花咲じいさんの部屋

花咲じいさんの部屋

クリスマス・ローズ


和名:クリスマス・ローズ
(キンポウゲ科Ranunculaceaeクリスマスローズ(ヘレボルス)属Helleborus)
学名:Helleborus
http://aoki2.si.gunmau.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/christmasRose.html
クリスマス・ローズ(ヘレボルス)属はヨーロッパ、地中海治岸、西アジア、一部は中央アジアに、約15種が分布する常緑性または落葉性の多年草。学名のHelleborusはギリシャ語で「死に至らしめる食物」で、この植物は薬草であり、毒草でもあります。
ヨーロッパ中部から南部、さらに西アジアに分布する、クリスマス・ローズ
(ヘレボルス・ニゲルH.niger)は、クリスマスのころに開花するので、この名前がつけられています。しかし、こちらは性質がやや弱く、特に夏の暑さに弱いため冷涼地以外では栽培が困難です。
一般的に流通しているクリスマス・ローズはレンテンローズH.orientalisの
事で、ギリシア、トルコなどの原産でH.nigerより丈夫で、花色などの変化が
多く改良も進んでいます。キリスト教のレントのころに咲くため、こう呼ばれています。別名、春咲きクリスマスローズ,セツブンソウ (節分草) 、福寿草と共に春を告げる花となっています。
栽培の基礎知識
耐寒性多年草のクリスマス・ローズは、暑い日ざしは禁物で半日陰で栽培し
ます。又、土質は特に選びませんが、乾燥も大敵で特に秋から春まではけっして土の表面を乾かさないようにします。ただ、極端な高温多湿も嫌うので、夏の間は水やりを控えめにしてやや乾燥ぎみにしておきましょう。
繁殖は種又は株分で行ないますが、種からの場合花を楽しむには3~4年はか
かります。株分けは9月下旬から10月中旬がよく、土をていねいに落として株の根元を露出させ、芽を折らないように注意しながら株を引き割るようにします。
種類
上にもあるように、現在流通しているものはほとんどレンテンローズで、
固定された園芸品種はいまのところあまりないそうで、赤,ピンク,白,緑系などの色別に分けられています。
レンテンローズのほかは、ヘレボルス・ニゲルと木立ちクリスマスローズと
呼ばれるへレボルス・フェッティドゥスが若干栽培されている程度とか。

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: