子ども全般>子どもがオトナに絶叫するとき



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子ども全般>子どもがオトナに絶叫するとき


これは、精神科医の村田忠良先生のお話です。

(2005.3月28日の北海道新聞から抜粋)

子どもを診察してきて、子どもがオトナに対して心の中で叫び声をあげているのは、次の四つのこと。

ひとつは、

オトナは自分を「よくやった、大丈夫だ、と保障してくれない」。

子どもは自分が大丈夫でないことはよくわきまえている。


ふたつめは、

オトナは「よくがんばったな、えらいぞ、とほめてくれない」。

がんばりが足りなかったのは、子どもが自覚している。


みっつめは、

オトナは「待ってくれない」。

すぐには表現できず、成果も上がらず、もう少し見ていてほしいと焦っているときに、オトナは待ってくれない。


よっつめは、

オトナから「感謝される場面がない」。

オトナが先回りするだけだから、子どもはオトナに対して「ありがとう」という場面しかなくなっている。

子どもはオトナに「ありがとう」と言ってもらい、自信を養い自立する。


以上です。

村田先生の講義を以前、受けたことがあります。

先生はクリスチャンで、とても慈悲深い方。

いつも心の奥底を見つめているのが伝わってきます。




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