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2011/09/12
沖縄の文学界は革新政治の思想が広がっている
テーマ:
政治について(20277)
カテゴリ:
沖縄に内なる民主主義はあるか
おおしろ健氏は八重山の教科書選定問題で民主主義の危機を感じると述べている。民主主義というのは市民に選ばれた人間、市長や議員が権力の座に付くというのが基本である。問題になっている玉津石垣教育委員長は石垣市長に任命された人間であり、ちゃんと民主主義の手続きを踏んでいる。それに自衛隊誘致の誘致に積極的な石垣市長は選挙で選ばれた人間だ。民主主義の危機を感じる要素はない。
ところが、選挙で選ばれた市長が自衛隊を誘致したり、育鵬社の教科書を選択しようすると、おおしろ健氏は「民主主義の危機」を感じるのである。自衛隊誘致=軍国主義、育鵬社=右翼、天皇崇拝と決め付け、戦前の軍今主義国家に戻ると妄想してしまうのだろう。なぜそのように妄想するのかというと彼が革新政治の思想を疑いもなく受け入れているからである。
おおしろ氏のいう民主主義というのは、民主主義ではなく、憲法を遵守した軍隊を持たない平和な国家のことであり、旧社会党や革新政党が描いている理想社会を指している。
沖縄の小説家、詩人、詩人、俳諧人の多くは教員や公務員で占められている。だから、文学関係の人たちの多くは革新政治の思想に近い。文学は個人の作業であり、色々な思想があってよさそうなものだが、残念ながら政治思想に関してはそうではない。
残念なことである。
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Last updated 2011/09/12 09:35:23 AM
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