Animal Assisted Education

《どうぶつふれあい教室’０６》

今日は、みんなに犬と仲良しになってもらおうと思ってここににきました。
みんなとお友達になるためにきてくれたわんちゃんの名前は○○ちゃんといいます。
あとで、○○ちゃんとご挨拶の練習をするので、みんな楽しみにしていてくださいね。

ではお話しを始めます。
みんなは家の近くや公園で犬にあったことがありますか？
ある人～？（と手をあげると園児たちのリアクション）
じゃぁ、犬にさわったことがある人～？（と手をあげると再びリアクション）
‥
そうだね、たくさんのお友達が犬にさわったことがあるみたいだけれど
見たことしかないお友達や、さわったことがないお友達もいるみたいだね？

と、ぬいぐるみのアリスを園児たちに見せる。

犬には
みんなと同じように
色んなものをを見る目、臭いがわかる鼻、物を食べる口、音を聞く耳、手足
そして、これはみんなにはないと思うけど尻尾があります。

公園で可愛い犬にあって「さわりたい」って思ったときにイキナリ顔をなでたりしたら、みんなはどう？
（と聞くと、「やだ」「こわい」などのリアクション）
そうだね、犬もみんなと同じだね。
だから、イキナリ近づいていって乱暴になでたり
耳や尻尾をひっぱったら？　犬はどんな気持ちになると思う？
と、アリスの耳や尻尾をちょっと引っ張って見せると
（「いたい～っ」「やめてっていうもん」などのリアクション）
でも、犬はみんなみたいに「痛いからやめて」って言えないから
う～って唸ったり、わんって吠えたり‥
（‥というと、園児たちは必ず「噛む！」というのがおかしい(*￣ρ￣)”）
そうだね、乱暴なことをしたら、そういうこともあるかもしれないね？
だから、犬をさわるときは優しく、耳の後ろや首のところをなでてあげてください。
わかった人～？と手をあげてみると（「は～い」と小さな手のひらがいくつもあがる）

じゃあ　この絵、みんな見えるかな？
と、犬が尻尾を巻き込んで不安がっている絵を見せると「困ってる～」などの意見。
じゃあ、次はこの絵
と、犬が牙をむき出して怒っている絵を見せると「おこってる～」「噛もうとしてる」など。
じゃあ、最後にこの絵
と、犬が尻尾をふって楽しそうにしている絵を見せる。

その３枚の絵を使う
まず、楽しい犬の絵を見せて
公園で犬に会った時、さわってみたいな～とおもったら、犬を連れている人に
「さわってもいいですか？」って聞いてみてください。
連れている犬が楽しい気持ちの時には、きっと「いいですよ♪」って言ってもらえると思います。
でも‥（と、不安気な絵と怒っている絵を２枚みせて）
自分の犬がこういう気持ちでいる時には「ダメです」って言われると思います。
ダメっていわれたら、みんなはどうするのかな～？
ときくと「さわらない」「がまんする」などのリアクション

そうだね、ダメっていわれたら絶対に犬に近づいたり、さわったりしたらダメだよ～と。

では、これから○○ちゃんとご挨拶の練習をしてみましょう♪
「こんにちは、かわいいですね、さわってもいいですか？」と尋ねる
○○ちゃんのハンドラーは「いいですよ」といってくれる。
そうしたら、まず（手の甲を見せて）ここの臭いを○○ちゃんに嗅いでもらってください。
犬はお鼻がとってもいいので、臭いでみんなのことを覚えてくれます。
自分の臭いを嗅いでもらったら、その後でそっとやさしくなでてあげてください。
では、みんなの先生にお手本をみせてもらいましょう。

お手本をいただいて、園児３人づつと○○ちゃんはご挨拶のシミュレーション
はい、みんな上手に○○ちゃんとご挨拶ができましたね
パチパチ

最後に大切お約束があります。
犬を抱きたいなって思ったときは、犬の顔と同じところまで座って、
両手でやさしく、しっかり抱いてあげてください。
抱いたまま立ったり、歩き回ったりすると、犬は動いて落っこちちゃうからね～　

そして、犬をさわった後は、みんなが砂場で遊んだ後と同じです。
きれいに手をあらってから教室にもどってくださいね。
おばさんのお話はこれでおしまいです。

今日は外に９匹の子犬たちが、みんなに会いに来てくれています。
みんなよりず～っと小さなわんちゃんばっかりです、そっとやさしく触ってみましょうね。

「は～～～～い」と大合唱

▼∵▼　キョウモ　イロンナ　イヌノ　ニオイ