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「どう…?」
「はい…すごく心が…………」
「でしょっ」
「海に何回か来たことあるけど、こんな風に
感じたことないです」
「そう…それはよかった……」
私自身何かに取り憑かれた感じで思わず…
「私と……つき合って………」
「えっ」
「あ、私……何を言っているのかしら…
今言ったこと、気にしたいでください」
「……」
「………」
お互いに黙り込んでしまうが…
「……じゃあ、そろそろ行きましょうか」と
前川さんは立ち上がり、私の手を引っ張り
車に乗り、その後喋らず、家まで送ってもらい
帰り際に「また…」と言い、去っていった。

部屋に戻った私は、鏡を見ながら顔が赤くなってないか
見ていた…(どうしてあんな事を言ってしまったんだろう
前の時は全々思ったりしなかったのに、もしかして好きに…)

翌日会社に行くと彩子が寄ってきて
「昨日どうしたのよ」と聞いてくる。
「どうしたのよって言われても…」
「だから…誰かとどこかに行ったんでしょ」
「うん……」
「白状しなさいよ」
「…会社終わった後にね」
「うんっわかった」といい、自分の席に戻る彩子。
「……」

会社が終わり、彩子が傍に来て「どこの飲み屋にする」と
聞いてくる
「どこでもいいよ」と席から立ち上がり、話をしながら
更衣室に向かう。
「やっぱり、居酒屋にしよっ」
「うん…」と半分のらない香織。
着替え終え、居酒屋に向かう。
着き、席につくと店員が来て「久しぶりだね」と
言ってくる。
「そう?」と彩子が返す。
「だって、こないだ来たのって2ヶ月前だよ」
「そう…つい最近来たよ」
「……まあ、楽しんでいってよ」
「はーい」と言うと店員は違う人の所に行き
注文を聞き、言ってくる。
「ねぇ、今の人…ここを注文しないで他の…」
「いいの、ちゃんとくるから」
すると……

「はい、注文した生ビールと巨峰サワー一つ」と
テーブルに置き、いなくなる。
「え、どうして…」
「驚いた?」
「うんうん…」
「……」
私の声をじーっと見て
「私が注文しておいたの」
「えっ、どうやって!!店員さんと会話してたけど
注文なんかとってなかったじゃない」
「えへっ」
「えへっじゃないよ~どうしてきたか教えてよ」
「う~んどうしようかなあ」
「意地悪だね」
「…じゃあ、先に言ってくれたら教えてあげる」
「えっ」
「だから…昨日誰といたの」
「……」
「早く…」
「……病院に勤めている前川充さんという人と」
「えっ」
「えっ……?」
「今……何て言ったの」
「だから…前川…充さん……」
「………」
「どうしたの、知ってる人」
「………ねぇ…」
「ん」
「私、前に医者とつきあってるって言ったこと
あるよね」
「うん………ま…まさか………」
「そのまさかよ!!」
「でも……」
「私帰るわ…」と席を立ち上がる
「えっ彩……」
「私達の友達関係…終わりかも」
「ちょ、ちょっと……」
彩子は店を出ていってしまい、私は店員を呼び
お金をおいて追いかけた…。


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