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グレイヴディッガー
高野 和明
【 内容情報】(「BOOK」データベースより)
だが移植を目前にして連続猟奇殺人事件が発生、巻き込まれた八神は
白血病患者を救うべく、命がけの逃走を開始した。首都全域で繰り広げ
られる決死の追跡劇。謎の殺戮者、墓掘人の正体は?圧倒的なスピードで
展開する傑作スリラー巨編。
おもしろい。
『13階段』を2回目読んでから(1回目の記憶が無かった・苦笑)
この人の他のも読んでみたけど、人の描き方が丁寧だと思う。
警察と公安とカルト教団と政治家と、さらには骨髄移植が絡むこの作品。
まるで中世ヨーロッパの暗黒時代に蔓延した魔女狩りの手法に
則ったように行われる連続猟奇殺人。
タイトルの「グレイヴディッガー」とは墓掘人の意味で、魔女迫害をした異端審問官を虐殺する蘇った死者を指す。
グレイヴディッガーに追われているかのような悪党の八神。
悪党って言っても、全然その悪党ぶりがなくって、
古馴染みの刑事も認める嫌じゃない知能犯。
ユーモアが利いていて、危機感たっぷりなのに、なぜかワクワクしてしまうような窮地。
骨髄移植のドナーとなるために、
決められた日時までに病院に向かわなければいけないのに、
謎の集団に追いかけられ、警察には重要参考人として追われ、
それぞれの追跡をギリギリのところでかわしながら、
病院に、そして真相に近づいていく。
八神と刑事たちのやりとりとか、岡田女医とのやりとりもニヤリって感じ。
結構題材としては重いと思うけど、それが深刻になりすぎないところがいい。
これは本当にお勧め
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