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December 8, 2006
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カテゴリ: 冬ソナ
今回、GyaOで5度目の視聴をしている冬ソナですが、先日ここにトラックバックしてくれた、がっちり兄さんさんの、 サンヒョク視点のアナザーストーリー

確かに、サンヒョク、いい人です。
ふたりでおかっぱ頭にされちゃった幼少の頃から、ずーっとユジンだけが好きだった。それなのに、愛しのユジンは、全然異性として見てくれない。そして、ある日突然やってきた、どこの馬の骨かわからない転校生に心奪われてしまう。

そのライバルもいなくなり、ユジンの心の傷を10年かけてやっと癒し、婚約までこぎつけたと思ったら、チュンサンそっくりのミニョンさんの出現という悪夢のような展開。確かに、かなりかわいそうです。

でもね。

相手の気持ちが自分に向いてないのがわかっているのに、無理強いしちゃぁ、ダメでしょ。嫌がるのを無理矢理ホテルに連れ込んだり、「破談にして」と言ってるのに、一方的にみんなの前で結婚宣言したり。そんなことしたら、どんどん気持ちが離れていくに決まってるじゃん。

現に、そういう無謀な行動が、迷っていたユジンの心を決定的に引き離してしまったわけで。あんな無謀な行動に出なければ、ユジンだってふんぎりがつかなかっただろうに。

「愛してくれなくてもいい。僕のそばにいてくれるだけでいい。」なんて、そりゃ、アンタはいいかもしれないけど、愛する人が他にいるのに、別の男のそばにいなくちゃならないユジンの気持ちはどうなるの? 愛する女性が自分のせいで辛い思いをしても、何とも思わないの?



で、対するミニョン様。ぐいぐいアプローチはしますが、決して、無理強いはしません。スキー場の人工雪マシンでの「泣きたいならここで思い切り泣いて下さい」のシーン、「気が滅入っているときは、ココアを飲むといいですよ」のシーン。「今は決断をしなくてはいけないとき」と迫ったときも、「どっちつかずの状態は、何よりユジンさんが一番辛いから」という言い方をする。

ユジンがハンストしたサンヒョクを見かねて別れを告げても、決して責めたりしない。サンヒョクと言い争いをして置いてけぼりになり、タクシーを拾おうとして車道にはみ出たユジンを見つけたときも、だまってタクシーを拾ってあげただけ。

つまり、ミニョンさんの「いつも静かに見守ってくれる、安心感」の勝利ってことでしょうか。(そのミニョンさんも、自分がチュンサンだと知って混乱したときは、無理矢理な行動に出ようとして、かえってユジンを遠ざけてしまうわけですけど。)

以前に何度も紹介した 『冬のソナタ』で始める韓国語 という本には、日韓両国語の台本が収録されていますが、これ、セリフだけじゃなくてト書きも入ってるところがポイント。これを読んでいて気が付いたのが、「ミニョン、黙ってユジンを抱きしめてあげる」のようなト書きがたくさんあったこと。

そうなんです。ミニョンさん(チュンサン)がユジンを抱きしめるシーンって、「抱きしめてあげる」っていう表現で書かれている部分が多いんです。そういえば、自分の欲望からガシっと抱きしめるという感じではなく、ユジンの気持ちをいたわるように優しく包み込むような抱擁というシーンが多かったですよね。このト書きを読んで、作り側は、意図的に「ミニョンの愛=ユジンを思いやる心」というように描きたかったんだなぁと思いました。そして、それが、見事に世の女性たちのハートを、がしっとわしづかみにしてしまったわけですね。

あ、もちろん、そのキャラにヨン様がピッタシはまったから、というのは大きいですけど(笑)。そして、何よりも、ユジンがミニョンさん(チュンサン)を「とにかく好き」っていう気持ちが、見ている方には痛いほど伝わるので、なんとかその想いをかなえてあげたい、と思ってしまう。となると、「アンタのことは好きじゃないんだから、しょうがないじゃん。潔くあきらめなよ、サンヒョク!」と思ってしまうわけで(^^;)。

でもまあ、韓国ドラマには必須の邪魔者役。このポジションの印象が薄いと、ドラマ自体も今ひとつ物足りなく感じる傾向がありますから、そう言う意味では、思いっきり邪魔者役の存在感を示してくれたサンヒョクは、冬ソナ人気の影の立役者といえるかもしれませんね♪





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Last updated  December 8, 2006 07:36:23 PM コメント(4) | コメントを書く


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