2014年02月03日
カテゴリ： 年中行事のメニュー
きょうは節分。昔の新年だった立春の前日です。今年は旧暦の正月が１月31日
た別のものです。ともあれ、新年の前日の百鬼夜行する「年越し」の晩に、邪
気を払うべく、霊力があるとされる豆をあたり一面に撒いて、鬼（＝邪悪なる
もの）を追い払います。追儺（ついな）と呼ばれる行事で、通常は熱く煎った
大豆を使います。近年は落花生も使われますが、はたして霊力があるのか…。
最近はわが家では、生の大豆を煎ることはしません。すでに煎ってあって、少
しはじけさせて食べてもやわらかくなっているような、袋菓子の豆を、改めて
煎り直して使っています。熱くして撒くとはいえ、鬼に効くのかどうか疑問で
ました。素焼きの小ぶりな盆のような焙烙（ほうろく）を練炭火鉢に乗せて、
こーろこーろと、菜箸で大豆をしょっちゅう転がしながら、煎ったものです。
今は、フライパンでガス火のごく弱火で煎っています。もし生の豆を煎るのな
ら、フライパンに半紙を敷いて弱火で煎るぐらいしないと、中までしっかりと
火が通らないようです。豆は、数え年より１個多く取り、各自が食べます。ま
た同じ数を取り、半紙に包んだものを、家族の分をまとめて家長（わたし）が
神社に奉納しました。残りは適宜、戸や窓から撒いて鬼を追い払い、さらに残
れば、 豆ごはん にしたりしました。節分の行事食は、 去年書いた とおりです。
た別のものです。ともあれ、新年の前日の百鬼夜行する「年越し」の晩に、邪
気を払うべく、霊力があるとされる豆をあたり一面に撒いて、鬼（＝邪悪なる
もの）を追い払います。追儺（ついな）と呼ばれる行事で、通常は熱く煎った
大豆を使います。近年は落花生も使われますが、はたして霊力があるのか…。
最近はわが家では、生の大豆を煎ることはしません。すでに煎ってあって、少
しはじけさせて食べてもやわらかくなっているような、袋菓子の豆を、改めて
煎り直して使っています。熱くして撒くとはいえ、鬼に効くのかどうか疑問で
ました。素焼きの小ぶりな盆のような焙烙（ほうろく）を練炭火鉢に乗せて、
こーろこーろと、菜箸で大豆をしょっちゅう転がしながら、煎ったものです。
今は、フライパンでガス火のごく弱火で煎っています。もし生の豆を煎るのな
ら、フライパンに半紙を敷いて弱火で煎るぐらいしないと、中までしっかりと
火が通らないようです。豆は、数え年より１個多く取り、各自が食べます。ま
た同じ数を取り、半紙に包んだものを、家族の分をまとめて家長（わたし）が
神社に奉納しました。残りは適宜、戸や窓から撒いて鬼を追い払い、さらに残
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