戦争に反対する市民の会

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質問状回答


1について 米調査団は、イラクに大量破壊兵器は存在せず、核兵器の開発計画もなかったとする報告書を公表しました。イラク戦争の最大の口実が完全に崩壊し、アメリカによる一方的な侵略戦争であることが、いっそう明確になりました。一日も早く残虐行為をやめさせ、国連主導によるイラクの人道的復興を進めなければなりません。小泉政権は、イラク戦争支持の誤りを認め、米軍指揮下に組み込んだ自衛隊を直ちに引きあげるべきです。
2について 自民、公明、民主などは公然と改憲の大合唱をしていますが、憲法9条改悪の狙いは、アメリカの海外での戦争に、何の歯止めもなく日本が参戦できるようにするためです。21世紀の世界の大勢は、国連憲章の平和のルールを尊重した「戦争のない世界」を志向しており、憲法9条は、この流れのさきがけとしての人類的価値を持つものです。憲法9条は日本の宝であり、改憲には断固として反対します。
3について 教育基本法の改悪は、国民を主人公とする教育の権利を否定し、それを国家による「教育権」に置き換えようとするもので、まさに時代に逆行するものと言わねばなりません。国民がいま心を痛めている教育をめぐる諸問題は、教育基本法に問題があるのではなく、その民主的理念を実行してこなかった歴代自民党の教育行政にこそ責任があります。教育基本法の改悪を許さない世論と運動を強めることを呼びかけます。

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