優しすぎるあなたへ そんなあなたしか入れない空手道場があります

優しすぎるあなたへ そんなあなたしか入れない空手道場があります

11月の空手


また新たな仲間が増えた。
Oさんと、Aさんだ。
また不思議なくらい素敵な方々で、嬉しくなってしまう。
飲み会をしなければ。
さて、風邪をひいていたので、久々の練習参加となった。
楽しい。その一言である。
ただ、女子高生のパンチですら、きつく感じてしまい、やはり、日々研鑽しないと、ついていけないことを痛切に思う。
特に新しい仲間は、当塾の事情は何も知らない訳で・・・。
そう、スパーリングの話である。
最初からのメンバーや、色帯の仲間は分ってることなのだが、私は、皆と違い、あまり激しいスパーリングはやらないことにしている。
言い訳は、別の機会に譲るとして、しかし、私は一応黒帯なのである。
当然、事情を知らない新しい仲間は、けっこう強めに打ってくる。
正直、当たると相当痛い。
それは当たり前である。
基本的に、男は強いと私は思っている。
ましてやOさんは、90キロのボクシング経験者。Aさんは、重いものを運ぶこともある仕事をしていて、筋骨隆々。
そう、練習をさぼらないことで、鍛えていかなくてはと強く思う今日であった。


11日(木曜) 二つのショック!

木曜日は、ほとんど練習に行けないのだが、今日は久々参加できた。
とここまでは、仲間のなかちゃんの日記と同じである。
ここからが、違う。
先日から、太陽君の提案もあって、打ち込みの練習をすることにしたのだが、これが私のショックの始まりだ。
今日は、娘を連れていったため、ほとんど練習できなかったのだが、それではあんまりなので、軽い気持ちで、「品川さん、どうぞパンチの打ち込みやってください」と、分厚い防具をつけて受けてみた。
ものすごいパンチ力だ。本当にこの人、素人なのか?本当に40歳なのか?
信じられない。
さらに、スパーリングもたった一回しかできなかったので、気合を入れてやった。相手は、なかちゃん。
ほとんど10割に近いパンチを彼の胸へ、打ち込む・・が・・びくともしない。いや、確実に腹筋が鋼鉄化している。
なぜならば、これまで一度もならなかった手首がおかしくなってしまった。
そう、打ち込んだ、こっちの手がおかしくなってしまったのだ。
ようは、壁に向かってパンチするのと同じである。
でも、一番、恐ろしかったのは、かっちゃんという同輩である。
そのことをこそっと話すと「ふふふ」と鼻で笑いやがった。
ちなみにこの人のあだ名は「破壊屋」
嬉しかったことが一つだけ。
息子も練習に参加したのだが、スパーリングをほとんど休まずに最後までやり通したこと。
意外と骨太なのかな?
きっと母親に似たのだろう???

21日(日) 体力の衰え

悲しいことだが、まあ、40も近い訳だし、仕方ないとは思うのだけど・・
今日は、17,8名はいただろうか?大盛況の中で練習するのはホント気持ちいい。
また、かなり寒くなってきた。
ついに胴着の下に、シャツを着てしまった。
しかし・・・いざ練習を始めると、あっという間に汗びっしょりに。
実際、基本練習の途中で、ばててしまった・・・情けない。
それから型の練習。
これも一生懸命やると、かなり体力を消耗する。
そして最後にスパーリングとなるのだが・・・
夏は暑さできついんだと思っていた。しかし、もう秋も深まり、冬なのだ。
ちょっと、動いただけで、もうばてばて。
たばこのせいか、気合のせいか。
だって、41歳のSさんは、ホノルルマラソン経験者だからか、息一つ上がってない・・・ように見える。
同じく、41歳の塾長も、週に3回走ってるせいか、疲れが見えない・・と思う。
私と同級生のOさんなんか、スパーリングを全開でやってるのに、まあ疲れはしてるが、ほとんど休まない。
というか、新しい仲間以外、ほとんど誰も休まない。
たばこをやめ、朝練をまじめにやれば皆みたいになれるのだろうか?

