゚・*:.。 のんびり兄 With 子怪獣 .。.:*・゜ 

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出産

決断してから ウテナリンの点滴止めて かなり激しい腹痛が襲っていた。
陣痛だ・・・

お腹の赤ちゃんは この時も元気に動いていたの・・・・
動いてる赤ちゃんがお腹にいるのに・・・
元気に キックしてた赤ちゃんが・・・・


それまで カテーテル入れたらて かなり痛くて 取ってもらった。
そしたら トイレに行きたくて トイレに行った・・・
激しい陣痛と闘っていたのだ。
もう かなり乱れていた。
これは 我慢限界と感じ そのまま分娩台へ・・・・

破膜させた・・・・
あたたかい 羊水が出たのが分かった。
そしたら 激しい陣痛が止まってしまった。
しばらくしても 陣痛は来ない。
でも 先生は 無理矢理 赤ちゃんを出した。

私は 
「どっちですか? 男の子ですか?」
(女の子ほしかったので あえて男の子ですか?と聞いた。)
「女の子だよ~」
と聞いて瞬間・・・・
不思議と嬉しかった。
悲しいはずなのに 出産した~ 女の子だ~ という喜びじゃないけど感動があった。
普通分娩だったので 余計に そういう感情になったのだろう。

PM1:40 448g 28センチの女の子誕生。
そのまま天使になりました。

出産終わって 少ししたら涙が・・・
どんどん溢れてくる涙・・・
看護婦さんが心配して来てくれる。

「赤ちゃんに逢う?」と・・・
「うん ・・・・・・」

しばらくして きれいになった赤ちゃんを連れてきてくれた。
22週の赤ちゃんって想像つかなかったけど しっかりした赤ちゃん。
腕に乗るくらいの赤ちゃんで 448gしかないのに だっこしたら ずっしり重かった。
ただ お肉が付いていないだけ・・・・

数時間前まで お腹で元気に動いていた赤ちゃん。
今は このままでは生きることができない・・・
でも 私は 赤ちゃんの心臓あたりが動いていたのを見た。
思わず看護婦さん呼んで
「赤ちゃん動いてます・・・・」と・・・・
「でもね。。。 この状態では息できないから・・・・」と。
冷たかった。
でも 今思えば あの子は奇跡を起こせた赤ちゃんだったのかもしれないと・・・・・
本当に ぴくぴく動いてたんだよ。
生命力がある子だったのかな?
本当に悔しい・・・
自分が何もしてあげれなかった愚かさ・・・・・
悔やんでも悔やんでも悔やみきれない・・・・
でも この感情もあるあの日からの感情。



★出産の日のその後・・・へ★








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