東村山グルメ日記

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2005年06月08日
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カテゴリ: 韓国料理
 第7回目に取り上げるのは、鷹の道沿いにある韓国家庭料理専門店 「仁寺洞(インサドン)」

「仁寺洞」の冷麺

 最初にパンチャン(付き出し)が3皿運ばれてきてうれしく思ったのだが、やってきた冷麺を見て超ガッカリしてしまった。氷が「これでもかッ!」と言わんばかりに入っているのだ。氷が入っていると、見た目は涼しく見えるが、食べるとなると、スープは薄くなるし、いいことはまるでない。

冷麺のアップ

 麺は細くて美味しそうなんだけど、果たしてどうだろう? 早速、いただいてみるとしましょうか。

【スープ】★★☆
 氷のお陰で冷たくなっているのはいいのだが、味は普通。というか、スープ本来の旨味が足りない。本場韓国の冷麺は牛肉や牛骨からスープを取るのだが、そういう味が感じられない。酸味はあったので、酢は入れなかった。器の縁にカラシが付けられていたから試してみるが、イマイチ。それにしても韓国料理の専門店で冷麺を食べると、必ずと言っていいほどカラシが付いてくる。一体なぜだろう? 美味しくなるとは思えないのだが……。
 冷麺はスープにしろ、麺にしろ、冷たい方が美味しい。でもだからと言って、氷を入れるのは安易すぎる。美味しいと評判のお店では、スープを凍らせたモノを入れたり、それをカキ氷状にして添えたりしている。そういうスープの味を変えずに冷やす工夫をして欲しいモノだ。

【具材】★★
 ゆで卵半個にキュウリの千切り、大根スライス、そしてハム。具材はとても少ない。パンチャンがあるから★2つにしたが、もしなかったら★1つだっただろう。ハムが入っているのは初めてみた。ハムと言っても、味は魚肉ソーセージのようだった。フルーツ系が入ってないし、寂しい具材だ。


 そば粉の入った細い韓国麺。大量の氷のお陰でよく冷えていて、ノド越しはとても良かった。しかし、ココでも氷がマイナス効果を……。ある程度、麺を食べると、浮かんでいる氷が邪魔して麺を箸ですくい取れないのだ。仕方なく空いたパンチャンの皿に氷を全部移したのだが、その数、ナント20個! 私は今までいろんな冷麺を食べてきたけど、これほど大量の氷が入った冷麺を食べたのは初めてだ。

【値段】★★★
 900円は高い。パンチャンが付いていて一見お得な気もするが、冷麺がコレでは割が合わない。安くするか、冷麺の質を上げるか、どちらかをしないと納得できないかも。

【総合評価】★★☆
 氷に尽きるね。あの大量の氷を何とかして欲しい。私はスープを凍らせて、シャーベット状にして乗せれば、見た目も涼しいし、麺やスープを味を損なうことなく冷やすことができていいと思う。そういうやり方のお店は今のところ、東村山ではないから、話題にもなってウケると思うのだが……。現状のままでは高いし、本場にこだわるお店にとってマイナスにしかならない気がする。他の料理が美味しいだけに残念でならない。





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最終更新日  2007年10月13日 15時57分12秒 コメント(4) | コメントを書く
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