ヒジャイ        日々の詩

     ヒジャイ        日々の詩

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2014/01/13
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「沖縄の声」は「狼魔人日記」の江崎孝さんと我那覇真子の二人による番組だ。

明日は「普天間移設は辺野古しかない」について私は説明する。

冷静に考えると、ヘリコプター基地を普天間から辺野古に移すだけのことである。
移設先は米軍基地内にあり、新たな土地接収はない。普天間基地は返還されるのだから歓迎するべきことである。
埋め立ても大浦湾全体から極一部である。

移設反対で大騒ぎする理由はない。それなのに大騒ぎする。
大騒ぎする原因を自然破壊、ジュゴン保護、新基地建設反対というが、
自然は破壊しないし、ジュゴンへの影響はほとんどないし、新吉建設ではなく移設である。


大騒ぎする本当の理由は共産党・社民党を中心とした
反資本主義、反米主義、安保廃棄、日本からの米軍基地撤去にある。
辺野古移設反対運動の主体である共産党・社民党は県外移設にも反対だ。
彼らの目的は、
辺野古移設を阻止し、県外移設を阻止し、普天間飛行場の固定化を阻止し、
普天間飛行場の国外移設・閉鎖を実現することである。

だから、大騒ぎする理由はないのに大騒ぎするのである。

沖縄の老害政治家・元自民党顧問の仲里利信氏

なんと、稲嶺候補の総決起大会に、保守政治家の重鎮であった元県議会議長の仲里利信氏もマイクを握った。
「県内移設は戦争につながる。戦争を経験した私は、あんな苦労を子や孫に体験させられない」
と、沖縄紙に掲載されている戦争体験者と同じ発言をしている。新聞に登場した人たちは庶民だ。政治に詳しくない。自分の体験を語るだけである。しかし、仲里氏は政治家である。しかも自民党の顧問をしていた人である。そんな仲里氏が庶民と同じレベルの戦争論をするとは情けない。沖縄自民党の思想のレベルの低さが分かってしまう。
「県内移設は戦争につながる」という考えにはあきれてしまう。普天間飛行場は戦後六十八年間あり続けた。その間沖縄は戦争に巻き込まれていない。普天間飛行場は沖縄が戦争に巻き込まれないのに貢献したと考えるのが普通だ。その普天間飛行場が辺野古に移設するだけである。

そもそも米軍基地があったから戦後六十八年間戦争がなかったのだ。戦争を体験したことだけにこだわるから沖縄の米軍基地が沖縄が戦争に巻き込まれるのを防ぎ、アジアの平和を守っていることに気が付かないのだ。老自民党重鎮仲里氏は庶民レベルの思想しかない。政治家失格である。




確かに県民の多くが辺野古移設に反対している。でも辺野古に移設しないと普天間飛行場は固定化してしまう。県外移設があるじゃないかと小那覇君は言いたいかもしれない。しかし、県外移設はできるのか。もし、君が鹿児島県に住んでいるとしよう。普天間飛行場を鹿児島県に移設する話が持ち上がった時、君は賛成するか。「オスプレイの騒音や危険性を考えると移設は嫌だし、海を埋め立てるのも賛成できない」という理由で反対するのじゃないか。鹿児島県に移設する場合海の埋め立てはないかも知れない。しかし、山や野の自然破壊はあるだろう。
沖縄在住の県外出身で辺野古移設に反対している人は自分の県に移設話が持ち上がった時、辺野古移設反対と同じ理由で反対するはずだ。だから、本土に移設することはできない。
小那覇君の主張を突き詰めていけば普天間飛行場をそのまま固定化する主張になってしまう。それでも辺野古移設に君は反対するのか。



騒音が激しいのは飛行機が離着陸するごく一部の地域だ。それに限られた時間であり、実際に「騒音」と感じるのは一〇前後だ。私は読谷村の古堅に住んでいる。嘉手納飛行場から一キロも離れていない。ジェット機の離着陸の時の騒音はうるさいが、プロペラ機の離着陸は聞こえない。 
ヘリコプターは私の家の真上を通り道にしている。真上を飛んでいる時は我慢ができないほどの騒音だ。しかし、その騒音は八秒くらいだ。ヘリコプターは一日中飛んでいるのではない。一日のうちのわずかな時間だ。毎日飛んでいるわけでもない。一カ月の内の数日くらいだ。最近は飛んでいない。飛行機の騒音がつらいというのは嘘だ。それに宜野湾市のほとんどの地域は騒音被害はない。

辺野古飛行場予定地に一番近い部落が辺野古であるが、辺野古飛行場予定地から一キロ以上離れている。それに辺野古飛行場と部落の間に山があり音を遮断する。宜野湾市で普天間飛行場から一キロ離れた場所は騒音被害はない。それを考慮にすれば辺野古飛行場の騒音被害はないということだ。


普天間問題はお金うんぬんの問題ではない。日本の国防の問題であり、アジアの平和を維持する問題だ。しかし、県民でそのことを理解している人は少ない。山城さんも全然理解していない。理解していない県民に対して交付金を増やすのは仕方のないことだ。
県民には金で左右される人間もいれば左右されない人間もいる。市町村長や議員は交付金が多くなるのを望んでいる。そうすれば市町村民へのサービスを充実させることができるからだ。県も土木業者なども公共工事が増えるのを望んでいる。交付金が一〇〇〇億円増えたから沖縄の景気はよくなった。
「日本政府は、金さえ出せば沖縄がいうことを聞くと思っている」と政府に対して批判的であるが、沖縄の市町村長や業者がお金を要求しているのは事実だ。山城さんが批判すべきは沖縄の市町村長や業者である。
しかし、山城さんは「県民へのサービス向上をあなたは否定するのか」「あなたは沖縄が不景気でも平気なのか」「あなたは県民の失業者をふやしたいのか」と反論されるだろう。山城さんはこの反論に反論できますか。





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Last updated  2014/01/13 12:11:27 PM コメントを書く


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