授業の都合上
『すみませんが、席をいったん、かわって下さい』
と、先生は言った。
すかさず彼女は『え~』と言った
かなり不快な顔をしていた。
え~、といいながらまた、私の顔を見た。
???
確かに動くのはめんどくさい事だけど。
そんなに嫌かな?
席を替わるのは、検定の級で分けて
上の級を目指す人のために
授業だけでは十分ではないところを教えるためだった。
先生は一人。
それ以外の人は問題集を行う時間にあてられた
みんな、就職のため。
技術を習得するために頑張っている。
もうずでに資格を持っている人は関係ないことだろう
なんでわざわざ、私が動かなきゃいけないの?
と、いわんばかりの彼女に
私は言葉を失った
そして、怒りがこみあげた。
がんばって上を目指そうとする人もいる
それを、そっと応援することはできないのだろうか?
怒りを覚えた自分
彼女と同じ器だと思った
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