ヒジャイ        日々の詩

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2011/06/14
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オスプレイ配備に反対し、座り込む安里猛市長(右から2人目)ら宜野湾市民=13日午前、宜野湾市役所前
 【宜野湾】米軍普天間飛行場に配備予定の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイに反対するため、宜野湾市や市議会など、市内の主要6団体による座り込み抗議行動が13日午前、市役所前で始まった。行動に先立ち、安里猛市長は「普天間の返還合意から15年が経ったが、全く前進していない。騒音防止協定も10時以降もヘリが飛び続け、日中騒音に悩まされている。住宅地上空で訓練を実施するなど、場周経路も守られていない。このような中、オスプレイの配備は言語道断で許されるものではない」と訴えた。抗議行動は5時まで実施される。【琉球新報電子版】






 オスプレイの普天間飛行場への配備反対の運動が広がっている。安里宜野湾市長も座り込みをした。しかし、「オスプレイの配備は言語道断で許されるものではない」と断言すれば配備は中止になるだろうか。
 北朝鮮問題、中国艦船の沖縄近海航行、ベトナム、フィリピンと中国との領海をめぐる緊迫した対立など、東アジアの緊張感は高まっている。アジア情勢を見ると、アメリカ軍の必要性は高まっていて、普天間飛行場へのオスプレイ配備を阻止するのは困難だろう。
 オスプレイ配備への反対運動は高まっているが、普天間第二小の生徒たちの心配をする声はまだ聞こえてこない。安里猛宜野湾市長はオスプレイ配備に断固反対して座り込みをやったが、普天間第二小はどうするつもりなのだろうか。オスプレイが配備されれば、普天間第二小の騒音被害がもっとひどくなり、授業に大きな弊害が起こる。
 辺野古移設ができれば普天間第二小の移転はしなくてもいいが、辺野古移設が暗礁に乗り上げたために、普天間基地の移転が宙に浮いたままだ。安里猛宜野湾市長は辺野古移設を反対している。反対するのは政治家の思想の問題であるからそれでいいと思うが、普天間第二小は子供の人権問題であり、オスプレイが配備されるとなれば子供たちの被害は増加するし、生命の危険性も高くなる。
 辺野古移設を反対している安里猛宜野湾市長は普天間第二小の人権を守る義務がある。安里猛宜野湾市長は子供たちのために一日も早く普天間第二小の移転を決断するべきだ。(普天間第二小の移転の権限は宜野湾市政にある)

 安里猛宜野湾市長、市議会、宜野湾市民が普天間第二小の移転を考えないのなら、宜野湾市には子供の人権を守る思想がないと言われても仕方がない。



 普天間第二小の騒音被害で同情を集め、普天間基地の県外・国外移転を目指すのなら、それは無駄なことだ。普天間基地反対の人間を増やすことはできるかもしれないが、日米政府には小学校が隣接しているくらいでは通用しない。

 1969年に普天間基地の隣に普天間第二小を創立したのは宜野湾市政である。過去に移転問題があがったとき、日本政府・アメリカ軍は協力しようとしたが、宜野湾市政が反対したために頓挫した。この事実を知れば宜野湾市政に疑問を抱く人も出てくるだろう。

  安里猛宜野湾市長さま。宜野湾市議会さま。普天間第二小の移転を一日も早く決断してください。







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Last updated  2011/06/14 10:26:28 AM
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