読書日和 ~Topo di biblioteca~

読書日和 ~Topo di biblioteca~

2005.04.21
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もう、言葉が出てこないんだもの。全然。

指先が震えてくるような緊張感が堪らない。
三部作をほぼ立て続けに観たけれど、
「ああ、あの台詞が今、ここに生きてくるのね。」という言葉や場面が
随所にあって、それがずっと心の中で尾を引いている感じ…。
ただただ、「ああ!」って感嘆の溜息をつくしかないみたい。

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「インファナル・アフェア」

インファナル・アフェア ◆20%OFF!<DVD> [PCBE-50836]

警察に潜入したマフィア、ラウ(アンディ・ラウ)とマフィアに潜入した
捜査官ヤン(トニー・レオン)の二人。

それぞれ、いつ自分の正体がバレるのかという緊張を強いられる状況で、
自分の存在に矛盾はないのかと葛藤を抱え込んでいく様は
観ていてとても心が苦しくなる。

嘘と、裏切りと、矛盾と、死が取り巻くこの状況から早く解放されたい。
原題の「無間道」(=地獄)、このタイトルがすごく効いてる。

どちらにより魅入られたかといえば、ここではトニー・レオン。
常に死を意識し、ときには警察官という元の身分に戻ることを
諦めかけているのではないか、と思えるような表情が切なくて
ラストシーンには呆然とさせられる。


恋愛を絡めて欲しくない…という感想を目にしたけれど、その気持ち、
とてもよくわかる。
柊は女なので、そう言われちゃうのは実はものすごく悔しいことの筈だけど
主役二人が作り上げる緊張感に余分なものは一切欲しくない!

…でも、柊はケリー・チャン、好きなんです~。

「インファナル・アフェア 無間序曲」

インファナル・アフェア 無間序曲 ◆20%OFF!<DVD> [PCBE-51354]

時間は遡り、主役二人が潜入を始めた頃~の物語。
トニー・レオンもアンディ・ラウも登場しないのにどうやって引っ張るの?
という心配はまったくの杞憂に終わります。

1で恋愛(女)を絡めて欲しくないなあ~と思った感情はころり、と
転んで柊は、マフィア・サムの妻を演じるカリーナ・ラウに釘付け。

潜入捜査の非情な部分、血で血を贖うようなシーンの数々。
1では描かれなかった主役二人の心情や背景が
どんどん肉付けされていきます。

そして最終章 「インファナル・アフェア 終極無間」

1、2、続けてみているのに拘らず物語について行くのに必死!
過去に遡ったり、微妙に時間軸が入れ替わったり、
新たに二人の登場人物が加わって、一体誰を疑うべきなのか
混乱してくるのですが…。

自分と同じようにサムの手下として警察に潜入している人間を探り出し
自身の過去を隠すため始末しようと謀るラウ。

こうなると俄然、アンディ・ラウに肩入れしたくなってしまう!
「善人になりたい」、そう切望した彼がとった手段は…?

より死に近い場所にいても、心の中でずっと警官(善人)でいられた
ヤン捜査官(トニー・レオン)に対して、ラウが抱いた感情は
嫉妬なんだろうか?それともコンプレックス?
1で二人が対峙したときに交わした言葉は、ラウにとっては呪詛に近い
ものだったんだろうかと思うと…悲しい。

トニー・レオン、アンディ・ラウの主役二人はもちろんのこと、
脇を固めた俳優陣もみな個性的で一人一人がとても印象深かった!
この役でこれ以上の演技は観れない!と思う。
「この映画はこの配役しか考えられない!」とまで思い込ませるこの映画。
うーん、果たしてハリウッドでリメイクする必要があるのかっ!?と
心配になっちゃうのはきっと柊だけではないはず…。

ちなみに一番最近に読んだリメイクについての記事がこちら↓

マーティン・スコセッシ監督が手がける香港映画「インファナル・アフェア」の
リメイク「ザ・ディパーテッド」に、ジャック・ニコルソンが参加することが
明らかになった。
レオナルド・ディカプリオがアイルランド系ギャングに潜入する囮捜査官、
マット・デイモンがボストン警察に潜入するギャング役に決まっているが、
ジャック・ニコルソンの役どころはアイルランド系マフィアのボスだという。
今年4月にクランクイン予定。…

つまりトニー・レオンの役どころをレオナルド・ディカプリオ。
アンディ・ラウの役をマット・デイモン、
マフィア・サム役をジャック・ニコルソンということだよね…。

  だ、大丈夫なんだろうか…?







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最終更新日  2005.04.21 15:42:45 コメント(10) | コメントを書く


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