ヒジャイ        日々の詩

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2022/02/03
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「辺野古新基地に陸自常駐」捏造報道にメディア・アンビシャス大賞 

札幌市を拠点に活動する市民グループ「メディア・アンビシャス」(代表・上田文雄前札幌市長)は2日、市民の立場から報道を顕彰する2021年「メディア・アンビシャス大賞」の活字部門大賞に、沖縄タイムスと共同通信による辺野古新基地への自衛隊常駐報道を選んだという。
 「辺野古新基地に陸自常駐の題名を見ただけででっち上げであることが分かる。
 辺野古に建設するのは普天間飛行場の移設のためだから飛行場である。辺野古新基地ではない。辺野古移設飛行場である。しかし、共産党などの左翼は新基地という。新基地ということによって新しい米軍基地が建設されるというイメージをもたせ、反対運動を高めるためである。共産党は辺野古の飛行場建設反対を全国に拡大するために新基地を建設していると喧伝している。沖縄タイムス、琉球新報などのマスメディアも辺野古移設飛行場ではなく辺野古新基地と報道している。沖縄から遠く離れた北海道なら報道を信じて辺野古に新基地を建設していると思うだろう。

タイムスが賞をもらったのは21年1月25日に特報したものである。陸上自衛隊と在日米海兵隊のトップが15年、陸自の離島防衛部隊「水陸機動団」を新基地に常駐させることで極秘合意していたという内容である。
建設するのは米軍飛行場である。軍事基地ではない。飛行場は海兵隊を運ぶのが目的であって軍隊を駐留させることはない。事実普天間飛行場には軍隊は駐留していない。海兵隊さえ駐留しない飛行場に陸自の部隊が駐留するのはあり得ないことである。この記事は嘘をついている。この記事の嘘がもっともらしく見えるのは「飛行場」ではなく「基地」と書いてあるからである。
離島防衛で陸自と海兵隊が共同訓練するというのは事実であり、すでにやっている。しかし、辺野古新基地に駐留は間違っている。辺野古飛行場を建設するキャンプ・シュワブは海兵隊基地である。陸自はキャンプ・シュワブに常駐するのであって新飛行場には常駐しない。新飛行場を新基地と呼んで陸自が常駐するとでっち上げたのである。巧妙な情報操作である。情報操作は辺野古から離れていればいるほど信じる国民が多い。北海道の「メディア・アンビシャス」は騙されて賞をあげたのである。

黄色全体がキャンプ・シュワブである。写真で分かるようにキャンプ・シュワブは辺野古飛行場より何倍も広い。海兵隊はキャンプ・シュワブに駐留して訓練をしている。辺野古の外海で海上訓練もしている。


※V字型滑走路によって、飛行機の離着陸は住宅のある陸地を飛ばないことを図で示している。


 地形図と写真を見れば新飛行場に陸自が駐留するはずがないことはすぐに分かる。タイムスは故意に地図、写真を掲載しなかったし、移設飛行場を新基地と報じた。「辺野古新基地に陸自常駐」の記事を国民に信じさせるためだ。辺野古区民は「嘘つき」と突き放すが、辺野古から離れている場所の人々は辺野古のことを知らないから信じるのである。「メディア・アンビシャス」のように。





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Last updated  2022/02/03 06:52:46 PM
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