますが、今回の優しさ全開の圭太も好物ですwそろそろひまりと一線を超えるシーンも見たいです笑にほんブログ村
2016年04月27日
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L・DK20巻【電子書籍】[ 渡辺あゆ ]価格:432円19巻はこちら18巻はこちら今気づきましたが17巻までの感想って書いてなかったんですね。今更なんでもう書かないと思いますが……。【あらすじ】玲苑が柊聖と葵の仲を引き裂くためにある作戦を始動させます。玲苑のことを好きなゆかりに、柊聖と葵が付き合っている証拠を探ってほしいと頼みます。それを校内にばらまいて、二人の仲を裂こうとしたんですね。実際、ゆかりは柊聖と葵がいちゃついてる場面に出くわし、しっかりスマホに録画してしまいます。しかしいざ動画を見た玲苑は、ゆかりのスマホを川に投げ捨ててしまいます。これを公開したとき、葵が傷つくことを恐れての行動でした。そしてゆかりに柊聖と葵の仲を他言しないでくれと頼みます。すっかり冷めたゆかりは玲苑に愛想を尽かします。気持ちが荒れた玲苑は、部屋で葵と二人きりになったときに、「俺のことをどう思っているか」と質問します。葵は、「最初は最悪だったけど、今は(友達として)好きだよ」と答えます。友達以上にはなれないと悟った玲苑は、「お前のことなんか好きじゃない」と、無理やり葵にキスします。帰宅して葵の様子がおかしいことに気づいた柊聖は、公園で一人でいた玲苑を問い詰め、殴りかかります。そして柊聖が玲苑に本音をぶちまけます。葵と玲苑が仲良くなっているのを見て焼いていたとか、葵が自分にしない相談を玲苑にするのがムカついてるとか。そして自分の弱さに気づいて何度も立ち向かう強さを持つお前の方が、俺にとってヒーローだと伝えます。そして柊聖は、自分が父親の跡を継ぐと伝えに行けと玲苑に言いますが、玲苑はまだ何か思い残していることがあるようで……。【感想】玲苑との三角関係も長いですね。葵は玲苑になびくことは絶対にないと思っているので、玲苑の一人相撲っぽいのが逆につらいですね。ま、玲苑編は、玲苑の成長を描いていると思うので、柊聖の脅かす存在ではありませんね。柊聖は危機を感じていたようですが……。しかし葵がモテて羨ましいですね。自分をめぐってイイ男が殴りあうなんて、女の夢っすよ。さて、次巻では玲苑がどう動くかが見所ですね。アメリカへ帰って玲苑編が終了するのでしょうか。柊聖ファンの私としては、そろそろキュンとしたいもんですよ。20巻はキュンがちょっと足りなかった、と感じております。玲苑に妬く柊聖もよかったですけど、葵を甘々になっても、そろそろいいかな、なんて(笑)。にほんブログ村
2016年04月27日
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きょうのキラ君9巻【電子書籍】[ みきもと凜 ]価格:432円楽天でお得に購入できたのでついつい一気買いしちゃいました。1~3巻無料、20%還元、さらにクーポン利用です。電子書籍ってどこがお得かわかりにくいんですけど、koboは還元率高いかな、と。さて、みきもと凛さんの作品で、2011年から2014年に『別冊フレンド』で連載されていたものです。みきもとさんは『近キョリ恋愛』が有名すぎですが、私はこっちが好きかな。……とはいえ『近キョリ~』はまだ全部読んでないのですっ(^_^;)【あらすじ】これは、人生でもっとも輝く365日の恋の話。『近キョリ恋愛』みきもと凜が一番描きたかった物語。――365日、瞬きするのもおしいくらい、あなたを見つめていくから。――肩にインコ(先生)を乗せた変わり者のニノと無意味な毎日を過ごす遊び人のキラ。家が隣同士なのに話したことすらなかった……。けれど、ニノがキラの秘密を知ったことから運命は交錯し、煌めく生の時を刻みはじめる――!!【感想】★★★★★(星5つ)少女マンガの王道設定が全盛りくらいなんですが、不思議と「またか」とは思いませんでした。友達がいなくて人づきあいが苦手な主人公・ニノン。彼女のお隣に住んでいて、しかも同じクラスのキラ君はクラスの中心人物で遊び人の男の子。そんな二人があることをきっかけに距離を縮めます。あることとは……。キラ君の余命があと1年という秘密。ニノンはキラ君の残された時間を一緒に過ごそうと決意します。一方、孤独と戦っていたキラ君もニノンの前では素の自分をさらけだし、号泣したりキザなことを言ってみたりします。人と関わることを避けてきたニノンは、キラ君の言動によってどんどん変化していきます。次第にキラ君へ恋心を抱くニノン。でもキラ君には好きな女がいるようです。それは養護教諭の先生。なんだか純粋な恋愛感情ではないようですが、ニノンは自分の気持ちを隠して応援しようとします。しかしキラ君が自分の本当の気持ちに気づいてしまいます。本当に好きなのはニノンであることに。今までチャラチャラ遊んできたキラ君、ついに告白かと思いきやすぐに本当の気持ちをニノンに伝えられません。誕生日プレゼントをあげるお金が貯まったら告白しようと決めたものの、ずっと一緒にいてあげられない人間から告白されるのは迷惑ではないかと悩みます。ニノンから逃げ出したりしますが、最終的には友人の力もあって付き合うこととなります。死をテーマにしている作品ながら、キャラ設定がとてもユニークで、軽い気持ちで読めるのもこの作品の魅力。第一にニノンと一緒にいるオカメインコの「先生」の存在。なぜか関西弁で話すことができます。しかもキャラがとてもいい。そしてニノンのママはコスプレ好きのハーフ。ニノンのパパは地味なメガネ男かと思いきや、超絶美男子で、年に1回しかメガネを外さないという設定。←超見たい。キラ君のパパはハーフバーのママ。これだけでお腹いっぱい、というこってり具合ですが、さらりと描かれているので軽いスパイス程度に感じてしまうから不思議。最初はとっても変な子だったニノンも、キラ君のフィルターを通すことですっごいかわいい女の子になっていきますし、イヤな奴だった矢部君やレイも、ニノンたちにとってかけがいのない人たちになっていきます。人生って素敵だなぁと、素直な気持ちになれる作品ですね。私はコレ読んでオカメインコを飼いたくなりました(笑)あと久しぶりにアダモちゃんがみたくてyoutubeで検索しましたwところどころにお笑い要素を散りばめてあるのが面白いですね。先生がアダモちゃんとか原西のマネするシーンで、ニヤリとしてしまいました。将来的にこのネタわかってもらえなくなるんだろうけど。。にほんブログ村
2016年04月18日
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砂時計(1)【電子書籍】[ 芦原妃名子 ]価格:432円『Betsucomi』で2003年から2006年まで連載されていた、芦原妃名子さんの作品。ドラマ化もされている話題だったようですね。初めて読みました。芦原妃名子さんの作品は『Piece』以来。【あらすじ】植草杏、12歳。両親の離婚を機に母親の実家・島根に越してきた。田舎独特の雰囲気をなれなれしくプライバシーが無いと感じた杏。だが、近所に住む大悟と知り合い、徐々に自分の居場所を見つけていき…? 【感想】★★★★☆(星4つ)主人公・杏の12歳~26歳までの14年間を描いた作品。少女マンガとしては重いストーリーで、キュンとか欲しい人にはオススメできません。ちなみに私、終盤で号泣しながら読んでしまいました。夜中に読むとこうなりますので注意です(笑冒頭から両親の離婚、母親の自殺とヘビーな内容で物語は進みます。しかし杏は「ずっとそばにいてやる」と言ってくれた大悟に救われ、彼に恋心を抱きながら成長していきます。思春期の難しい年頃も大悟と一緒に乗り越え、やがて父親が登場し、高校3年間だけでも一緒に暮らしたいという願いを受け入れ、杏は東京に戻ることを決意します。必ず島根に戻ってくることを大悟と約束して。そして高校生活が始まり、遠距離恋愛のお話になるかと思いきや、同郷の藤くんに手を出されたりして複雑になり……。このあたりから物語がどーんと重くなっていきます。大悟との幸せな遠距離恋愛や、当て馬・藤くんのつらい片思いを描くのだと思っていたので、杏が幸せになればなるほど、闇に飲み込まれそうになっていく不安定さに読み手の心理も落ち着かないものになっていくという裏切りにあいます。いつもは気が強くて明るい杏ですが、心の奥には母親の自殺がトラウマとなって深く刻まれていて、どうしても幸せをつかめない。砂時計が、現在・過去・未来という時間の流れを意識させるように物語のキーワードとなっているのも面白いです。島根の仁摩サンドミュージアムに行ってみたいなぁと思いましたね。アナログな砂時計、私も欲しいなと思ってしまった。杏は14年間、トラウマから抜け出せず、自分を責め続け、自らを幸せにすることができずに過ごします。そしてついに母と同じように、自分を傷つけることで人生を終わらせようとしてしまいます。しかしこの行動で、杏は負のループから抜け出すことができたのです。そして長い時間、向き合えなかった、自身のもっとも愛しい人、想いを残してきた人と結ばれます。最後は幸せな結末でよかった。ちなみに過去の何かが自分の現在に影響を与えている場合、大きな出来事がなければ乗り越えることができないのかもしれません。杏にとっては自傷だったのでしょうか。……といってしまうと、自傷によって救われることがあると結びついてしまうから、やっぱりこういう問題を扱うのって難しいな……。あぁ、違うか。自傷はひとつの通過点であって、杏の絶対的ヒーローである大悟が、杏に「幸せにしてよ」と告げたことが救いになったんでしょうね。この作品に出てくる子たちって、初恋にこだわっていたので、なんとなく自分の初恋ってどんなだったのかと思い返してしまうのですが、あんまりよく覚えていないなぁとガッカリしました。自分が本当に想いを寄せて、想いを残してしまうと、初恋って引きずるものなのかもしれませんね。というか、成長していくと忘れてしまうものなんでしょうね。初恋が忘れられないほどインパクトが強いと違うのかもな。羨ましいような、そうじゃないような……。【蛇足】ちなみに私は大悟みたいな男の子がタイプです。本当にこういう人がいたらよかったのに。うちの旦那は、性格が佐倉みたいなタイプなので笑だから杏ちゃん、大悟と結婚して大正解ですよ! と言いたい。ちなみに8巻で物語は完結。9・10巻は番外編です。特に9巻の杏の母親の高校時代を描いたものを読むと、母親の自殺や、祖母の行動が理解できるようになると思います。芦原妃名子さんの作品は人の内面を考えさせられますね。読むと疲れるので、精神状態がよいときをオススメします。にほんブログ村
2016年04月12日
