銀行の利息と離婚

【銀行の利息と離婚】


アメリカの銀行の金利は銀行にもよって
多少の違いはあると思うけど、
家の銀行は一年定期で3%ほどつく。
5年定期で約5%。

一年半前位はもっと良くて1年満期の定期に6%、
5年満期で7%ついた。

あの時1年にしないで5年にしとけば良かったと
本当に悔やむ。
家のだんなはちゃっかり5年の定期を購入し、
よい利息が付いている。

私が日本にいた頃貯めた少しばかりの貯金も
利息の増えない日本の銀行においとくよりも
アメリカの銀行に預けた方がいいのだろうけど。

アメリカで知り合う日本人女性から
色々相談を受ける事の多い私。

日本にある貯金をアメリカへ移すべきかどうかと
何度となく質問をされた事がある。

「彼が日本にある貯金を利息のいい
アメリカへ移せと言うのよね~
どうしたらいい?」

結婚生活に持ち込めば
そのお金は半分彼の物になるけど
それでも良いなら利息の良いアメリカに移そう。
それが嫌なら日本へ残す方がいいと助言をする。

その理由の一つは貯蓄をして何かに備えようと考える
堅実な日本人とは違い、
借金で欲しい物を買い、生きている今を楽しもうという
考えをする人々の多いアメリカ。

今ある現金はすぐに何かの当てにされてしまい
結局消えてなくなる可能性が大きい。

カードローンの無いアメリカ人に会えたら
あなたはラッキー
だと思わなければならない。

今回僕はこれだけお金が借りられた!
と自慢話をし合うアメリカ人達。

沢山お金が借りられるという事は
その人の信頼性を表す尺度。
これは日本でも同じだろうけど、

何かちょっと違うような気がする。

二つ目の理由としては、
もしも万が一アメリカで離婚をした場合。

アメリカでは夫婦で半分にわける事がほとんど。
きれいさっぱり何もかも半分だ。
預金、年金、家、家具、車,
ぜーーんぶ平等に分ける。

どんなに今が幸せでも明日は
何が起こるかわからないのが
アメリカだと思う。

いつも健康とお金だけは大切にしなければ
ならないと考えるシビアな私。

カリフォルニアやハワイなどは
ノンフォルト・ディボースと呼ばれる法律があり、
どちらが不貞を働こうが離婚言いだしっぺだとか
おかまいなしに離婚は成立する。

片方が嫌だと言っても離婚は受理される。
日本の様に判を押すだの押さないだの
そういう面倒な事は一切無し。

片方が嫌になれば離婚は成立。
全部半分にして文句なし。

なんて怖い法律でしょう。
言い換えれば…なんて便利な法律!
と呼ぶ人もいるだろう。

こんなコマーシャルをテレビで見たことがある。

離婚で争うだんなが夜中にパジャマ姿で
半分に分けられない車や家具を電動のこぎりで
真ん中から真っ二つに切ってしまうというもの。
アメリカならではのコマーシャルとも言える。

日本だと離婚に伴う女性の立場、
特に子供がいる場合は弱いイメージがあるし、
夫は家や財産はほとんど妻に渡して離婚に
踏み切るという話を実際に聞いた事もある。

日本男児はやっぱり男らしいのかな~。

女性が強く生きていくべきの
アメリカですね。

“Maybe”の本当の意味

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