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ワイン造りの始まりは、
動物か人間によって押しつぶされた葡萄が、
偶然、醗酵し始め、
アルコールを含む液体が出来、
それを飲んだところ美味しかった事から始まったと考えられています。
この偶然が、科学的に解明されたのは
1862年パスツールによってでした。
紀元前から、バッカスの贈り物を解明するのに
約2000年もかかったんですね!
でも、そこからの醸造学の進歩は、目覚しいもので、
今ではアルコール発酵をする酵母は数千種確認されています。
しかし、ワイン造りに適した酵母はこの中の2~10%で、
残りのものはワイン造りに適さないどころか邪魔になることも分かってきました。
では、なぜ少数派の酵母が、生き残り、
素晴らしいワインを造ることが出来るのでしょうか?
それには、4つの理由がありました。
ワイン酵母は...
1)他の酵母に比べアルコールに強い
2)酸素が無くても生きていける
3)酸に強い
4)亜硫酸に強い(添加物に強い)
この4つの特性が、アルコール発酵が進むにつれ
ワイン酵母だけが生き残る理由なのです。
つづきは次回...
カエサルも飲んだかも!? June 18, 2007