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キス、絶交、キスボクらの場合(1)【電子書籍】[ 藤原よしこ ]価格:432円【あらすじ】あの頃から好きだった。ホントはお互い、想いあっていた。でも、ボクらはあまりに子供で、素直に気持ちを伝えることができなかった。あれから5年──恋人同士になったボクらは、少しはオトナになれたのだろうか!?優等生の真緒とやんちゃな羽鳥。見つめるだけの片想いからようやく両想いになったんだけど、違いすぎる2人は想いあうほどすれ違う…。藤原よしこが描くピュア・ラブストーリー!!【感想】★★★★☆(星4つ)単行本『キス、絶交、キス』のその後を描いたお話です。キス、絶交、キス【電子書籍】[ 藤原よしこ ]価格:432円小5~中3までのすれ違いから、ようやく両想いになって付き合い始めた二人。でも高校も別々、性格も考え方もまったく違う二人は、思いあってるにもかかわらずすれ違います。この作品の面白いところは、ひとつの出来事を真緒サイドと羽鳥サイドの二人の視点から描いているところ。なぜすれ違ってしまうのか、誤解が生まれてしまったのかがわかります。こんなに誤解ばっかりし合っている二人が、なんで続いているのかというと、誤解の大きな原因が「自分の方が相手を好きだと思っている」からなんです。恋愛あるある?自分ばかり好きでつらくなるってやつ……。この誤解を延々と10巻まで続けるお話なんですが、思春期ならではの甘酸っぱさのようなものが詰まっていて、まったく飽きずに読むことができました。読み始めたときは絵が古いというか、線が細いというか、あんまりハマらない予感がしたんですが、思いっきり裏切られましたね。“紡木たく”さんのような印象です。おバカでお調子者で、誰からも一目を置かれる存在の羽鳥と、成績優秀で優等生タイプの真緒という、水と油のような二人ですが、初めて出会った小5のときから、好きという気持ちにブレがないのがすごい。初恋が実るとこういう感じになるのかな、という淡い期待を描いてくれていてちょっと懐かしい気持ちを織り交ぜながら読めるんじゃないかな。気が強くていつもビシっとしたタイプの真緒が、後半はどんどん羽鳥に本音をぶつけるようになり、羽鳥一色に変化していきます。一方、真緒一色だった羽鳥が、気持ちにブレーキをかけるようになっていきます。そして布施くんに言われた言葉をきっかけに、羽鳥は真緒を諦めてしまいます。恋愛に未来を意識したとき(すなわち結婚とか)、「好き」だけでは押し通せなくなります。その理由のひとつが社会的立場なわけで、これでダメになってしまう恋愛が多いのではないかな。羽鳥も布施くんから痛いところを突かれて……すなわち、バカ高のお前が優秀な真緒とこれから対等に付き合っていけない、ということです。なんとなくその事実に気づいていたけど、目をそらしていた二人が急に現実を突き付けられてしまいます。「好きなだけじゃダメなの?」という真緒の気持ちに、自分から立場を近づけることを決意する羽鳥。ここが、ただの少女マンガに終わらないポイントだったと思います。急に現実を帯び始めたな、みたいに感じて冷めた人もいるかもですが。初恋を成就させるには、自分を相手のレベルに合わせる努力が必要。その覚悟ができてるかい。とね。※レベルは高い方に合わせるもの。低い方に合わせちゃダメ。この作品で、私は久しぶりに少女マンガを読んで泣いてしまいました。こんなに人を想ったことってあるかな、と過去を思い返してしまいましたね。答はない、ですけど笑この作品、『赤毛のアン』からヒントを得て描かれたそうです。アンとギルバートが幼い日にケンカして絶交するも、お互い意識しながら仲直りのチャンスをうかがい成長していくという点。恋愛に焦点を当てるとこんな感じなんですかね。【蛇足】真緒の素直になれない感じが自分とかぶって見えました。それでいて羽鳥みたいな男の子に惹かれるのもよくわかる。どきどきして目も見られなくて、そばにいると誰よりも先に見つけてほかのことが考えられなくなる。なのに、話すと冷たく当たっちゃったりね。かつての自分のようだ(笑思春期の恋愛ってこんな感じだったなぁと、ほろ苦く思い出しました(遠い目)。にほんブログ村
2016年04月08日
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恋するみつば(1)【電子書籍】[ 星森ゆきも ]価格:432円【あらすじ】高校入学2か月目。口ベタで人付き合いが苦手…クラスでも地味な存在の山川みつばは、クラス一の人気者・桜井幸輝くんに密かに片想い中。自分はキレイな花でも、四つ葉のクローバーでもない、ただの三つ葉。だから、桜井くんのことは遠くから見てるだけで幸せ…そう思っていた。ある日、クラスの席替えで桜井くんの隣の席になったみつば。オリエンテーション合宿でも同じ班になり、桜井くんと急接近。どこにでもある、時には雑草扱いされてしまう、三つ葉のクローバー。だけど…そんなみつばの恋に奇跡が起こる――!?Sho-Comi連載開始時から、大反響!! 感情移入の嵐!!等身大LOVEの名手が描く、小さな恋のキセキの物語。【感想】★★★★☆(星4つ)イケメン人気者と地味な女の子の恋愛物語。何よりもこの作品のいいところは、「イケメンが主人公にメロメロ」ってことに尽きます。まっすぐでピュアで、まぶしすぎる作品でした。ほんわかしたいときにオススメです。みつばは人付き合いがとても苦手で、話し相手は花壇の花というほど口下手。しかし、そんなみつばを見ていた桜井くんも、次第に頑張りやのみつばに惹かれていきます。桜井くんの彼女にふさわしい女の子になるように、さらに努力するみつば。そのうちクラスに友達もでき、ライバルにも負けじと桜井くん好き宣言したり、どんどん成長するみつばが描かれています。みつばがうじうじしていても、意地らしくてかわいいな、と思えます。桜井くんは何でもできる人気者の男の子なんだけど、それを本人も自覚しており、でも鼻につかない爽やかさがあります。そんな桜井くんだからこそ、みつばの良さに気付けたのかなと思います。ふいに見せるみつばの可愛さに、桜井くんがキュン死してる姿に、こちらも萌えます(笑)。登場人物に嫌な子がいないので、最初から最後までほんわかと読めます。最初にいじめてきたライバルまで、いい子だったしね。ピュアすぎ甘すぎだけど、素敵な高校生活だねぇ……とほのぼのできました。【蛇足】クラスの友人たちと遊園地に行き、その後お泊りする回があるんですけど、友人の計らいにより、みつばと桜井くんが二人きりで同じ部屋に泊まることになったのです。もちろん同じ布団で抱き合って寝るものの、何もなかったわけで、隣の部屋で聞き耳をたてていた友人たちはガッカリ(笑)。ま、友人たちが隣にいて及ぶなんて、ピュア少女マンガでは絶対に有りえないわけですが。このシーンで、そういえば私も似たようなことがあったなぁなんて思い出しました。ちょっと気になる子と教室で二人きりにさせられたんだけど、廊下で「今、〇〇ちゃんと××が二人だから入らないで!」と友達がコソコソ話してるのが、バッチリと聞こえちゃって、すごく気まずかったな(笑)。こーいうの、高校生っぽくて青春だったんだなぁと、今となっては思います。にほんブログ村
2016年04月05日
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僕達は知ってしまった(1)【電子書籍】[ 宮坂香帆 ]価格:432円『Cheese!』で2007年~2012年に連載されていた宮坂香帆さんの作品。「あかいいと」でキュンときたので、前作も読んでみました!【あらすじ】主人公・梶ことりは乙女ゲームが大好きだが、家族以外の男性と最後に話したのがいつだったかすら覚えていない程、男性恐怖症の女子高生。高校に進学したことりは梶雪斗と同じクラスになり、やたらと彼に突っかかって来たが、2人は次第に惹かれ合っていく。しかし、恋を知ってから自分の欲深さを痛感させられる。【感想】★★★☆☆(星3つ)実は1回目に読んだときはあまりにも展開に腹が立ち、一気買いしたのを後悔したくらいだったんです。途中まではものすごく好みだったんですが、あることがきっかけで「えーーーー!!!」ってガッカリして。それからはもう怒りながら流し読みしてしまったんですが。。時間あったので冷静になって再読してみたら、全然印象が違いました。こんな作品初めてです笑オタクっ気のある女の子と、クラスの中心的な存在の男の子の恋愛モノというよくある設定のお話です。高校生になり、同じクラスの超絶イケメンの梶雪斗になぜかちょっかいを出されることり。次第にことりは雪斗を意識しだし、ついに付き合うこととなります。この雪斗がね、モテ男ならではの余裕たっぷりでことりにちょっかい出すんですよ。こんなことできる高校生、現実にはそうそういないでしょう。ってことで、雪斗にきゅーんときてしまうわけなんですが……。実は雪斗も恋愛初心者のヘタレ野郎だったのでした。付き合いだしてからことりをことさら意識し始め、かっこ悪さ全開に(笑)。そして人との距離の取り方が苦手なことりが、雪斗と付き合い始めてからどんどん変わっていきます。乙女ゲーつながりで友達ができ、雪斗のつながりでクラスの男子とも普通に話せるようになっていきます。すべてがシリアスではなく、コミカルに描かれているのですが、友情について丁寧に描かれていて、友達のナツメちゃんもとても魅力的です。さて、設定だけみるとこの作品ってよくあるコミュニケーションに難アリなヒロインが、イケてる彼氏ができることで、自分自身も変わって成長していくというありがちな物語のように思えてしまいます。ここが肝だったんですよね。↓↓↓私、1回目に読んだときに雪斗の本性をちょっと読み違えてしまったのかもしれない。中盤でことりが雪斗の女友達に「雪斗はノリで告っちゃったんだもんね」と暴露されてしまう場面があり、雪斗もそれを認めて謝るんですけど、そこでえぇぇぇぇぇぇぇーーーーー!!!ってちょっとガッカリしてしまったのですよね。お兄ちゃんに対抗してしまった故の行動だったと。でも今は本気で好きだから信じてほしいと。ここで一気にテンション下がってしまったんですよね。その後の雪斗とことりが一旦別れてしまったあたりはハラハラしてましたけど、寄りが戻ってからの、エッチするしないのドタバタについていけなくなってしまった……。しかし、2回目の再読のときは全然そんな気持ちにならなかったのです。それはこの作品が「リアル学園ラブコメ」だということが、すんなり入ってきたから。というか、1回目のときはキレイなお話を私が求めすぎてたんでしょう(^_^;)ことりも雪斗もその辺にいそうな高校生。モテモテの兄に対抗してかっこつけてる雪斗が、ちょっと気になる子にちょっかい出してるうちに本気で好きになっちゃって、それからはどうしていいかわからなくて本性丸出しにしながらも、素直に友達に相談し、ことりにも本心ダダ漏れさせながらバカップル全開で付き合っていく……というお話なんですね。そうやって視点をちょっと変えると、「あるある」と頷いたり笑ったりして楽しめる漫画です。実際、高校生くらいの付き合い始めの頃って、お互いかっこつけてたりしますもんね。なのでイケメンに萌えてきゅんきゅんしたい、ってテンションの時にはこの作品はオススメしません(笑)。雪斗って素直でかわいいんですよね。終盤は第一印象とは別人!?ってくらいヘタレ男子になってます。でもそこがかわいいんですよ。友達に恋愛相談したり、彼女にいつエッチするか聞いて確約を取ったりw現実の男子ってこんなもんだよね、と感じてしまいました。最後の方で文化祭後にエッチしようって約束したものの、する場所がなくて困ってるあたり、「あぁ、高校生ってそうだよな」とニヤっとしてしまいました。そしてこの作品がよりリアルに感じるのが友情の描き方です。仲良くなりたいなと思ってたのに、ちょっとしたすれ違いで誤解を与えてしまうけど、本気でぶつかって友情が深まり、ナツメとは親友となります。彼女のサバけた性格がかっこよくて、ことりにする恋愛アドバイスが適格で本当にうらやましいなと感じてしまいましたね。そしてこの二人が必要以上にベタベタしていないのもいいですね。友情についても考えさせられます。友情といえば男子のほうも。。涼介とは別格の友情を感じますが、雪斗の周りには友達がいっぱいいます。いつもつるんでる友達が決まってるわけではなく、中学の友達にはかっこつけてる自分を見せ、高校の友達にはヘタレな自分をさらけだして、ことりのことを相談しちゃったりする。こんな関係が男子っぽなぁと思ってしまったのです。男の子って狭い付き合い方をしない感じがするのです。これはこいつ、って範囲がはっきりしてるような。そのあたりもリアルだったかな。あとは忘れてはいけないのが愛犬ケンケンの擬人化wイケメンになって、落ち込むことりを癒します。実際は柴犬だけど。ケンケンと雪斗のやりとりも笑えましたね。最終巻もドタバタで結局、未遂で終わってしまうんだけど、この二人はこんな感じでそのうち何度か失敗しながらもエッチして、またそのことでケンカしたりラブラブになったりしながら、付き合っていくんだろうな、と思える内容でした。にほんブログ村
