ヒジャイ        日々の詩

     ヒジャイ        日々の詩

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2011/09/18
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 大阪府の橋下徹知事が率いる地域政党「大阪維新の会」が9月府議会に提案する職員・教育の両基本条例案をめぐり、維新府議団と府職員が16日、公開で議論を戦わせた。職員から「現場の実態を踏まえていない」と指摘され、維新側が条文の再考を約束する場面もあったが、計5時間超に及んだ“第1ラウンド”はほぼ物別れに終わった。
 「率直に申し上げたいのでよろしく」。府総務部の小西禎一部長はこう口火を切り、職員基本条例案の疑問点の指摘を始めた。
 小西部長は給与制度改革、府出資法人の削減、人材バンク制度を利用した再就職支援など、橋下府政下で進めてきた公務員制度改革を列挙。「改めて条例を制定する必要はない」と主張し、人事評価に「相対評価」を採用して各部署の5%の職員には最低ランクを付ける規定にも、「優秀な職員ばかりでも最低ランクを付けるのか」と迫った。
 維新側は松井一郎幹事長や、条例案の策定に関わった経産省出身の紀田馨議員らが中心となり、「将来、橋下知事でなくなっても橋下改革の成果が続くよう、条例でルール化する必要がある」などと答えた。
 相対評価に基づく分限免職に「やる気を失わせる」と批判が相次いだのに対し、前泉佐野市長の新田谷修司議員が「『なんぎな職員を頼むわ』ってやるでしょ」と、評価の低い職員を“たらい回し”にしている実態を指摘。小西部長は「研修などは今(の制度)でもやっている」などと答えた。
 一方教育基本条例案について、府教委の中西正人教育長が「現実とあまりにかけ離れており、施行は弊害が大きい」と批判。正副校長の任期付き公募採用にも「ポストは400以上になり、そんなに人材が集まるか疑問」と指摘し、担当者も「不安定な身分で、継続的に有能な人材が確保できるのか」と続いた。
 小中学校の学力テスト結果の学校別公開には、府教委側から「学校の格付けが地域の格付けになる」と懸念する声が上がり、松井幹事長は「情報公開すれば、地域が一体となって学力向上に取り組んでくれるはずだ」と反論した。
 公務の合間に顔を出し、熱心にやりとりを見守った橋下知事は「地方議会のあるべき姿に一歩一歩近づいている」と述べた。




大阪維新の会はすごい改革をしようとしている。怖いくらいだ。改革の目的は大阪の経済発展であり、大阪府民の生活が豊かになるためだ。そのための公務員制度改革、教育改革だ。


1、知事は府立校が実現すべき目標を設定。教育委員が目標の責務を果たさない場合は罷免できる。
2、正副校長は公募により任期つきで採用。
3、府独自の学力テストの成績を市町村別、学校別に公表。
4、校長に予算要求権、人事権を付与。教科書も推薦できる。
5、府立高校の学区廃止
6、定数を3年連続で下回り、改善の見込みない府立校は統廃合。

 八重山の教科書問題なんか簡単に吹っ飛ぶ教育改革案だ。
維新府議団と府職員が改革案をめぐり討論バトルをするのも素晴らしい。大阪がうらやましい。





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Last updated  2011/09/18 09:46:11 AM
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