陽はまた昇る

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EAT MAN

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April 11, 2006
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観てきちゃいました!!



この映画は90年代のシーンを最大に揺るがしたグランジロックの勇”NIRVANA”のギター&ヴォーカルのカート・コバーンをモチーフとして作られた映画で、ココでは”ブレイク”という役のロックアーティストの死に至るまでの最期の2日間を描いたものです。(あくまでフィクションです。コバーンに関してはモチーフってだけね。)

都内では渋谷のシネマライズでしか上映されてないのでいつもソールドアウトに近い盛況ぶりみたいね~。俺も本当はレコーディングが終わってからゆっくり・・・・って考えてたんだけど、待ちきれませんでしたわぁ~(≧д≦)ノ




感想は・・・・・





”事実は色褪せなく、そして、重く、切ない。”






このHPをご覧になってる方もこれから観る人もいると思うのでストーリーは話さないけど、とにかく考えさせられる作品だったなぁ~。

観点次第では凄くカットも繊細で綺麗なシーンばかりで芸術性も高いんだけど、俺にはレコード会社の重役の役で出演してたキム・ゴードン(SONIC YOUTH)のあるセリフで”ドンっ”っと重い作品に感じてしまったんだ。







”一緒に帰りましょう・・・・。”

”もう何も恐がらなくていいのよ。 そう、自由なのよ・・・・・。”


優しく、母が小さい息子に語りかけるように。






カートはもうこの世には居ない。
でもゴードンは居る。


どういう気持ちでこのシーンを演じたのかな・・・・?

そして結局、ブレイクを連れ出す事ができずに振り向きながら玄関のドアを開け、去る・・・・。

数秒のシーンだったんだけどその時のゴードンの顔が、俺にはコバーンの死や当時、自分達が置かれていた背景を回想してる顔に見えて仕方なかった。

凄く淋しく、名残り惜しそうな・・・・。それでいて決別は済んでいるような・・・・・。

90年代を激震させ、グラミー賞まで取り、認知させてきたグランジというジャンルを世に確立させたシアトルロック全盛期を生きてきた2バンド・・・。
そして退廃的な世の中にどうしようもない怒りを音として発していた本来破天荒なグランジというジャンルと、それをコントロールし、ショービズ化していった世の中・・・。全く反対のものが共存していたジレンマと葛藤の時代。そんな時代の渦中の中心人物的存在ともいえる2人。

そんな1人をこの役に抜擢したガス・ヴァン・サント監督って凄いと思う!!!!

あの時代に青春だった人には考えさせてくれる映画です。
色褪せ気味だった青春にもう一度色を塗りなおしてみる。っていう気持ちで観てみてはどうでしょう??







>>あなたにとっての青春を想い出させてくれる映画って何ですか?








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Last updated  April 11, 2006 12:37:36 PM


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