2016年03月28日
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ちっちゃいときから好きだけど8巻【電子書籍】[ 春木さき ]価格:432円【あらすじ】「あたしはこんなにドキドキしてるのに……」幼稚園のときから幼なじみの翔(しょう)のことが大好きなつばさ。ずーっといっしょにいたんだし、きっと両想い!……なんて思ってたら、なんと翔にはほかに好きな人がいるみたい!?近すぎるから伝わらないこの気持ち。キュンっともどかしい、幼なじみラブ!! 【感想】★★★☆☆(星3つ)なんといっても沖縄弁がかわいい。そして大好物の“幼馴染がイケメン”モノです(笑)。キュンとドキドキが定期的にやってくるので、とても安心して読めますね。そして男女ともに当て馬が登場しますが、まったくブレない二人の恋にいいなぁと思ってしまいます。そして翔が美術男子というおいしいオマケも。つばさの一生懸命な押せ押せモードと方言が嫌味なくかわいいんです。最初は翔は先輩が好きで、つばさはいきなり失恋してるんですけど、その一生懸命さが伝わったのか、二人は付き合うことに。つばさの熱意に押されただけなのかな、と思ってしまう展開だったのですが、実は翔もつばさに夢中だったみたい。翔は感情をあまり出すタイプではないのですが、たまにガツンとやってくれるので、毎回それ待ちみたいなところがあります。8巻まで出ていますが、ストーリーとしては初々しい二人がすれ違ったり、嫉妬したり、つばさを狙う男の子が積極的に迫ってきたり、面倒くさい女子がつばさの心をかき乱したり……って感じなんですが、そのたびに翔が本心を小出しに出してくるあたりにキュンとします。ただ、この手の作品って、着地点が難しいなぁといつも感じます。事件が起きて仲直りしてイチャイチャして終わり、が続き過ぎてますしね。今後、進路の問題で悩み、ついにエッチして、つばさが沖縄に残るか上京するかでひと悶着、そして最終的には結婚するのかなぁ……と、展開はだいたい読めてしまうんですよね。しかし、翔のツンデレをもっともっと見たいという需要がここにあります!!笑そして美術系男子という新ジャンルにもドキドキしております。個人的に先月、沖縄旅行して古宇利島にも行ってきましたので、二人が古宇利島に行く回はいいなぁと思ってしまいました。私は家族旅行でしたので、ロマンチックの欠片もありませんでしたけどね。。にほんブログ村
2016年03月24日
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僕の奴隷になりなさい 1【電子書籍】[ 桜乃みか ]価格:400円【あらすじ】矢野さんって…エッチなんだね優等生の矢野あずさが密かに恋する美少年・青田カオル。彼は、地味なあずさにとって高嶺の花……。そんな二人が周囲に秘密の関係を持つことに!カオルからの無茶な要求を拒めないあずさはいつの間にか奴隷のように扱われてしまって!?【感想】★★★★☆(星4つ)1巻無料でなんとなく読んでみてはまってしまいました。マーガレット系だし奴隷っつても軽めだろうとタカを括っておりました。かなりの鬱展開で複雑な気持ちになってしまいました。地味で読書が趣味のあずさは密かにカオルに想いを寄せていました。ある日、あずさが読んでいる本にエッチなものが多いということに気づいたカオルは、あずさに急接近してきます。カオルが最初からグイグイ飛ばしてくるので、ビックリですよ。いきなり太ももに触れて「(スカートの中に)手入れていい?」とか、シャワールームに連れ込んで抱きしめたり……。極めつけにみんなの前であずさに自分のことを好きだと言わせます。しかしカオルは通院している病院の看護師・かなえのことが好きなのです。その気持ちを知っていてカオルを弄ぶかなえ。カオルはかなえが自分にしていることを、あずさにもします。自分のことが好きだから何でもいうことを聞いてくれるあずさに、カオルは無理難題を押し付けてきます。明日は下着をつけてくるな、とかね。刺激的な関係は飽きない、というかなえの言葉をそのまま実践するように…。しかし一生懸命に自分に好意を向けてくれるあずさに、次第に惹かれていくように思えたカオル。しかし好きの先の安定に心が冷えてゆき、再びかなえへの思いを止められなくなります。あずさとのデートの日、かなえに呼び出されたカオルはかなえの元に行き、目の前であずさを裏切りました。ひどく傷ついたあずさは半狂乱になり、二人が死んでしまえばいいとまで思いつめます。そして引きこもった後、カオルを見返そうとイメチェンして登校します。男の子にモテるテクニックを学び、カオルへのあてつけにクラスメイトの稲葉と付き合い始めます。しかしカオルへの想いは断ち切れていないので、カオルの一挙手一投足に心を揺さぶられるのでした。一方、カオルはかなえと体を重ねたものの、自分が欲しかった女性の本性が見えてしまい、一気に熱が冷めてしまっていたのです。そして、いつでも自分を好きと言ってくれたあずさへの自分の気持ちに気づいたようです。その時にはすでにあずさは稲葉と付き合っていましたが、自分へのあてつけであることを薄々感じており、あずさに「戻ろう」と言います。内心、嬉しくてたまらないあずさでしたが、ここで戻ってはいけないと耐え「2番目としてなら付き合ってあげる」と言ったのです。こうして二股状態になったのも束の間、カオルは再び別れを切り出します。自分へのあてつけで稲葉と付き合っていると思ったけど、稲葉のことが好きならそっちへ行ったほうがいい、本心を言ってくれ、と言われたあずさはカオルのことが宇宙一好きだと言ってしまいます。その間、あずさのケータイには稲葉からの着信が何度もあり……。なんか、最後のカオルがうますぎて怖いですね。あずさはカオルに洗脳されているんじゃないかと恐怖感すらおぼえました。いろんなドS男子が少女マンガに描かれていますが、カオルは最上級のS男子のように思えてましたね。とにかく軽い気持ちで読み始めたので、最初からエッチ全開で突き進み、甘い雰囲気で突っ走るのかと思いきや、カオルの裏切りによりどん底に突き落とされ、さらに元鞘に収まりそうなものの、泥沼を予感させる存在がいたりして……。少女マンガ(特にマーガレット系)とは思えない展開にドはまりしてしまいました。続きが気になりますが、そもそもこの作品、2010年から連載スタートしているらしく、ゆったりとした気持ちでネット配信を待つしかありませんね。ここで読めるようです。ちなみに稲葉くんをなんとか救う展開にしてほしいです(笑)。【蛇足】恋愛ってこういうものだよなぁと考え込んでしまいました。好きの先にあるのは安定だけど、ぬるま湯に浸かっていると刺激が欲しくなる。刺激を求めるとやはり安定が欲しくなる。人間はわがままですね。かなえもカオルもイヤな感じだなぁと思ってしまいますが、多かれ少なかれ、みんな同じようなことやってるんだよな、と感じました。私もありましたね。自分のこと好きだと言ってくれる人を自分は好きじゃないのに、気を持たせるようなことしたり。好きな人に裏切られてあてつけのような行動をとってみたり。この漫画のどの登場人物にもなりえるのかもしれません。あずさのカオルへの気持ちは、もはや恋ではなくて執着ではないでしょうか。自分もこういう気質なのでわかるんだけど、距離を置いて会わなくなると「なんであんな奴好きだったのかな」となるもんです。でも会うとダメだから、こういう存在からは離れることですよ(笑)!にほんブログ村
2016年03月24日
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【はじめての方限定!一冊無料クーポンもれなくプレゼント】ここから先はNG!1巻【電子書籍】[ ...価格:432円【あらすじ】学校キライ、青春ニガテ。おまけに男アレルギーの花垣波瑠。彼女が転校した先は、なんと男しかいない芸能科クラスだった!! しかも、転校初日にクラスメイトのイケメン俳優から突然のキス&告白をされちゃって――!? 男だらけ、イケメンまみれの悪夢(?)の日々を送る、波瑠の学校生活の行方は…? 映画『L・DK』やドラマ『花咲舞が黙ってない』で人気の脚本家と注目ルーキーのタッグによる、学園芸能ラブストーリー!(公式より)【感想】★★★☆☆(星3つ)脚本家とのタッグとのことで、ストーリーはしっかりしている印象です。さらにテレビ業界の裏側が垣間見れて面白かったです。ただ3巻完結なので、ストーリーが詰め込まれ過ぎてる感があったかな。波瑠は留年がきっかけで芸能科のある高校に転校しますが、クラスには波瑠以外、女子がいないのでした。波瑠は学校・男子・青春・予定外の出来事が苦手なのに、同じクラスのイケメン俳優・蓮と出会って、いきないキスされ「俺と付き合って」と迫られ、ニセの彼女役をすることになります。実は蓮も女の子が苦手で、触れるとお腹を壊してしまう体質。俳優を目指すには致命的なので、あらゆる女の子とキスをして慣れようと修行中だったのです。しかし波瑠にキスをしたときは平気だったことから、ニセの彼女役をお願いしたのでした。ニセの恋人を演じているうちに、いい感じになっていく二人でしたが、波瑠のお母さんのお店の常連さんで、監督の澤乃井に触れられると平気な波瑠。それが恋心だと気づきます。しかし澤乃井さんと母がキスしている現場を目撃してしまい、さらに衝撃の事実を告げられた波瑠。なんと波瑠は澤乃井と母の間にできた子どもだったのです。触れられて平気だったのは澤乃井が父親だからだったのですね。それを知った波瑠はショックを受けるのではなく、安堵し、自分の本当の気持ちにたどり着きます。そしてニセではなく本物の恋人になった二人は、お互いのアレルギーの克服を目指しながら付き合っていくのでした。まぁニセから本物へ、という王道パターンではあるものの、波瑠のキャラ設定が面白かったなと思います。男が苦手で三角定規をお守りとして持ち歩いたり、時間ぴったりに行動しなければ気が済まない性格から、将来の夢につながったりするところはよかったかな。波瑠って普通にいたら変な子、学習障害ある、とか言われちゃいそうだけど、人には適材適所があるんだよね、と感じたり。まぁ、キュンが欲しいときにはちょっと足りない作品ではあります。きれいにまとまっているので、清々しい気持ちにはなれますね。ドラマとかになりそうです。にほんブログ村
2016年03月14日
