2006年11月22日
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カテゴリ: こだわりの食材
23日は大阪・道修町(どしょうまち)は少彦名(すくなひこな)神社の例祭

配合した薬と厄除けの張り子の虎で対処したとのことから、前日の22日との
2日間、「薬」という字を腹に押した張り子の虎を笹に付けて授与しています。
小さい頃、父に連れられて家から30分足らず歩き、毎年ほど行きましたが、
当時の11月下旬といえば木枯らしが吹き、オーバーを着ていても手がかじか
むほど。そんな時、露店で買った炒りたての熱々のぎんなんの袋をポケットに
入れ、手を温めながら家まで帰ると、元気が出たのを懐かしく思い出します。

ぎんなん(銀杏)はいちょうの実で、炒った熱々のときに殻をプライヤーなど

蒸しに入れたり、細い串に刺して揚げたりもしますが、炒りたてをそのまま、
または塩を少し付けて食べるのが、いちばん美味しいでしょう。露店では1合
升ぐらいか少し小さいぐらいの炒り網で、焦げ目がついて数粒はじけるぐらい
まで炒っています。家で生のぎんなんを炒るなら、フライパンに金ざるを逆さ
にかぶせて、弱火で揺すって転がしながら、じっくり炒るのがいいでしょう。
ただし、あんまり弱火だと実から水分が抜けてしまいますので、ほどほどに。

裏技として、定型の茶封筒に20粒程度入れて口を何重にも折って封じ、電子
レンジで数粒爆発するまで加熱する、というのがありますが、香ばしさの点で
難があるように思います。ともあれ、今年もわたしは道修町に出掛け、枯れ藁
のような色になった去年の笹を返し、新しい緑の笹を買いました。冬場の風邪
はもちろん、ここ数年、家族には思いもかけない入院や手術もありましたので、





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最終更新日  2006年11月23日 02時08分16秒
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