高橋信次先生に学ぶ

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臓器には臓器の集団精神がある




細胞が集まって胃なら胃、腸なら腸をつくると、胃の集団精神、腸の集団精神が生まれる。

われわれの意識は、肉体の几ゆる細胞精神を統制し、支配しなければならない。
「大なる生命は、小なる生命をコントロールしなければならない」
というのが「生命の法則」「心の法則」である。

肉体は、われわれの意識と関係なしに、肉体が勝手に動いているということはないのであって、必らずその人の心の影響で動いているのである。
われわれの肉体細胞は1分間に300万づつ、古い細胞は死んで新しい細胞がつくられるという。

即ち新陳代謝するのである。

肉体という面からのみ見た場合、4年以上古い人間は一人もいないのである。
全身の肉体細胞は60兆あるといわれるが、やわらかいところの細胞は1年以内に全部入れ替るし、替らないと見ている堅い骨の細胞でも4年以内には全部入れ替るというのである。
だから「4才以上の古い人間は一人もいない」ということになる。

常に新しい細胞によってつくられている人間であるが、本当なら4才位の身体をした人間ばかりがいなければならないということになるが、背は伸びるし、身体全体が大きくなるし、社会生活の調和を保つために年相応に年を取るようにつくられている。

しかし、年より老けている人がいる。

その人はいつも心が老け込んで「年をとった」と思っているからであって、「自分は若い」と想念すれば年相応に若くなることもできるのである。



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