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【はじめての方限定!一冊無料クーポンもれなくプレゼント】ふたりぼっち 2巻【電子書籍】[ 咲...価格:324円幼なじみモノにはまったときに読んだ作品です。もとはケータイ小説ですね。なぜか今、koboで1巻が発売されてないんですけど、私はちょっと前に1巻無料で読んだので、そのうちまた出るのかなぁ。。【あらすじ】高校最後の夏休み、幼馴染みで初恋の相手のアイツと何故か2人きりの共同生活をすることに!数年ぶりに再会したアイツはかっこいいけど背中が大きく力も強くて…ちょっと危険な二人だけの4日間☆【感想】★★☆☆☆(星2つ)なんとなく絵が青年コミックっぽいなぁと思ったり、主人公の菜莉が「18歳になってエロい雰囲気が出た幼なじみの子」って設定とはかけ離れた、ショートカットの童顔な女の子なのに違和感をおぼえたりしたものの、まぁ、こんなのもアリかな、と最終的には思えました。菜莉13歳、恭平15歳までお隣同士だったけど、諸事情により恭平一家が田舎へ引っ越してしまい、疎遠になっていた二人。ところが菜莉18歳の夏休み、母から「恭平くんちで受験勉強してきたら」と提案され、まんまと行くこととなりました。しかし行ってみると恭平の家には恭平以外は不在。実は菜莉の家族と恭平の家族が旅行することとなり、菜莉を恭平宅に預けるという親の画策だったのでした。5年ぶりに会った恭平は「優しいお兄ちゃん」の印象から、ちょっと強面のぶっきらぼうな男に変貌していました。恭平が初恋だった菜莉は動揺。そして会話の流れで、彼女がいたという恭平に対し、「ちょっと前まで彼氏がいた」と見えを切ってしまった菜莉。それを受けて「じゃぁ処女じゃないんだな」と恭平。「そーだね」とうわの空で答えてしまった菜莉。まだ未経験なのに。なぜかそこで不機嫌になった恭平は、寝たふりをする菜莉の耳を甘噛みしたり、風呂上りにキスしてきたりします。そして翌日の夜。恭平は大学の友達を家につれてきて、流れで菜莉も交えて飲むことに。友達の中の女性が潰れてしまい、介抱していた恭平に告白している現場を菜莉が目撃したり、チャラい男に菜莉が手を出されそうになってしまったりのドタバタの末、恭平が耐えられなくなり、「俺が初めての男じゃいやか」と菜莉を押し倒します。それを受け入れる菜莉。ついに二人は幼なじみの枠を出てしまいました。しかし翌日、菜莉はこれまでの関係が壊れてしまうことを恐れ、昨夜のことを忘れようとします。恭平のことが好きなのか、よくわからない菜莉。幼なじみとしての壁を壊すことをとても恐れています。そんな菜莉に「俺をきらいになるか、俺の女になるか選べ」と強引に迫る恭平。嫌いになんてなれるわけがなく、またしても体を重ねてしまう二人。自分の素直な気持ちを伝えなくちゃ、と思う菜莉ですが、どうしてもこれまでの関係が壊れることが受け入れられず、恭平に「私に構わないで」と言ってしまいます。恭平は「もう何もしない」と言います。翌日、お互いの家族が旅行から帰ってきて久しぶりに賑やかに過ごした菜莉ですが、恭平は一度も姿を見せませんでした。いよいよ自分が東京に帰り、恭平とは会えなくなると実感し、やはり思いを伝えなくてはならないと、菜莉は恭平のもとに行きます。そして幼なじみの関係が壊れても、恭平と心の距離ができるのはイヤだと伝えます。こうして二人の思いがようやく通じたのでした。さらに「思い出が欲しい」と菜莉から誘い、またまたしちゃいます。翌日、菜莉は東京へ帰ります。2週間後、友達とお祭りに出かけて夜に帰宅すると、なんと家に恭平がいました。そしてリビングで事に至ろうとしたら、親に見つかっちゃいました。でも親はそれを望んでいたようで、むしろ大歓迎。恭平は春から大学の東京キャンパスに通うことにしたんだって。ということで、めでたしめでたし。できすぎなところもありますけど、幼なじみゆえの難しさみたいなものが感じられてよかったかな、と思います。あとはエッチなシーンも、シンプルな絵がむしろよいなと感じます。TLとかってエグくてちょっと苦手だなと感じたりするんですけど、この漫画家さんって空白が多い分、想像に任せる、みたいな感じで逆によいです。女性向けかもしれません。ただ、二人が思い悩むシーンに文字が多すぎて、あぁ、ケータイ小説だな、って冷静に感じてしまうところがあったのが残念かな。とはいえ難しいですね、絵だけで気持ちをわかってもらうのは。にほんブログ村
2016年03月14日
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【はじめての方限定!一冊無料クーポンもれなくプレゼント】童貞教師のふまじめな日常(1)【電...価格:432円『Chees!』で連載されていたわたなべ志穂さんの作品。タイトルが強烈ですが、中身はそんなに激しくありませんのでご安心ください(笑)。桐島先生の反応にいちいち萌えるための作品です。【あらすじ】DT教師×弾丸JK、バカップルラブコメ!桐島慶一郎、26歳、生物教師。ニックネームは"氷の桐島"。ふん、上等だ。教師という聖職者たるもの、厳格かつまじめな振る舞いを心がけなくてはならない。そう、校内で接吻、およびせい行為などという風紀の乱れは全くもって許しがたく、厳罰を以て処すべきなのであ……わぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!広瀬!!やめなさい!!!校内で…そんな……いかがわしい…っ!!でぃーぷ…きす……など…っちょっっベルトに手をかけるのはやめなさいっっっっ!!!初めてなのですから!!!!!!!!!桐島慶一郎、26歳、DT教師。経験豊富なJKからのアプローチを拒みきれるのか!? (公式より)【感想】★★★☆☆(星3つ)先生×生徒という少女マンガの鉄板設定ではありますが、この作品のおいしいところは「先生がDT」ということですね。しかもただのDTではない。イケメン、メガネ、女性の免疫なし、赤面症のフルコースw桐島先生は男子校育ち、大学で恋人ができるも鈍感ゆえにふられてしまい、その後も女性と縁がなくきてしまったというチャンスを逸してきたタイプのDT。なのでまったく女性がダメ、というわけではないのでがっつくところはがっつきますwそんな桐島先生が、超イケイケな女子高生の和奏に惚れて付き合うようになるのですが、それはもう学校でイチャイチャ、チュッチュしまくるんですよ。しかし最後の一線は超えようとしない。和奏はしたくてたまらないので、ありとあらゆる罠を仕掛けるのですが、なかなか乗ってこない先生。しかも彼女にも敬語で接するんですよね。「まったく、あなたという人は……」と困る先生にキューンです。ストーリー性はあまりなく、和奏の攻撃に先生がいつまで耐えられるかを楽しむための作品とでもいいましょうか…。暴走する和奏のコミカルさも、見ていて微笑ましいですね。自分的には3巻の未遂事件あたりがとても萌えました。風邪ひいて寝込んでるので、夢か現実かわからない状態で夢の中だからいっか、みたいな妄想炸裂してたら現実だった。しかも和奏はなんと処女だったという。←ここびっくりwまぁその後に「今を大切にしなければ」、と先生が盛り上がってついにしちゃいました。なんだよー、卒業まで我慢しろよーっと思ったりしましたけどね、正直。さらにセカンドHに至るまでのすれ違いとか、ちょっともういらないかな、と思ったりしましたけど。卒業式にプロポーズとか教室Hとか、あんまり萌えなかったですね。我慢、我慢、の果てについに!!! って感じがなかったからでしょうか。ただし、火事現場にかけつけた桐島先生の表情とか、迷子になった和奏に再会したときの先生の表情はよかったですね~。桐島先生の切羽つまった表情とか、欲望丸出しの顔とかが、いちいちキュンときます。最終的には卒業してすぐに結婚して、禁断の四十九手で燃えまくっていらっしゃいました。四十八手ならず九って!! 気になるわ~(笑)。しかし校内でイチャイチャチュッチュして、誰かに見つかるんじゃないかハラハラしました。実際、数回は先生に見つかりそうになってますけどね。「生物準備室」でイチャこらしてましたけど、こういう「~準備室」って実際にほかの生徒とか先生が入って来ないんですかね!?「やるやらない」とモヤモヤしながら過ごす、学園ラブコメディではありますが、ただのエロだけでなく、きちんと和奏の進路等について描いてありますので、4巻完結にしては中身が濃くて面白かったなぁ。【蛇足】先生×生徒って現実でもある話ですよね。でもまさか学校でHしたりはないでしょうけど……。私はどうも先生という存在が苦手でした。どんなに人気のある先生でも、穿った見方をしてしまって。桐島先生だったらあっさり落ちてたと思いますけどねwにほんブログ村
2016年03月08日
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【はじめての方限定!一冊無料クーポンもれなくプレゼント】スミカスミレ 1【電子書籍】[ 高梨...価格:400円『cocohana』で連載中の高梨みつば先生の作品。今クルーでドラマ化されて話題ですね。すみれが桐谷美玲さん、澄が松坂慶子さん。澄がまったくおばーちゃんじゃないっすね。まだ完結していませんが、気になって買ってしまいました。【あらすじ】如月 澄は、忙しい家業を手伝うため高校を中退し、祖母・父・母をずっと介護し続け、気がつけば60歳になっていた。母の葬儀をすませひとりきりになった日、澄は家にあった古い屏風の縁で指を切り、血をこぼしてしまう。その夜、アルバムを見ながら高校時代の思い出にふける澄のもとに、屏風に画かれていた猫があらわれ、黎と名乗る。「おまえは私の封印を解いた」という黎は、澄の「青春を楽しみ恋をしてみたい」という望みを叶えれば自らも呪縛から逃れられると語り、澄を17歳の少女・すみれとして若返らせる。着慣れないセーラー服を着て高校に初登校する朝、すみれは以前バスの中で自分を助けてくれた高校生・真白に出会い…!?【感想】★★★☆☆(星3つ)誰にでもある「青春やりなおし願望」を満たしてくれる作品です。親の言いなりになって生きてきた60歳の澄が、若返って高校生になり青春をやりなおします。中退せざるを得なかった高校に再び通い、友人ができ、彼氏ができ、文化祭などのイベントを満喫し、大学受験を目指して勉学に励みます。いいね、こーゆー高校時代なら戻ってやり直したいかも。でもね、60歳って設定に無理がある気がしますよ。今の60歳ってもっと若いですから。澄さんが80歳くらいなら、こういう純粋さもおかしくないかな、と思うんですが……。この作品、舞台は昭和なのかなぁ。。それならあり得るかなぁ。……といういらぬ突っ込みは置いといて、この作品を魅力的にしているのが化け猫・黎の存在。彼の妖艶な雰囲気がこの物語を幻想的にしていて、↑のような現実的な突っ込みはどうでもよくなってしまうのです。黎と澄との距離感にもドキドキしてしまいますね。すみれは高校で真白くんと付き合い、そちらの恋模様が中心に描かれているのに、なぜか黎との関係のほうが気になってしまうという不思議さ。『ガラスの仮面』の真澄さんを彷彿とさせますね。(しないって?)そしてもう一つ、この作品で面白いのが、すみれがおばあちゃんのようなふるまいをしても、それが現代の子には新鮮に写り、受け入れられている雰囲気です。まぁ、若返ったのがバブル時代とかだったらないのでしょうが、今の時代、おばあちゃんみたいな女子高生は割といけるのかもしれません。料理や裁縫が上手、デートにもお弁当を持参、おやつに饅頭やおはぎが登場。なんか、家庭的でモテそうだよね。5巻まではすみれの高校時代が描かれています。真白を助けるために一時は60歳の姿に戻りますが、黎が命をかけて澄を再び若返らせてくれます。しかしすみれの前から姿を消してしまいます……。真白には自分の本当の姿を知られて、恋人関係ではなくなりますが、すみれは自分のかつての夢を叶えるために大学受験をし、無事に高校を卒業することができました。そして時間は飛び、社会人として夢に向かって歩き始めます。いいですね。ここで真白が「中身が60歳でも構わない!」となるとちょっと少女マンガすぎて感情移入できなくなりますが、この展開だと、真白もすみれも頑張れ! と思う。今後は真白と友人関係が続くのか、どこかのタイミングで再び恋するのかわかりませんが、今の時点ではリアルで切なくてよかったなぁ。6巻以降は社会人編となるのでしょうか。『cocohana』らしく、大人の世界も描くのですね。6巻は紙ではすでに発売されているようですが、電子は5月発売です。長いな……。にほんブログ村
2016年03月02日
