宇宙はてない社 1983年8月 発行
天国で 天使たちが 星けり遊びをしていると
ちょっと変った天使たちが 昇ってきました。
『 きみたち どこから 来たんだい?』
『 なんだって そんなに大勢で昇ってきたのさ?』
と、天使たちが聞きました。
『 ぼくたちは日本から来たんだよ。 お母さんのお腹の中で
とっても 気持ちよく暮らしていたんだ。 だけど、ある日、
とつぜん 原発で 大きな事故が おこったんだ!
原発からは たくさんの死の灰や 悪魔のプルトニウムなど
放射能が あとから あとから 飛び出してきた。 放射能が
お腹に 入ってきたら 苦しくなって、天使になっちゃった!
放射能の 毒に やられて まだ これからも
天使になって 昇ってくると思うの 』 と
新しく来た天使たちは 泣きながら言いました。
『 そんな危ないもの どうして つくったのさ!
放射能が 飛び出してくるなんて まるで
原爆と 同じじゃないか!!』
天使たちは 驚いて言いました。
『 でもね、日本には そんな恐ろしい原発が 他にも
たくさん あるんだよ。 ≪原発は つくらないで!
放射能は いやだ!!≫ と 一生懸命に 叫んでも
もっと もっと つくる 計画なんだ。
≪つづく≫
一日分の画像容量をこえてしまい
ましたので、 こちら
に つづきます。
切に 切に 祈っております。
【原発の絵本シリーズ】
≪原発のえほんシリーズ≫の ご紹介
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