探偵の夜明け

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キムチ鍋！　lady-piratesさんからポン酢がいらない鍋として教わりました。（勝手にお名前出してスイマセン。）

早速キムチ鍋の素を購入しにスーパーに向う。

キムチの素ってビンか何かに入っていて、それを溶いて使うのかと思ったら違うんですね、すでにペットボトルに詰められていて、それを入れて水で薄めるだけ、お～感動！　（こんな事に感動してるのは、私ぐらいか?）
しかし便利な世の中だ。

中に入れる具を何にしょうか考えていると、またもや甘い誘惑が私を誘うのです。

懐かしい駄菓子達が、手招きしてをります。
「うまい棒」何だか凄い種類があるなー「粉末ジュース　コーラ」よく水に溶いて飲んだなー「ゴリラの鼻くそ」な､何だこのネーミングは？　誰が買うんだろう。

あっ、目的を忘れる所だった。鍋の具を買わないと･･･

団子も練ってあって、入れるだけの物！

買い物を済ませ自宅に戻り調理開始！

キムチの素の説明書きを見ると、３～４人分と書いてあり一度開けたら３日以内に使って下さいと書いてある。
え～そんなに食えないし、ほかに使い道あるのか？

ここでグットアイデアが思い浮かびました。
友人に電話して、飯でも食わないかと誘いました。

私「鍋作ったんだけど食べにこない？」

友「････いつから料理なんてするようになったんだよ？」

私「最近、ちょっと初めてみた。」

友「･････俺は実験台か？」

私「な､何をいってんだよー　１人で寂しいだろうと思って誘ってやってるんだから、有り難いと思えよ。」

私「･････いいから、早くこい！　あっ、酒を買ってこいよ！」

まったく、とんでもない奴だ！
昔からの友人５人の内、私とこの友人以外は結婚しているので、誘えるのがこの男だけなのです。

暫くして現れた友人が、キレイな女性を連れてるじゃありませんか！

友「紹介しておくよ、彼女の〇〇」

な、なんだこの展開は？

友「先に言っとくな、来年結婚する事になったんだ。」

え～彼女が出来たことも黙っていて、そしていきなり結婚って･･･
う､裏切り者めー

私「あっ、そ、それはオメデトウ。これで俺も安心して結婚できるよ。」

友「そうか、有り難う！なんだハートにもいい人いたのか？　何だかお前に気を使って中々言えなくてなー」

私「えっ、まーな！　じゃお祝いだ！　飲もう。」

こんな事がありながら、鍋パーティー　鍋はもちろん美味かったが、いよいよ独身は私だけに･･･
ベロベロに酔っ払ったのは言うまでもありません。

ハート探偵社

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