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【はじめての方限定!一冊無料クーポンもれなくプレゼント】アオハライド 1【電子書籍】[ 咲坂...価格:400円今さらって感じの大人気作ですが、ようやく感想を書いてみます。実はリアルタイムで読んでたのですが、途中から自分の中で失速してしまい、さらに映画化されてキャストに違和感をおぼえ、感想かけずにいました。久しぶりに読み返して感じたことをまとめておきます。【あらすじ】高校1年の終わり、吉岡双葉は運命の再会を果たす。その相手は、中学時代に転校し、忽然と姿を消してしまった初恋の人・田中洸。その洸が、3年ぶりに双葉の前に現れた。しかし、洸の苗字は「馬渕」に変わり、声は低く、背は高く、性格もクールな別人になっていた。徐々に明らかになっていく、洸の空白の3年間。二人の恋は、再び動き出す。【感想】★★★★☆(星4つ)文化祭までは満点なんですけどねぇ~!それ以降がウダウダ……。かと思ったら、あっさり終わってしまって……。自分の中で消化不良だったかな。洸は大好きだけどね。冬馬も大好きだけどね。みんな好きなんだけど、なんなんだろうな(笑)。(以下、ネタバレあり)咲坂先生の作品って心理描写がとても丁寧で、恋愛だけで勝負している漫画としては13巻と恐ろしく長編なのに、無駄なシーンがないところが大好きです。納得いかない展開はありましたけどね(猛爆!中1のときに好きだった男の子。一緒に夏祭りに行く約束をしたのに現れず、それから一度も会うことなく彼は転校してしまった。双葉の前に再び姿を現した洸は、中学時代とは別人のようになっていました。けれど再会してすぐに当時の気持ちを軽いノリで確認しあったりできるほど、お互いに変化していたのでした。そして洸は、「もうあの頃には戻れないけどな、俺もお前も変わった」と意味深なことを言います。洸がクールというか、無気力というか、中学時代から変貌してしまった理由は、母親が病気で亡くなってしまったことにあるのですが、彼はそのことで自分を責め続けていました。何もできず無力だった自分を責め、次第に母親の顔を忘れてしまう薄情な自分を許せず、自分は幸せになってはいけないのだと追いつめてしまっていました。しかし洸の心の中にがつがつ踏み込んできた双葉。びっしりと閉じられた洸の心の扉を開いていきます。変化していく洸。家族との関係も修復され、友人たちとの時間も大切にするようになります。そして双葉との距離も近づいていくのですが……。中学の果たせなかった夏祭りに一緒に行く約束をしたのですが、洸に用事ができて再び約束を果たせなくなってしまいます。夏休み明けに会った洸は、また以前の彼のように心を閉ざしていました。理由は自分と同じような境遇にいた成海のそばにいるため。双葉の告白も受け入れず、友人との距離を置き始めます。そして登場するのが冬馬くん。グイグイと弱ってる双葉を押し、数々の名言で双葉の心を軽くし、「俺がそれごと全部引き受けるから」と、洸を心から未だに消せない双葉を受け入れ、付き合ってほしいと告白します。前に進まなければいけないと決めた双葉は、冬馬と付き合うことにします。この冬馬がね、人間として素晴らしすぎるのです。こんな当て馬を登場させるなんて、咲坂先生、ひどいっすよw双葉の中に洸がいることを承知で付き合い続け、洸を牽制し、双葉を一途に大切にします。行動や表情もダダ漏れなのも憎いですね。すぐに赤くなるし、ハグするしキスするし。双葉も彼といたほうが幸せになれるのになぁ、と思った読者もぶっちゃけ多かったのでは(笑)?しかし、お決まりですが、冬馬と付き合いだした双葉を「やっぱり渡したくない」と自覚した洸が動き出します。成海との関係をようやく終わらせ、双葉にあからさまにけしかけてきます。これって反則だよねぇ。。もっと早く気づけよ、とか、文化祭の日に成海の方に行ってんじゃねぇよ、とか、そもそも夏休みに長崎から帰ってきてすぐになんとかできただろ、とか、おばちゃんは思ってしまうわけですが。それじゃ、ドラマにならんわな。結局、洸への思いを消したくないと自覚した双葉が冬馬に別れを切り出し、洸と再び公園で待ち合わせをするのですが、洸が事故って会えず、病院で思いを確かめ合った後、また公園で待ち合わせて、ようやく二人は会うことができました。そしてお友達たちもうまくいき、洸も暗い過去を過去として整理して「新しい洸」となり、これからも一緒にいようね、で終わり。終盤はどうも映画化の影響があってか、ずるずると長引いてしまったような気がします。特に文化祭以降ねぇ。ホントはもっとコンパクトに収まったはずなのに。映画化にあわせて最終回をもってきたような。ま、そのあたりは妄想ですけどね。7巻くらいでネタはすべて出ていて、その後の成海と冬馬の登場をうまく活かしきれてないみたいな……。きっとあれだな、冬馬が大好きで、成海がうざかったんだろうねwあと夏祭りの約束を果たしてほしかったな、と思いますね。うん、見たかった。ただ登場人物はみんな好き、絵もキレイで大好き、ストーリーも大好き。笑好きなシーンもたくさんあります。思い入れが強い分、こうしてほしい、という勝手な注文も多くなるんでしょうね。すみません。咲坂先生の次回作もとっても楽しみです。連載中の作品をちょっとだけ本誌で読みましたが、一気読みしたいのでまだ単行本は買ってません。耐えられるかな~。最後が「いつだって始まっている」と結ばれていたから、「タイミングが合わないとかで終わらせる恋も本当は終わってない」というようなこともテーマの一つだったのかもしれないですね。ここまでタイミングが合わないのに、本当に二人はよく粘ったよね。そう思うと、「縁がなかったんだな」と諦めたことが人生ではとても多いなとちょっと後悔することもたくさんあるな。しみじみ。一番好きなシーンを書いときます。二人が一緒に帰って別れた後に流れ星を見つけるシーン。洸は別れた後に双葉を振り返って流れ星をみつけたんじゃないか、という淡い期待に引っ張られないように、双葉が全力疾走して思いを振り切ります。これ、なんか自分にもそんな経験があったなぁと、懐かしい気持ちになりました。過去に引きずられて気持ちがダメになりそうなときに、私もよく全力で走ってました。今はもう全力で走ったら息もあがるし、足ももつれるからしないけどwこんな行動も青春だったのねぇと思います。そして映画ですが、まだ観ていないのです。ちょうど東出くんが結婚とかの話題があったりで、年齢的にどうなんだろうとか。そもそも漫画原作の映画化は怖くて手を出せない性分なもんで。東出くんは好きですよ。『桐島、部活やめるってよ』とか『クローズエクスプロード』とか大好きですからね。洸くん好きすぎて怖いんでしょうねw勇気出してみてみようかな。【蛇足】洸が成海を突き放せないでいたあたりは、「僕らがいた」を思い出しながら読んでいました。同じような境遇の人間を求めてしまうことって現実でも多いですよね。自分ではなく妹の話ですが、ずっと好きだった男の子に何度も告白して付き合うことができたのですが、その彼には洸でいう成海のような存在がいたのです。彼自身も親が離婚しており、同じような境遇の女の子だったようです。「私は平凡な家庭でのほほんと暮らしてきたから、 彼とそういう部分をわかりあえないのがさみしい」と妹が言っていたのを、ふと思い出しました。さらに、妹には冬馬くんのように「ずっと待ってる」と言ってくれた男の子がいて、ある時あっさり彼に乗り換え、結婚してしまったのです。逆アオハライドだなぁ、とたまに思います。。。ちなみに妹の旦那さんは恐ろしくいい人ですwにほんブログ村
2016年02月24日
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3D彼女 リアルガール11巻【電子書籍】[ 那波マオ ]価格:432円(税込、送料込)1~9巻までの感想10巻の感想もう新刊が出ました!しかも次で最終巻みたいです。。つっつんファンなのでさみしいです。さて11巻です。前回(10巻の感想)、旅行に行ったものの色葉に手を出せなかったつっつん。母ちゃんには避妊具も見つかっちゃうし(笑)、伊東くんは綾戸さんと一線を越えちゃうし、石野さんと高梨もくっついちゃうし。そして彼らは受験シーズンに突入します。それは色葉との別れも近づいているということ……。つっつんは母親に必ず返すからという約束でお金を借ります。残された時間で色葉との思い出を作るためです。放課後になると色葉とデートしまくるつっつん。そんな彼を見て心配している伊東くんは、担任からつっつんの成績が急激に下がっていることを聞かされ、色葉に告げてしまいます。そして色葉は海辺でのデート中に、つっつんが作った「色葉とその日までにしたいことリスト」を発見します。泣きながら「転校するなんて嘘だよ」と抱きつく色葉に、つっつんは「今日は帰るのやめようか」と言います。近場の宿に当たるも、正直に高校生であることを告げるため断られる二人。しかし休業中だという民宿のおじさんが二人を泊めてくれることに。そして自然な流れで二人は結ばれます。翌朝、つっつんが「細胞が生まれ変わったみたいだ!」と心の中で叫ぶのですが(笑)。とても彼らしくていいなぁと思いました。というか、細胞が生まれ変わる感じってどんな感じだろう。味わってみたいw外泊後、別れ際に人目もはばからず抱き合ってキスをします。一気に二人が盛り上がってきた感じがします。……が、帰宅した色葉に、千夏が「あいつがどんどんダメになる」と忠告します。そしてそれ以来、学校を休み、つっつんの電話もメールも無視する色葉。家まで会いに行きますが、会いたくないと避けられてしまいます。何度か通ってついに色葉に会えたつっつんですが、ついに色葉の秘密を告げられます。それは色葉の脳に悪い虫がいて、退治するために手術をしなければならないこと。手術をすると記憶がなくなってしまうかもしれないこと。だから色葉の最後の願いは「私のことを忘れて」でした。なんか切なすぎて涙が溢れてしまいましたね。つっつん大丈夫かなぁ。次巻が最終巻だということなので、とにかく幸せに終わってほしいなぁと思いました。シリアスな中にも、つっつんのオタクっぷりが炸裂でよかったです。色葉の家に通うシーンでも、寝袋&アウトドアグッズ完備だったりね。やっぱりオタク男子は最高ですw早く次が読みたいなぁ。本誌でもまだ続きが出ていないようですね。……ということは、コミック化早すぎ! 驚きです。にほんブログ村
2016年02月17日
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【はじめての方限定!一冊無料クーポンもれなくプレゼント】隣の家の悪魔 15巻【電子書籍】[ ...価格:108円こちらも「読書のお時間」で数話が無料になってたので読み、続きを買ってしまいました。暇だったのと幼なじみモノが読みたかったので、需要と供給の一致ですかね(笑)。【あらすじ】悪魔の命令は“絶対”、反抗は決して許されないー「減るもんじゃないしイイだろ?」何かを企む不信な笑顔、俺様すぎる態度etc…隣の家に住む幼なじみの栄太に生まれた時から振り回されてきた葉純。栄太=悪魔から受け続けてきた奴隷のような扱いに幼なじみの恋愛なんて漫画の中だけ。私には絶対にありえない!って思っていた。あの時までは…… 【感想】★☆☆☆☆(星1つ)漫画らしくて設定は好きですね。お隣に住む幼なじみ。そいつが超俺様。暇な日曜の昼下がりにダラーっと読むのに最適です。正直言って、ストーリー設定もキャラ設定も、なんだか素人っぽさがにじみ出ている感じ。なんですが、それが癖になりますね。お隣に住む俺様男・栄太に振り回される葉純。実は生まれたときから栄太は葉純を好きだったのです。ずっと葉純を子分のように使っている栄太ですが、いざというときには葉純を助けてくれるヒーローのような存在。でも普段は悪魔。そんな関係ですが、大人に近づいてきて葉純も自分の気持ちに気づき、ライバルのおかげもあって付き合うことになります。……だいぶ端折りました。栄太は顔よし頭脳明晰、だけど精神は5歳児という男。葉純は顔は平凡、頭脳は平均以下。日々、栄太に怯えながら過ごしています。はっきり言うと、葉純の何がよくて15年間も好きなのかわからないのですが、それが幼なじみってもんなのかもしれないな、と変な納得(笑)。親同士も仲良しなので、親公認です。それもなかなか現実では難しいですが、『タッチ』っぽくてよし(笑)。栄太は両親が忙しく、お隣さんに育ててもらったようなもので、そのお宅に生まれた赤ちゃんをずっと守ろうと決め、ずっと葉純だけを好きでいたわけです。いいね、女の夢ですwこの作品の原作はケータイ小説だったようですね。シリアスさがなく、キュンキュンして疲れるようなものでもなく、全体的にコメディ(行き過ぎてる感じもするけどw)っぽいので、軽い気持ちで読めますね。あまり考えて読むと栄太と葉純にむかつくかもしれないです笑にほんブログ村