28日(日) 感動の昇級審査

涙がジョワーと目を潤ませた。
我が泰成塾は、年に二回昇級審査が行なわれる。
今回は、小学生も入れて、8名が受けた。
本日は、撮影班として、練習に参加しなかったのだが、塾生の皆の動きを
つぶさに観察できるいい機会となった。
まず、準備体操。やはり、身体の柔らかい人が大勢いて、正直うらやましい。
私もSさんくらい柔らかかったら、今の5倍くらい強いかもしれない。
腕立て伏せ。
苦しみながらやってる人が多い中、きらり光ったのが、新塾生のAさん。
軽々と、こなしていた。
そして基本も、皆、様になっている。
素晴らしい!
そして、白帯の方から審査が始まった。
小学生二人のうちのK君。口数が少なく、まず大人に話し掛けるのを
見たことがないのだが、塾長に自分がより、高い級へ昇級できるか
聞いている。残念ながら、それはかなわないことなのだが、この向上心
は素晴らしいぞ!K君。
さて、基本や、応用、型の審査が終わり、いよいよ茶帯挑戦者の二人の
5人組手である。
まずは、女子高生のYちゃん。
180センチの元黒帯のM君の回し蹴りに倒れながらも(ひどいぞ、M君)
果敢に向かって行く。練習中は、息一つ切れない彼女が、ワンラウンドから
疲れている。
5人の男性に、どつかれながら、涙一つも見せない。
たいしたものだ。彼女にとってこの経験は、どんなにか勇気を与えるに違いない。
この時点で、涙が目を潤ませた。カメラに目を押し付けて、皆に気づかれない
ようにしたものだ。まあ、私などは誰も見てないだろうけど・・・(寂)
さて、注目は、Tだ。
5人組手の前にこの人は、私を泣かせた。
そう、型である。
普段は、型をあまり好きでない感じがする彼が、一生懸命に演舞している。
しかも、なかなか決まっているではないか。人が、何かを心を込めてやってる姿は本当に何物にも変えられない。
特に私は、期待を裏切られると、その喜びは倍化するのである。
さて、5人組手である。
こいつは、はっきり言って、その強さから言えば、どこに出しても恥ずかしくない
奴で、今日も楽々とこなし、鼻歌でも歌う感じかなと思っていた。
しかし・・・
一人目塾長。
なんと、マウスピースまで付けた塾長が、練習では決して見せない、恐ろしい迫力でTに向かう。
目の前でみていた私は面食らう。
あれだけやられたら、普通の人なら・・・・。
そして、我が塾の幹部である、茶帯軍団。
ONNトリオ。
私と三人共、同世代なのだが、この三人も超強力メンバーなのだ。
Oさんは、柔道二段、N1さんは、空手のセンス抜群。
N2さんは、砲丸投げの元選手で、筋肉のよろいを付け、さらに胸毛まで轟々という「威圧」というよろいまでまとっているのだから、T君もたまらない。
しかし・・・
塾長と二回含めた、5人組手を、彼はやり遂げた。
嬉しかったのは、普段の練習で見せない、一生懸命というか、真剣というか(普段ふざけてる訳ではありませんが、余裕が見えるので)ひたむきな顔が見えたことだ。
誰かが言った。
「試合よりもすごかった!」
まさしくその通りで、感動が道場に渦巻いた。
Tよありがとう!
絶対に金では買えない、その感動と、塾生たちとの連帯感。
ホント、素晴らしかった!
しかし、新しい塾の皆さん、茶帯への昇級審査が、皆が皆あそこまでなることは、
決して、いや・・多分・・・恐らく?ありませんから心配しないでくださいね。
でも一番怖かったのは・・・・・・
塾長のマウスピースをした・・・・顔だった・・・・。






© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: