幸せ空間創りま専科

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オーディオ編

タンノイ・ウエストミンスター我が家の家宝 タンノイRHR-N

私がまだ3歳くらいの頃、父は仕事を終えて家に帰ってくると毎日のように「ギーコギーコ」とブリキ板に穴を開け、ハンダで何やら引っ付けてるかと思うと今度は大きな木の箱を作ってました。
出来上がったのは、私の身長より遥かに高いスピーカー・ボックスが二つと、真空管アンプが二つ。FMチューナーと、プレーヤーは既製品でしたが、この時耳にした迫力あるサウンドは私の心を確実に捉えて離しませんでした。もっとも当時の私に、音の良し悪しの判断がつく筈ありませんけど。
幼い自分にとって、友達の家には無い「でっかいステレオ」は正直自慢でした、同時に何故友達の家にある「自家用車」が我が家に無いのか疑問でしたけど。

小学校5年生の時、それまでの社宅からマイホームに引っ越しました。そこには「リスニングルーム」なる部屋があり、大きな音でステレオを聴いても外部に音が漏れないよう、「二重サッシ」等の工夫が施されていました。
私も高校生になるとスネカジリの身分でありながらも、長年貯めたお年玉やこずかいを使いスピーカーなどを父と共同購入するようになりその第一弾がスピーカーで「ヤマハNS-1000」、第二弾がプリメインアンプ「サンスイAU-D907X」でした。

よく人に質問されます、「どこそこの有名メーカーの○○万円もするアンプ買ったのに良い音しないけど。何で?」
私「貴方にとって良い音って何?」
良い音っていうのはクラシックなり、ジャズあるいはロックのコンサート・ライブ会場で奏でられる生演奏の音に他ならないのです。
それを如何に忠実に再現するか?その為の道具がオーディオ機器なんです。
だから実際にコンサート会場に足を運んで生で演奏を聴かずして、単に高価な機器を買ったのに云々ってのは本末転倒と言いますか可笑しいのです。だって理想の音が存在しないのですから。

時代の移り変わりでしょうか?数年前からコンパクトな機器が持て囃され、以前のような大型のオーディオ機器は店頭でもあまり見かけなくなりました。
デジタル化され、それはそれで良いことなのですが心なしか寂しさを感じる今日この頃であります。
今の我が家のメイン機器を参考までに記載しておきます。

リスニングルーム
プレーヤー  :ヤマハ  GT-2000
CDプレーヤー :デンオン DCD-3500
カセットレコーダー :ソニー 555ES
プリアンプ :クリスキット MARK-8D / パイオニアC-90
パワーアンプ :サンスイ B-2301L
スピーカー :タンノイ RHR-N(上の写真)

マイ・ルーム(ガラクタ部屋)
CDプレーヤー :デンオン DCD910
カセットレコーダー :ソニー TC-K60
(高校1年の時に買ったもの)
プリメインアンプ :サンスイ AU-D907X
(高校2年の時に買ったもの)
チューナー :テクニクス ST-K806
(近所の電気屋さんのゴミ捨て場に有った物を貰って修理したモノ)
スピーカー :ヤマハ NS-1000
(高校2年の時に買ったもの)



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