2016年01月26日
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【はじめての方限定!一冊無料クーポンもれなくプレゼント】15歳、今日から同棲はじめます。【...価格:162円Amebaの「読書のお時間です」の試し読みで読んで続きを買ってしまいました。何で連載してるものなのかと調べたところ、『COMIC維新』でした。電子の世界に疎いので、初めて知りましたよー。全作フルカラーでウェブ上で読めるんですね。いわゆる幼なじみモノ、ジャンルはTLってなってるけど、それっぽくないですね。絵は少女マンガっぽくないけど、男の子がかっこよいです。イイ!(笑)【あらすじ】幼馴染のアイツと…同棲!?高校進学を期に、日和は憧れの1人暮らしをすることに。 でも待っていたのはなんと! 幼馴染・奏志とのルームシェア!? しかも突然キスされて…もう胸の鼓動を抑えきれない…! からかってるの?それとも本気…? ずっとただの幼馴染だと思ってたけど、 初めてアイツを「男」として意識するようになって…。 15歳、ドキドキ過激な新生活、はじまります。【感想】★★★★★(星5つ)こんなかっこいい幼なじみがいたらなぁと楽しめました。設定がありえないけど、こんなことあったらいいなw高校が遠方にしかない田舎で育った日和は、春から進学のため一人暮らしをすることになったのです。が、部屋で荷ほどきをしていたら、幼なじみの奏志がやってきたのです。心配した両親が、一緒に暮らすように手配していたのでした。さらに同郷出身の年上のお兄ちゃん的存在の成もお隣に引っ越してきます。成は日和たちの高校の養護教員をしていて、さらに日和に気があるっぽいです。幼なじみの奏志はずーっと日和が好きで、とにかく押せ押せで日和にアタックするのですが、なんせ日和が鈍感な子なので、自分の気持ちに気づくまでに時間がかかります。その間、成と奏志の日和の取り合いが勃発。さらに友達の杏は奏志のことを好きになっちゃうし。でも結局は日和が自分の気持ちに気づいて、奏志と付き合うことになります。ま、あんだけキスされてりゃね、好きになっちゃうわなwそして付き合い始めたものの、日和が鈍感な子なので、なかなかキスより先を我慢するのに必死な奏志が描かれています。いいわね、若いって(遠い目)。この作品のいいところは、とにかく奏志がかっこいい!TLに出てくる男の子って、あんまり……じゃないですか。。(ま、欲望丸出しだから仕方ないよね)奏志はドSなんだけど、日和にメロメロで大事にしてるのが伝わってきます。そして15歳であんなふうに女子に手を出せるなんて、恐ろしいテクニックw末恐ろしい高校生だわ……。奏志を楽しみたいので、続きを楽しみにしてます♪にほんブログ村
2016年01月26日
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【はじめての方限定!一冊無料クーポンもれなくプレゼント】ケダモノ彼氏 10【電子書籍】[ 藍川...価格:400円1~7巻感想はコチラ8巻感想はコチラ9巻感想はコチラ他にもいろいろ読んでるんですけど、なかなか更新が追いつきません。とりあえず圭太ファンの私としては、発売したら即これを更新です(笑)。【あらすじ】圭太との仲を疑われたひまり。その疑いを晴らすためのダブルデートのはずが──。バイト仲間の黒田がひまりに急接近!そしてさらに──告白!? 新たなライバルの登場に圭太はどうする!? (公式より)そう、圭太のこと好きな女の子が感づいてしまい、疑いを晴らすために遊園地でダブルデートです。でもお互いが気になって仕方がない圭太とひまり。黒田と仲良さそうにするひまりに嫉妬する圭太、お化け屋敷に入ってからは止まらなくなり、黒田と圭太の女友達を置いてひまりとちゅっちゅしちゃってました。←萌ポイント1遊園地では黒田が久しぶりにいとこと再会します。結婚して子供もいる彼女とは何やらわけありっぽいのですが……。ダブルデートから帰宅したひまりと圭太。一日我慢してたので、いちゃいちゃがもう止まりません。そしてついにひまりは圭太を「圭太」と呼びます。←萌ポイント2姉弟になってもまだ苗字で呼んでたんですよね、そういえば。このまま最後までいっちゃうか、ってとこで、財布をひまりに預けてた黒田くんが現れて終了。ちょっと残念wある日、バイト先に黒田のいとこ家族が遊びに来ます。ひまりがバイト先をうっかり教えちゃってたんですね。実はそのいとこは黒田の初恋の女性であり、それを知ったひまりは責任を感じて必死にフォロー。いとこは自宅に遊びに来るよう黒田を誘いますが、一人ではイヤだからひまりについてくるように頼みます。ひまりと黒田は、黒田のいとこの家へ遊びに行きますが、そこでも黒田が傷つかないように振る舞うひまり。そんなひまりを見ているうちに、黒田に何かが生まれたようです。別れ際に、黒田は思わずひまりに告白していまいました。その場に圭太も居合わせていたのですが、ひまりはきっちりとお断りします。まったく心揺れないひまりでしたが、バイトの帰り際になんと黒田にキスされてしまい……!【感想】きたね、黒田。黒田が登場してから久しかったので、いつ当て馬になるのやらと待ってましたが、ここにきて結構ぐいぐいと来てくれてますね。でもひまりの心はまったく揺れなさそうですけど。やっぱりいとこのお姉ちゃんがカギとなるのでしょうか。圭太とひまりもラブラブ、しかも二人暮らしなので、もう一線超えるんじゃないかとか思ってしまいますが、やっぱり黒田が一波乱起こしてくれるんでしょうね。ちなみに最近、幼なじみモノ、同居モノ、と立て続けに読んだのです。(感想はそのうちアップします)私がもしそのような状況になったらすぐに一線超えるだろうなぁとムラムラしてたんですけど(猛爆)、でも実際のお隣さんとは一切そういうことなかったなぁ、と現実を思い出しましたwかっこいい幼なじみとかお隣さんとかがいたり、義理の兄弟を好きになったり、ってありそうでないから漫画のよくある設定になるのかなぁ。にほんブログ村
2016年01月26日
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【はじめての方限定!一冊無料クーポンもれなくプレゼント】僕等がいた(1)【電子書籍】[ 小畑...価格:432円映画化もアニメ化もされた小畑友紀さんの人気作品。『別コミ』に2002年から2012年と10年にわたる長期連載でした。【あらすじ】釧路市の高校に入学したばかりの高橋七美は、新しい環境に胸を膨らませていた。友達もでき、順調な高校生活がスタートしたように思われたが、中学ではクラスの3分の2の女子に好かれていたという人気男子矢野元晴との出会いは、七美にとってあまりよい印象のものではなかった。クラスメイトとして共に過ごすうち、徐々に矢野に惹かれていく七美。だが、矢野は恋人との死別という暗い過去を引きずっているのだった。紆余曲折を経て大好きな矢野と両想いになり付き合い始めた七美だが、彼が上京し遠距離恋愛に。再会を約束した翌年、七美が上京すると矢野は消息不明になっていた。待ち続け苦しむ日々が続いた末、ようやく七美が再会できた矢野はまるで別人だった。(Wikiより)【感想】★★★★☆(星4つ)どうしてもお母さん目線で読んでしまうため(笑)、恋愛よりも矢野の不幸具合に胸が痛すぎたので-1です。きゅん、よりも胸が痛かった。。(以下ネタバレあり)顔よし頭よし社交性ありで、クラスの女子の3分の2が好きになってしまうという矢野。そして明るくてみんなから好かれているけど、大してとりえのない七美。この二人が高校に入学して出会い、両想いになり、付き合うようになります。それだけならふつうの恋愛漫画ですが、矢野には暗い過去がありました。中学時代に付き合っていた奈々が、元彼と一緒にドライブ中に事故にあい死んでしまっていたのです。初めて好きになった彼女が最後に自分を裏切って死んでしまった。このことに矢野は深く傷ついていますが、七美は一生懸命、矢野を信じ好きになります。さらに矢野はもっともっと深い闇を抱えています。そのことを知らない七美は、それでも彼を信じ続けます。前半は高校時代、後半は社会人になってからの話となっています。高2の冬、矢野は離婚する母に付き添って上京します。七美は1年後に東京の大学に行く約束をして矢野とは遠距離恋愛となりました。しかし半年もすると矢野からの連絡が途絶え、上京しても彼とは会えず、七美は社会人となりました。社会人となった七美は、矢野の幼馴染の竹内と付き合うようになっていました。やがて竹内からプロポーズされますが、七美は断ってしまいます。やはり心の中で矢野の存在が大きすぎて、別れをいまだに受け入れられずにいたのでした。そんなある日、矢野の居場所が判明します。なんと元カノの妹・山本と同棲していたのです。それでも矢野が幸せなら受け入れると言う七美に、矢野は残酷な現実を伝えます。実は矢野はいろいろあってパニック障害となり、その頃山本に助けられたが、同じ頃に山本の母が倒れ、彼女を支えてやらなくちゃいけないと思ってそばにいる、自分の苦しみを取り除くために山本のそばにいると。そして七美に、一生理解しなくていい、俺を置いて前へ行けと歩き出させます。矢野の母親はシングルマザーでしたが、父は親友の夫だった人です。気まぐれで抱いてもらい、矢野を産み、認知してもらえなかった、と息子に告白してしまうほど、母親になりきれていない女性でした。そして愛した男性とそっくりな息子を重ねて溺愛するという偏愛っぷり。病気になってなお、息子の幸せよりも自己愛を満たそうとする母親に高校生だった矢野は息が詰まりそうになり、高橋に会うために北海道へ行こうとしますが、出発の朝、母親が自殺してしまったのです。矢野が七美に連絡を取らなくなったのが母の自殺以降であり、それからずっと自分を責め続け、そんな折に山本と再会して関係が始まったのでした。そもそも矢野の苦悩は、母親から正常な愛を受け取ることができていなかったことに始まっています。自分の欲求を満たすために子供を産み、息子をかつて愛した男に重ねて育てられたのです。そんな親に育てられた子が、自分を愛せることができるでしょうか。矢野が高校時代に絶対に俺を裏切らないでとか、過去より今が大事なんだ、と言っていた意味が、矢野を育んだバックグラウンドが明らかになってよく理解できるようになります。最後に山本の母が亡くなり、山本が母の呪縛から解き放たれたのと同時に矢野のことも解放します。そしてついに矢野と七美は「再会」するのです。竹内が渡せなかった婚約指輪を矢野が買い取り(笑)、七美にプロポーズします。「家族になってください」と。だいぶ端折りましたけど……。アキちゃんとか、竹内のこととか書いてないし……。全体的にほんわかとした雰囲気なのに、テーマがとても重かったですね。1回目よりも2回目に読んだ方が、とても心に響きました。矢野の家庭環境とかわかってから読むと、矢野が愛おしくて仕方なくなります(笑)。少女マンガではありますが、パニック障害とか共依存とか、ちょっと重いことがテーマとなっているし、全体的に過去にこだわる子たちが多くて後ろ向きなストーリーなので、しっかりと読むと疲れます。七美という一人の普通の女の子が、あがき続ける男の子を救うお話なので、最終的には前向きな結末となりますがね。なんといっても竹内くんがいい男すぎます。七美を支え、手も出さず(笑)、矢野の背中も押してあげるなんて。彼なら素敵な女性をゲットできるでしょう。アキちゃんとくっつくとかリアルかな。まぁお互い矢野と七美が噛んでるので、まったく関係ない人とのほうがオススメですが(笑)。矢野も山本も機能不全家族の中で育っているわけですが、こういう家庭ってものすごく多いような気がします。でも物語として取りあげられる環境って、もっと過酷で、例えばネグレクトとか性的虐待とかがほとんどだから、矢野や山本のように精神的にじわじわと追いつめる不健康さって大きく取り上げられませんよね。こういった負の環境にいると、脱却するのにものすごいエネルギーが必要のようです。その点、山本も矢野もうまく抜け出せた?かな?最後の矢野の「家族になってください」がすべてを物語っていますね。重いながらも、七美のキャラクターのせいか、ほんわかと笑えるシーンが織り交ぜられているのが救い。きっと七美が今後の矢野を支えてあげられるでしょう。【蛇足】私も二人の息子の親ですから、どうしても矢野や山本の心について深入りしてしまいます。私の身近にもいわゆる機能不全家族の中で育った人がいますが、どっちかというと、小さい頃から処世術が身についていて、大人になってから自分の感情と向き合えずに苦しんでいるような気がします。というか、心の問題にわざと目を向けないようにしているような。矢野は竹内や七美がいたおかげで、無理やり心の中を見せられてよかったんだな、と思ったりしました。専門家じゃないからわからないけどね。にほんブログ村
