ヘンリーの国際関係学

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September 13, 2004
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カテゴリ: マスコミ
前篇


イスラエルにとって、中東が今よりも更に小国化することは望ましい。
イラクは、北のクルド、真ん中のスンニ派、南のシーア派の3つの地域に分裂する可能性があり、イラン・シリアも複雑な民族構成を抱えており、政権が転覆されると国内が分裂する可能性がある。これはイスラエルにとって統治しやすくなるので好都合である。
国内分裂を望み、最終的に米軍が統治に失敗して中東から出て行く事を望むのならば、国防総省のネオコンがイラク復興の人員を少なく見積もったとしても合点がいくし(ネオコンは、50万人という主張を跳ね除け、5万人と主張、最終的には15万人が派兵されたが兵力不足が起きている)、国際協調を望まずに強行したのも合理的だ。
アメリカの石油利権をイスラエルに委譲させるのが目的なのだとしたら。


アメリカの石油利権(中道派)はネオコンのこうした動きに当然対抗している。チャラビでなくアラウィを首相に就任させたのもその一環である。
イラクの米軍の司令官の中には、ワシントンの許可を得ずにナジャフのサドル師やファルージャの民兵組織に対してけんかを売り、一触即発の自体を作った上で米軍側が撤退し、結果的にサドル師やファルージャの民兵を「国民的英雄」に仕立てている勢力がいる。これはわざとこれらの反米勢力を英雄に仕立ててイラクのナショナリズムを勃興させ、米軍が撤退してもイラクの統一が保たれ、イスラエルの勝手にされずにすむようにしかけているのかもしれない、という推測も可能だ。


一見「狂気」に見える行動によって、「真の動機」が隠されているかもしれない、というのが垣間見れたのではないだろうか?


「イラク戦争は戦後処理に手間取り」(産経新聞)というが、それが予定通りだとすれば?
「イランや北朝鮮の核開発を阻止できていないという現実」(産経新聞)というが、その脅威論は誰が作ったのか?
「(9・11)の恐怖と屈辱がアフガニスタン戦争、イラク戦争に駆り立てた」(朝日新聞、9月10日)という、単純な思考ではなく、9・11は口実作りに過ぎなかったのではないかと考えてみなくてはならないのではないか?
本当の勝利者が見えない場所に居る中で、「米国の戦後統治は誤った」(読売新聞社説)と言ってしまって良いものだろうか?

確かに世界は混沌としており、「イラク戦争はテロを世界に拡散させた」(朝日新聞、9月10日)であろう。

だが、前述のイスラエル以外にもこのようなデータもある。
世界の武器取引の占める米国の割合が増え続け、9 6年の33%から2003年は過去最高の57%に達した、というものである(読売新聞)。
更に日本は今、武器輸出3原則の見直しを検討し、「米国が中心的な役割を果たしている」という場合には武器の共同開発・生産を認める方向に動いているが(朝日新聞、8月21日)、これらは無関係だろうか?




ここで僕が書いた文章は田中宇氏の「田中宇の国際ニュース解説」を大いに参考・抜粋したものであるが、これを全面的に信用する必要は無いと思っている(僕はかなり信用してしまっているが)。
僕のコラムの今回のテーマは「物の見方を60度ほど変えることで、『表に見えているものが真実とは限らない』という考えを持ってもらう事」だからだ。

マスコミが流す「誰かの意図にまみれた情報」が正しいわけではない。


考えれば考えるほど、色々な謀略が見え隠れする。だが、それが国際政治であろう。
世界は複雑だけど、シンプルにしてしまっては真実には決して近づけない。
経済、宗教、思惑、理念・・・色んなものが混ざっているのが世界である。
幅広い考え方や情報を吸収していく必要があろう。


だから、我々にできる事はなんであろうか?

「見える暴力に反対して満足したが為に、見えない暴力に気付く努力を怠ってはいけない」ことは言えると思う。

真の意図を隠すために語られる表向きの理由に反対していることで、表向きは変わっても、後ろでは何も変わっていないのならば、同じ悲劇は続くのかもしれない。
もっと多くの人が苦しむのかもしれない。


日本人として何ができるのか。僕ならば何ができるのか。
これから考えていきたいと思う。



<参考文献>
朝日新聞 8月21日「政府、武器輸出3原則見直し」
9月10日社説「9・11から3年の米国―蛇の賢さと鳩の素直さを」
産経新聞 9月10日社説「9・11テロ3年 より広い包囲網の構築を」
田中宇 「石油利権とイラク戦争」2004年9月7日
「『華氏911』とイスラエル」『同』2004年7月16日
読売新聞 9月4日「世界の武器輸出、米国が約6割・・・ロシアは横ばい」
9月4日社説「米共和党大会 ブッシュ再選をかけた反テロ戦争」

(注1)マイケル・ムーアの『華氏911』に対して、一般的な見方と違う見方ができる内容の文書があるので田中氏のHPには是非訪れて下さい)

(注2)文章中、如何にも「僕が考えました、フフン」的な文章がありますが、終盤以外ほとんど受け入りです。田中氏の。ごめんなさい、偉そうな書き方で。

(注3)ってか、学校で習ってたらごめんなさい。





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Last updated  November 27, 2004 05:14:53 AM コメント(7) | コメントを書く


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