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2006.07.14
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カテゴリ: カテゴリ未分類
作家・藤原新也氏のサイトを覗いたら、悲しく、残虐、

氏の「ネットに流していただきたい」という言葉に応じて、以下転載。

Shinya talkはこちら


『箱根ホテル』の残虐行為

巣の残骸といっしょにビニール袋の中に詰め込まれたツバメの子たち(悪臭がするらしい)


藤原新也さま
箱根の大自然の中に建つ有名ホテルが、子育て中のツバメの巣を撤去。生きているツバメのヒナごと、ゴミ同然に捨てられたというひどい事件です。
このホテルには毎年、岩ツバメが飛来し巣を作っていて、何羽ものツバメが飛び交う姿が、部屋の中からも間近に見えていました。
しかし先日の6月30日、まだヒナがいるというのに、巣をすべて撤去してしまった。ホテル従業員に聞くところによれば、本社から壁に看板を取り付けるように言われたことと、糞が頭に落ちたお客から苦情が来たからという。気づいた時にはすべて撤去され、ヒナの所在もわからない。

私たちはその時、事務所の入口の草むらの中から、かすかな小鳥の鳴き声を聞きました。しかし、草むらを探しても見つからない。その時、草むらに無造作に置かれた10個以上の大きな土嚢袋に目が止まった。「まさか‥‥!」あまりにも大胆に置かれていたために、見逃していたその土嚢袋を見た瞬間、背筋がゾっとした。そして、中からは、巣に使われていた土と死がいとともに、まだ息があるヒナが続々と出てきた。そのむごい光景に、私たちは言葉もありませんでした。
私たちが命を救うことができたのは、21羽。そのうち3羽は、まだ産毛で、目も開きかけという、生まれたての赤ちゃんでした。
7月4日にホテルを訪れたところ、ヒナを失った親鳥らしきツバメが、100羽ちかく、かつて巣があった壁の上空を旋回していました。今もきっと、自分の子を探し、空を舞い続けているに違いありません。


以上の様な報告が私のもとに寄せられた。
これはひどい事件である。
この文面にホテルの名前は書いていないがそれは『箱根ホテル』である。
『富士屋ホテル』のチェーン店だ。
宮ノ下の『富士屋ホテル』はクラシックなホテルで有名だが、以前昼食に訪れたときひどい目にあった。サラダが作りおきでみなしおれているのである。
食事の味も推して知るべし。おまけに隣接するトイレから鼻の曲がるような悪臭。
こういったなんらかのプレミアのついたホテルというものはその名前で人が来るのでサービスの内容がおろそかになるということがある。どの観光地でもよくある現象である。
こういった経営のいい加減さが、今回の『箱根ホテル』の一件にも如実に反映していると言えるだろう。また客から苦情がきたというのは駅でツバメの巣を撤去する口実としてよく使われるが、ウソの場合が多い。




(※以下、ホテルから回答を含めた続編)


クリーンという言葉の残酷
箱根ホテルの行為に関して私にメールをくれた方はこのホテルを定宿としている人だが、ホテル側がツバメの巣とヒナの袋詰め廃棄処分を知っていたかどうかという質問をした。以下がその回答である


残念ながらホテル側が撤去作業現場に立ち会っていたのかは不明
です。

と言ったようです。
しかし到底信用できないため、それを覆すための資料を探している
ところです。

昨日、日本テレビの「リアルタイム」というニュース番組でこの件
が取り上げられたのですが、その内容は「鳥獣保護法」という法律
に焦点を当てたもので、「こんなことをすると法律に触れるんです
よ」というズレたものでした。
「なぜヒナのいる巣を撤去してはいけないのか→法に触れるから」
とも受け取れる内容です。
箱根ホテルの支配人は意味不明の言葉を並べ、「法を知らなかった。
だからごめんなさい」と、まるで被害者のような発言をならべ、
コメンテーターは行列の割り込みや歩行喫煙と同等に扱う始末です。
命の大切さなどには一切ふれませんでした。
ホテルのHPの謝罪文につきましては、私たちは強い憤りを感じております。


以下ホテルの謝罪文
お詫び

平成18年6月30日、当箱根ホテルにおいて、ホテル外壁看板取付工事の実施に際し、燕の巣を撤去したところ、これが「鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律」に抵触する行為と関係当局より指摘を受け、現在、警察等の調査に協力しております。

まだ、関係当局および警察等からの本件に関する処罰等は命ぜられておりませんが、今まで、従業員による「富士山クリーンアップ・エコトレッキング」の実施等、自然環境の保護に取り組んでまいりましただけに、まさに痛恨の極みと存じます。当ホテルと致しましては、軽率な行為を深く反省し、厳正なる処罰を真摯に受け止める所存でございます。

この度の事態により、燕の保護にご対応下さった関係者の皆様、日頃ご利用いただいておりますお客様、ならびに関係官庁等の多くの方々に対し、改めて心から深くお詫び申し上げます。

今後は、この事態を厳粛に受け止め、かかる法令の理解と自然愛護の精神を深めると同時に、鳥獣保護活動等への支援を通じて、皆様の信頼回復に全力で取り組んでまいります。

平成18年7月

箱根ホテル

箱根ホテル  〒250-0521 神奈川県足柄下郡箱根町箱根65
TEL:0460-3-6311 FAX:.0460-3-6314


謝罪文の中に「クリーンナップ」という言葉があるのは皮肉なものである。
要するにホテルクリーンナップのためにヒナごと土嚢袋で廃棄したということだろう。
「クリーン」という言葉は時に残酷である。
ナチスのユダヤ迫害も異民族クレンジングという命題のもとに行った残虐行為。ボスニアヘルツゴビナの内戦においても「エスニッククレンジング」という言葉がユダヤロビーを動かしアメリカが動いたという経緯もあった。

昔、私のところに高校一年になる友人の娘が遊びに来たことがある。日に二回シャンプーをする。お肌の手入れ、髪の手入れ、その他もろもろ自分の身体愛玩に余念がない。洗面場から出てくる彼女は本当に一点の汚れもなくクリーンそのもの。
ところが洗面台に行って驚く。
抜けた髪や飛び散った石鹸の泡。もろもろの汚れが辺り一面に。
クリーンな彼女とその現場の恐るべき落差。
ここにはひとつの示唆がある。
自分をクリーンにするということは自分のけがれ(ツバメの場合はけがれではないが、ある人にはそのように見えるようである)をどこか他のところに移したということに他ならないということ。クリーンなものの背景には必ずその犠牲を伴った何かがある。だからあまりにもクリーンなものを見ると私にはどこか違和感があるのだ。多少汚れを身につけている人間くらいがいい。それは異物を許容しているということだからだ。あるいは部屋にしてもこれはデザイナーやアートディレクターなどの仕事場にたまに見かけられることだが、妙にハイテックでミリ単位の汚れも許さないという感じのクリーンルームに通されることがある。私はそういう所に行くとどうも居心地が悪い。
「汚ギャル」と言われるまるでゴミためみたいな部屋に住んでいる子もちょっと困るが、あまりにもクリーンというのもヘンである。
どうも昨今ほどよい中間というものが何事においても痩せ細っているように思う。つまり自然体で存在するということが難しくなっているということかも知れない。

それにしても箱根ホテルの謝罪文。
まるで官僚が書いたような文章。
法に反したことに対する謝罪であり、根本なところがスッポリぬけている。
もう少し血の通った言葉が吐けないものか。
私の家も旅館をやっていたが、客商売というものには「血の通い」が命ということ。
こういった文面を書くようなホテルだから今回のようなことも起こったということだろう。





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Last updated  2006.07.14 07:28:14
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