2016年01月14日
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【はじめての方限定!一冊無料クーポンもれなくプレゼント】なみだうさぎ〜制服の片想い〜(1)...価格:432円『Sho-Comi』で2009年から2012年まで掲載された作品です。作者は水瀬藍さん。Sho-Comiらしからぬ純愛です(笑)!!【あらすじ】席替えは、一大イベント。誰のとなりになるのか、ドキドキ。中3、初めての席替えで、鳴海(なるみ)のとなりになった桃花(ももか)。「クラス一、地味で変人」「となりの席になると、一生彼氏ができない」とウワサの彼に、桃花はおびえっぱなし。だけど、鳴海の優しさや意外な素顔を知るたびに、胸がきゅうっとして……!? 【感想】★★★★☆(星4つ)今回から星をつけてみます。5段階です。少女マンガの王道の「初恋」のお話し。すれ違い続ける二人の思いに思わず涙です。年始はピュアなものが読みたくなって、気になってたこの作品を一気買いしました。先ほども書きましたけど『Sho-Comi』とは思えない本作。主人公はおっとりとした性格、相手の男の子も地味で嫌われ者、という設定です。いってみれば等身大の中学生~高校生の作品なので、読者の心を掴んだのでしょうね。中3の席替えで隣になった桃花と鳴海。鳴海はクラスの女子から嫌われていた男の子だったので、「席替えははずれ」と落ち込んだ桃花でした。しかし鳴海の意外な優しさを知るにつれ、どんどん惹かれていきます。マラソン大会で具合が悪くなった桃花をお姫様抱っこして保健室まで運んでくれたり、学校で子犬相手に楽しそうに写真を撮る姿を目撃したり……。さらにメガネ男子な鳴海ですが、メガネを外すとイケメンなのです。本当、おいしすぎます、鳴海くん(笑)。鳴海が北海道の高校へ行ってしまうことを知った桃花は、思いを伝えようとしますが、できずに終わってしまいます。そして高校の入学式。なんと鳴海が現れたのです。しかも髪も切ってメガネも外してイケメンになって(笑)!いわゆる高校デビュー!? 本人にはそんな気はまったくなさそうですけどね。もちろんモテまくる鳴海ですが、性格は変わらず人付き合いがあまり得意ではありません。でもね、見た目が変われば女子って受け取り方が変わる生きものですからwそんなところも含めてモテまくるようになります。とはいえ桃花には特別優しい鳴海に、周囲は絶対に鳴海は桃花のことが好きだと盛り上げます。ついに桃花は鳴海に告白しますが、鳴海の答えは「ごめん。付き合ってる子がいるんだ」ええええええー!!!!なに、この展開。軽く鬱になりますよw移動教室のキャンプファイヤーで強引に抜け出そうと誘ったり、桃花に近づく男子に妬いて不機嫌丸出しだったり、どう見ても桃花のこと好きな態度とってたくせにー!しかも鳴海の彼女はティーン誌のカリスマモデル萌愛だったことも発覚。あぁ、イヤだ。鳴海みたいな男がいるから信用できないのよwでもこの二人はわけありでした。萌愛と鳴海は幼馴染で、両親を亡くした萌愛を守ると幼い頃にした約束を今でも守り続けている鳴海なのでした。桃花は今までのように鳴海と話せなくなることがイヤで、告白をなかったことにして、これまで通り友達として接するように鳴海にお願いします。そして第一の当て馬・天野くんの登場です。学校一のモテ男で鳴海の親友の天野が、桃花に惹かれていきます。桃花と天野が仲良くする姿を見て、鳴海は桃花に「天野はいいやつだから付き合えば」的なことを言うのですが、桃花はショックを受け、「鳴海くんと友達やめる」と泣いてしまいます。そんな桃花に思わずキスしてしまう鳴海。鳴海とのキスはただの男子の気まぐれと理解し、鳴海を避ける桃花でしたが、またひょんなことで二人きりになって鳴海にキスされる桃花。このあたりはSho-Comiっぽかったですね(笑)。鳴海も自分の気持ちを自覚し、鳴海の妹の働きもあって萌愛と別れ、桃花に告白しようとしますが、とにかくすれ違い、勘違い、すれ違い、とじらされます。鳴海がようやく桃花に告白したときは、あーよかったーと安心しました。ちなみに5巻でついに両想いです。いや、ずっと両想いなんだけど、両想いの確認をしたのがってことです。それ以降の6~10巻は付き合いたて独特の、「どうやって接すればいいの??」とか、お互いにライバル出現して不安になったりと、よくある話になってしまって、どこに着地するのか心配な展開だったのですが……。まぁ結婚終わりでよかったと思います。唐突ですが。最後はものすごーくくさい演出になっていて、私はちょっと2度目以降は飛ばして読んでしまうくらいなんですが(笑)。ライバルが出現しても、すれ違いがあっても、お互いがぶれずに好き合っていくのが安定していてよかったですね。だからこその結婚エンディング!そして付き合う前は2回もキスしてたくせに、付き合ってからはあんまりそういう甘い展開がなかったのも印象的でした。過激な作風の多い『Sho-Comi』の中で、これはピュアで際立っていたのかもしれません。私も久々に初恋っていいわぁ、とかみしめてしまいました(笑)!【蛇足】一点だけ、ものすごく気になったところがあります。それは桃花の「~じゃんか」という口癖? 訛り?私が関東外の出身だからかもしれませんが、ものすごくおかしく感じました。せっかくの切ないシーンや甘いシーンが、桃花の「~したじゃんか!」、「~じゃん!」が違和感あって受け付けませんでした。難しいなぁ。言葉づかいって。。。にほんブログ村
2016年01月12日
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【はじめての方限定!一冊無料クーポンもれなくプレゼント】煩悩パズル(4)【電子書籍】[ 川上...価格:432円【あらすじ】立獅&紬カップル、最大の危機!!紬の元カレ・龍弥が、立獅の兄の彼女・真大をそそのかし、2人の仲を裂こうとヤバイ企みを…?「この先何があっても俺はずっとおまえのものだ」 by立獅「このまま黙ってあの女(ひと)に譲ってやれよ」 by龍弥「おかしいのはあの元彼のほうだよ紬ちゃんが危ないかもしれない…」 by真大「今日だけ我慢したげるから さっさと終わらせて」 by紬家族同然の真大を邪険にしきれない立獅…そして、企みの真相を聞き出そうとした紬は龍弥を家に上げてしまい…!?(公式サイトより)【感想(ネタバレ)】もう4巻ですね。今回は紬の元カレ・龍弥と、立獅の兄の彼女・真大がタッグを組んで紬と立獅を別れさせようとします。真大が立獅に亡き彼氏を重ねてしまうのはわかるけど、龍弥がなぜ今さら紬に固執するのかよくわかりませんね。立獅への対抗心か、紬を失って初めて本当の気持ちに気づいたのか……。立獅、紬、真大さんの3人で兄の墓参りに出かけますが、紬が席を外したときに、真大さんが立獅に甘えて抱きつきます。それを見てしまう紬。でも何も言えずに見ているだけ。紬に気づいた立獅は焦りますが、紬は平常心を装って「監視しろっていうから見てた」と言います。そのやりとりを聞いて、真大さんは「紬ちゃんって友達少ないでしょ」ときつい一言。確かに。でも紬みたいな子、私は好きですね。現実世界でも、友達が多いのって真大さんみたいなこと言える人ですよね。そして立獅も「こいつが素直なのはベッドの中だけ」とかわけわかんないこと言いますけど。なんか立獅って、こういう微妙な発言多いよねwでもこの出来事がきっかけで、立獅は「真大の女っぽいとこみたくなかった」と目が覚めます。そう、憧れは憧れのままがいいですよね。それに立獅、きちんと人を見極められて偉い!そして龍弥と真大さんが紬と立獅の邪魔をします。二人の待ち合わせ時間に、急用かのように立獅に電話して呼び出す真大さん。しかし立獅は彼女の部屋にあがらず、俺は紬のものだから、と真大さんにつげます。それを聞いて目が覚めた真大さんは、紬が龍弥と一緒にいることを伝えます。一方、紬の目の前に現れた龍弥。二人の企みに気づいた紬は、家までついてきた龍弥を問い詰めますが、龍弥に無理やり押し倒されてしまいます。ここで激しく抵抗するかと思いきや、紬は抵抗もせずに「今日だけ我慢したげるから さっさと終わらせて」と言い放ちます。その態度にショックを受ける龍弥。そこに立獅が登場し、龍弥を殴り退散させます。しかし、紬が龍弥につけられたキスマークをみて立獅は冷静ではいられません。キスマークをかじって上書き。もう別れしかないと覚悟をきめていた紬ですが、仲直りしたのでした。そして二人はラブラブな毎日を送っていたところ、立獅の誕生日に立獅の祖母の家に遊びに行くことになりました。そこでもう一波乱ありそうですね。龍弥はもう紬を諦めたのでしょうか?るなちゃんは龍弥に執着して、なんだかヤリ友みたいな感じになっちゃってるし。こちらは心配ですね。さてさてこの関係、どうなることやら。。ところでこの作品のテーマってなんだろう、と読んでて思います。公式サイトには「ジェットコースターラブ」とあったので、ハラハラドキドキを楽しむための作品なんでしょうね。キャラクターの個性が強くて、ホントにドキドキします。紬と立獅、本当に不思議なカップルだなぁ。続きが楽しみです。にほんブログ村
2016年01月06日
