2007年11月03日
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ぶりの切り身は照り焼きにすることが多いですが、塩焼きでももちろん美味し
い魚です。切り身の両面に塩を振って、とろ火でじんわり焼くと、適度に脂が
落ちて簡単に塩焼きができるのですが、大きな魚だけに、身が多少ジャキつく
きらいがあります。その点、ぶりのアラ、中でも胸びれの付け根の「かま(漢
字で書くと鎌)」の部分は、焼き上がりがホロホロになり、しかもしっかりと
焼いた皮がパリパリして、香ばしさもあいまって絶妙の仕上がりになります。

カマは、他のアラと一緒に売っていると思います。調理台に新聞紙を敷くか、
流しにまな板を置くかして、包丁でうろこをバリバリと取ります。それを流水
で洗います。身の側に血の固まりなどがあれば、包丁などで掃除しましょう。

やすくなります。利き手でないほうの手で、流しの低い位置でぶりを持ち、塩
を肩よりも上の高さから両面に充分振って、まず身のほうから網で焼きます。

身のほうがきつね色になったら皮側も焼きます。両面焼きグリルなどでは、皮
が焦げすぎるのに注意してください。皮もきつね色になればできあがりです。
大根おろし、すだち、はじかみなどをお好みで添えてください。もちろん、何
もなくても、塩味だけで充分美味しいですが。他のアラは、カマと一緒に塩焼
きにしてもかまいませんが、焼き加減(焼く時間)に注意してください。赤だ
し味噌汁に仕立てる時は、沸騰してからアラを入れ、味噌は最後に加えます。





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最終更新日  2007年11月03日 22時16分03秒
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