タノシクイキタイ

タノシクイキタイ

3歳0ヶ月



バス遊びをしていて私に乗りに来てというので、お母さんの近くにバス停があるといいなーといったら、
「バスの後ろに紐があるの」
という。見ると確かに後ろに紐がつながれていた。でも意味不明なので私が、
「で、どうするの?」
と聞くと、
「バス停、引っ張ってくるの!」
と、元気に答えた。発想が面白くて笑ってしまった。でも合理的でいいかも。


NHKの「ためしてガッテン」でおいしいコーヒーのことをしていた次の日の朝食の席で突然、
「ねずみさん、コーヒー飲んで、すっぱいよー、チユーチユーっていってたねぇ」
と言い出した。一瞬、何のことか分からなかったが、そういえば、ねずみにコーヒーを飲ませて実験をしていたっけ。でも、それをいうなら「すっぱいよー」じゃなくて「苦いよー」でしょ。はい、ユウ1ペケ。


ある日のこと。ユウは
「アッピ!アッピ!」
と笑いながらいっていた。
どうやら「アッパ」を勝手に活用(?)させて楽しんでいたらしい・・・。


おやつの時間に、私に自分のお菓子をくれようとしたので「おなかいっぱいだからユウ食べて」と断った。すると、
「オンマはおなかいっぱい?」
といい、アイのほうに差し出した。しかしアイはアイでお菓子をほおばっていた。それで
「アイは口いっぱい。」
といい、少し考えてから、
「アッパは会社。誰も食べてくれない」
と、ちょっと切なそうにいって、結局自分で食べていた。


アッパはどこに言ったのか聞くので、(幼稚園の)月謝を払いにいったのよ、といったら、
「トーマスが引いてるやつ?」
ときた。それは列車や~!!


NHKの「道中でござる」のなかで、「箱根の山は天下の険」というのを耳ざとく聞き取って一言。
「天花、どこにいる?」
天花ちゃんはいませんよ~。テンカはテンカでもテンカ違いでした~♪


粘土遊びをしながら
「たこやき。たこ焼き、変わるんだよ。一日たこでね、それから蛇になるの」
???意味不明・・・。
多分、丸いのを作ってそれがたこ焼きで、それを今度は細長くするという意味だったのでしょう・・・。


幼稚園に行くようになってから、韓国語もよく使うようになった。

ご飯食べ終わったら、
ターモゴッタチ~ロン!(←正しくはターモゴッチ~ロン)
다 먹었(다)지~롱.
(全部食べちゃったよ~ん!)
またあるときは、
ユウターモゴッター!ユウターモゴッタんだよー!!(←日本語と混ざってる・・・)
ユウ다 먹었다~.ユウ 다 먹었다んだよー!!
(ユウ、全部食べちゃったー。ユウ全部食べちゃったんだよー!!)


弟に何か説明しているときには
イロッケハゴ、イロッケハゴ・・・
이렇게 하고 이렇게 하고
(こうやった、こうやって・・・)
またあるときは、
イロッケハミョンアンドゥェジー。イロッケハヌンゴジー。
이렇게 하면 안 되지~. 이렇게 하는 거지~.
(こうしちゃだめでしょ。こうするんでしょ。)


私が食べないときは
オンマ、モゴヤジ。
엄마 먹어야지.
(お母さん、食べなきゃ。)


見てほしいときは
オンマ、イゴッポァーラ!
엄마 이것 봐~라!
(お母さん、これ見ろー!)(←親に向かってなんて言葉遣いじゃ・・・)


お父さんに食べてほしいときは
アッパ、イゴモゴ!
아빠,이거 먹어!
(お父さん、これ食べろ!)(←だから親に向かって・・・)

最近の決まり文句は
ユウガハルコヤ!
ユウ가 할거야!
(ユウがするの!)
幼稚園に遅れそうなときでもいちいち全部自分ですると言い張るので大変。
そのくせ時間があるときは自分でできることもできないといってやってもらおうとする甘えん坊になったり。ホント困ったちゃん♪


単語単位でも幼稚園で覚えてくるようになった。
シジャンノリ 시장놀이(お買い物ごっこ)、ソンセンニム 선생님(先生)、プンソン 풍선(風船)、ノリト 놀이터(遊び場、遊具のある小さな公園など)、ケミ개미(アリ)、エボルレ 애벌레(幼虫)などなど。
エボルレなんかは、私の勉強にもなった。

幼稚園に行き始めてから前よりずいぶん物怖じしなくなったので、それはいいのだが、ちっともいうことを聞かないやんちゃくちゃ度も大幅にアップした気がする。毎日怒鳴ったりお尻をたたいたり、しからない日はないほど・・・。こういう毎日の積み重ねで女性はおばさん化していくんだろうなあ。いかんいかん。


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