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【はじめての方限定!一冊無料クーポンもれなくプレゼント】愛と欲望の螺旋 (1) 月の章【電子...価格:540円いわゆるTLというジャンルに分類されるようですけど、TLって簡単に言ってはいけないような長編作品です。TLって10代による性描写の多めの作品、ってカテゴリーみたいですけど、ただのエロ漫画じゃありませんでした。作者は冬森雪湖さんです。【あらすじ】母親の再婚をきっかけに美形で双子の兄弟、泰我と龍我と暮らすことになった、まあや。新しい家族に憧れていたまあやだったが、美しく謎めいた義兄・泰我にいきなりその身体を凌辱される。その日から、まあやの甘く激しい欲望という名の恋の海を彷徨う日々が始まった…。 【感想(ネタバレ超あり)】まず注意しておきますが、主人公のまあやは中学生です。13歳くらいの女子です。そんな子が血がつながっていないとはいえ、高校生のお兄ちゃんに処女を奪われ、夜な夜な自宅でやられまくっちゃうのです。「お前の母親がせっかく掴んだ、この幸せな家庭を、お前は壊したいのか?」という泰我兄さんの脅しに怯え、必死に耐えるのです。(いや、実際はTLなので耐えてないんですけどね、もうノリノリでやってるんですけど)でもそんな泰我兄さんのことを、まあやは愛し始めてしまうのです。「兄さんは私の体だけが目的なのだ」と、まあやは悩み苦しみますが、泰我兄さんが求めているのは自分の体だけじゃないことがわかります。そして、徐々に泰我の悲しい過去が明らかになっていきます……。そして双子の龍我もまあやを愛してしまいます。龍我は泰我とは正反対で、明るくお調子者でちょっとおバカな性格。そして泰我は過去のある事件のせいで龍我を憎み、心を閉ざすようになってしまったのです。作品が進むにつれて、とても信じがたい過去の出来事が明らかになっていきます。龍我と泰我の実の母・妃名子が病んじゃってる女性でして。とても美しいのですが、双子を産み、どんどん年老いていく自分を受け入れられず、さらに泰我だけをかわいがり、龍我を憎み虐待します。しかし双子の二人は共に思いやり、お互いを大切な存在として陰で支えあっていました。年頃になり、泰我は母から「拒めば龍我を殺す」と脅され、肉体関係を持つようになります。そして龍我は、「母に愛されないのは泰我のせいだ」と実は泰我を心の底では憎んでおり、ある日、泰我を裏切るある行動を起こします。母との肉体関係に悩み、解消したいと願っていた泰我ですが、唯一信じていた龍我にも裏切られ、さらに母親から自分の子を妊娠したと告げられます。これ、倫理的にアウトでしょ。読んでて吐き気がしました。けど、泰我のアンニュイさは、この鬼のような過去からきているんだと妙に納得させられました。そんな双子の過去をしったまあやですが、受け入れていつまでも泰我のそばにいたいと言います。もうね、後半はまあやのマリアっぷりに、こちらまで癒されましたよ。ドロドロの昼ドラのような内容なので、万人受けはしないと思いますが、ひどい過去を背負った泰我がまあやと出会い、人としての感情を取り戻していく、というストーリーはなかなか読みごたえがありました。そしてね、とにかくエッチシーンがすごく面白いのです。すごいことをしてるんだけど、なんだか汚くないんですよね。中学生の女の子相手に縛ったりペン使ったり、ビー玉使ったり、泰我の試行錯誤っぷりにちょっと笑ってしまうんです。でもアンニュイだから、なんだかかっこよくて不思議な感じwそして必ず避妊する、というのが素晴らしい。なんて律儀なんだろうと、毎回エッチシーンのたびにコンドームを探してしまうほど必ず避妊してました。ま、後半で母親を妊娠させたという過去があったからだと判明するんですけど、必ずゴムをつけるシーンがあるのがちょっと滑稽でした。さらに、言葉攻めがまたすごいです。世の中の男性諸君、この作品で女の子がどんなことを言われると体を許してしまうのか勉強してほしいですね。(イケメンに限る)しかし同居モノって親がのほほんとしてるのが鉄板ですよね。こんなに年頃の男女を二人きりにする親もなかなかいないです。【蛇足】過激な性描写のある少女マンガって、青年向けのものと決定的に違うのは女の子が楽しそうってところですかね。私、青年向けエロ漫画とかAVとかって、女の子がかわいそうで見てられなくなるんです。この作品も最初はレイプなんですけど……。抵抗なく読めてしまったのはなんなんだろう、と考えてみたんですけど、「お兄ちゃんが優しい」からなんだと合点しました(笑)。無理やりのはずなのに、丁寧なんですよね。まあやが気持ちよさそうだからなんですwそこにお兄ちゃんの愛がチラ見できるからなんですね。現実には絶対にないことなんでしょうけどね。だから、この作品を男性が面白いとは思えないのかもな、と感じました。実際、どうなんでしょう。にほんブログ村
2016年01月05日
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【はじめての方限定!一冊無料クーポンもれなくプレゼント】さぁ、ラブの時間です!(5)【電子...価格:540円1~4巻はこちら【あらすじ】妻の浮気現場を目の当たりにしたのに、さほどショックではなく、それよりも瑞木に新しい彼氏がいることにショックを受けていることを自覚します。(実は新しい彼氏ではなく仕事上の師匠なのですが……。)そして自宅へ戻り、混乱しつつ妻の小夜子を瑞木だと思い込んで抱きます。小夜子は行為後に酒盛が「瑞木…」と呟いたことでそれに気づき、自分と結婚してからも瑞木とつながっていたと誤解し傷つき、家を出ます。そして小夜子は瑞木に会いに行き、いきなり殴りつけます。しかし瑞木から「結婚が決まってから酒盛とは会ってない」と告げられ、さらに衝撃を受けたのです。そちらの方が問題だと……。家出中の小夜子のことがさすがに心配になった酒盛は、小夜子の浮気相手であり、酒盛の友人の家を訪問します。しかし、そのわずか数分前に小夜子も友人宅を訪ねていたのです。慌ててクローゼットに押し込まれた小夜子は、酒盛が「瑞木が好きだ」と友人に告白するのを聞いてしまいます。一方、師匠の下で働き始めた瑞木。でもこの師匠である魚住さんがちょっと曲者っぽいです。秘書とただならぬ関係のようですし、瑞木を狙ってるような発言もしています。そして小夜子は何かが吹っ切れたのか、自宅へ戻り、料理をしながら酒盛の帰宅を待っていたのでした。【感想】なんだか余計なのが出てきましたね。魚住先生、ちょっと怖いです。瑞木の何を狙っているのでしょうか。秘書とのふしだらな関係(笑)も恐ろしい感じがします。もう要注意人物ですね。そして吹っ切れた小夜子の行動も気になりますね。この作品を読んでると、酒盛とか瑞木とか、世間一般で言われるちょっと変わった人、のほうが普通だなと感じますね。人ってわからないわー。【蛇足】そういえば私の友人が、帰宅したらベッドに知らない女が寝てたっていう、逆矢口事件のようなことを体験したのです。もちろん離婚してしまいました。やっぱり、こーゆう現場を押さえたら離婚するもんなんでしょうね。当たり前か。でも、もし自分が今そーゆうことに遭遇したら、どうするのかなぁと考えてしまいました。もちろんショックを受けるかもしれないけど、受け入れてしまうのではないかと思います。もちろんもっと若い頃は別れ一択だったと思いますが、旦那が離婚を言い出さなければ、婚姻関係は契約だし、ま、いいか、と割り切ってしまうような気もします。そこに愛はあるのか、とは別のお話しですねwにほんブログ村
2015年12月14日
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【はじめての方限定!一冊無料クーポンもれなくプレゼント】L・DK19巻【電子書籍】[ 渡辺あゆ ]価格:432円18巻の感想はこちら最新巻が配信されましたね!【あらすじ】台風で電車が止まってしまい、玲苑の部屋に泊まることになった葵。ソファで寝てしまった葵をベッドに移動させようとすると、寝ぼけた葵は玲苑を柊聖と間違えて抱きついてしまいます。キスしそうになった玲苑ですが、なんとか理性を働かせます。そして朝食をふるまわれ、無事に帰宅するのでした。しかし一連の出来事で玲苑と葵の距離がぐっと近づきます。玲苑は葵のためにプリンを作ってあげたり、葵は柊聖にできない進路相談に乗ってもらったりします。そして玲苑は柊聖に、「葵を奪う」と宣言します。料理関係の学校に進みたいと考え始めた葵のために、柊聖は自分のバイト先で手伝うことを提案。そこに玲苑もついてきて、3人でバイトすることとなります。もともと父親がカフェチェーンの経営をしている玲苑なので、お店の備品などに興味津々。さらに失敗した葵をしっかりとフォローしてくれます。どんどん距離が近づいているように見える玲苑と葵。その様子に、さすがの柊聖も動揺しているようです。そして玲苑は、ついに葵を奪うための計画を開始しようとしているようで……。【感想】玲苑の内面が細かく描かれているため、最初は嫌な奴だった玲苑を応援したくなってきました。幼い頃から柊聖と比べられ、さらに「お前は腰抜けだから、会社は柊聖に継がせたい」なんて父親に言われ続けていたなんて、ちょっと可哀そう。ひねくれて当然かもしれませんね。でも実は本人はカフェ経営にとても興味があるようですね。柊聖のバイト先のエスプレッソマシンやコーヒー豆などに興味を示し、豊富な知識を披露しています。料理好きな葵とも話が弾むようです。玲苑は柊聖を動揺させようと、いろいろとけしかけますが、柊聖は至って平常心な様子。でもホントは焦ってるのかもしれません。でもそれなら3人同居を勧めたりする行動もよくわかりませんね。何か考えがあるのかもしれない?葵と本気で向かい合うことで、何かを得るように仕向けているとか?でもホントに葵を取られちゃったらどうするんでしょう。ま、葵はそうじゃないと信用しての行動かもしれませんね。さて、気になるのは行動を起こした玲苑です。ゆかりちゃんに手を出そうとして19巻は終わりましたけど、一体どうなるのかなぁ。ちなみに、この作品、着地点は性交渉なんでしょうか。笑もうすぐ高校卒業だし、それなら卒業したら終わってしまいますね。この設定も面白いので、ずーっと読みたい気もするし、そろそろ決着のころあいかな、とも思いつつ読んでいます。にほんブログ村
2015年12月14日
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【はじめての方限定!一冊無料クーポンもれなくプレゼント】胸が鳴るのは君のせい 番外編【電子...価格:432円本編の感想はこちら。いつの間にか番外編とやらが出ていましたね。本編が終わってからも、こうやって続きを垣間見られるのって嬉しいですね。内容は長谷部くんの新たな恋!?のストーリーと、相変わらずラブラブなつかさと有馬くんのお話、そして読み切りが1本入っていました。長谷部くん、モテるけどちょっと人付き合いの苦手な女の子といい感じになってました。長谷部くんはやっぱりつかさのこと吹っ切れていないようでしたが、新しい関係が始まったようでほっこりしました。しかも現実界ではよくあるクラスのモテる女子とかじゃなく、ぼっちみたいな子だったのがね、なんか夢がありますねwそして有馬がつかさと長谷部くんが仲良くするとムっとしてたりして、羨ましいぜ、ちくしょーって感じでしたねえwさて、つかさと有馬くんですが、ちょっとずつ進展してましたね。有馬のデレがすごくて、ごちそうさま、って思いましたw「過去は変えられないけど、これからの思い出はつかさと一緒がいい」って、もうー、そんなこと言っちゃって大丈夫なの? まだ人生長いよ、とか無駄にドキドキしながら読みました。若いって素敵(遠い目)。そしてつかさが有馬の家に遊びに行っちゃうお話もありました。有馬のお姉ちゃんがいい味出してましたね。有馬と違ってチャラいというか、雑というか。つかさを翻弄しちゃったりね。姉弟だと、お姉ちゃんってこーゆータイプ多いかもしれませんね。私も弟いますが、弟のお菓子はよく食べてましたね。そして読み切りもよかったですね。合コンで再会した中学時代の同級生。実は密かに思いを寄せていたのですが、相手には好きな人がいたらしく、そのまま疎遠になっていたのです。でも合コンをきっかけに連絡をとるようになり、中学の同窓会を開きます。そこであるものを発見して……。なんか、同級生っていいなぁと感じてしまいました。実は私のこと好きだった人っていたりしないかなぁとか妄想したヲバさんですwww高校の同級生で、同窓会で再会して結婚した子とかけっこういますし、なんか同級生っていいわ~、となぜか同級生萌えしてる今日この頃です。でも同窓会は行かなくていいかな、とか思います。みんなもうね……、想像できるしねwにほんブログ村
2015年12月11日
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