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2006.02.10
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カテゴリ: カテゴリ未分類
お店に着くと(焼肉屋)、二人はもう結構食べて飲んでいた。


私が黙って半年男の後ろに立つと。
振り返った半年男。
かなり驚愕。



半「なんでいるの!?」


私「半年男が東京に来てるって言うから、会いに来たんだよ」


半「ウソ!!」



相当驚いたらしい。
やっぱりサプライズにしてよかった。








半年男のサプライズはまだ続くらしい。
やっぱり、私とチューヤンが連絡を取り合っているのを知らなかったらしい。



そのことに関して、チューヤンが何も言わないからしょうがない。
私が言い訳をする。
まさか「三股をするために、私からチューヤンに連絡を取りました」とは言えない。



私「知らなかったの?」


半「知らなかったよ!なんだよー。一体いつの間にっ」


私「そうは言っても、半年男がチューヤンに私のメアド教えたんじゃん」


半「そうだけどさー・・・。何時からだよ」


私「チューヤンから年明けに、『明けましておめでとう』メールもらったの。それがきっかけ」


半「なんでそんなに仲良くなってるの?何?付き合ってるの?」






やっぱり何にも言わないチューヤンに代わって、私が答える。



半「何だよ!俺、ジェラシーだよ!いつの間に二人で仲良くなっているんだよ!」




しばらく半年男のジェラシーは続いた。
それからは三人で他愛もない話をしていたんだけど。


チューヤンがトイレで席をはずした途端。






とすかさず聞いてくる。
三人でいるときに聞けばいいのに…、と思いつつも。



私「そもそも半年男が私のメアドを勝手に教えたんでしょ?」


半「そうだけどさ・・・。でもまさかこんなに仲良くなっているとは思わなかった・・・。」


私「仲良くさせていただいています」


半「本当は付き合ってるんじゃないの?本当に友達?」


私「本当に付き合ってない。ご飯食べに行っているくらいだし」


半「なんで二人だけで?本当は付き合ってるんでしょ?」



しつこい半年男にイライラしてきた。
黙らせようと、思わず大声で




私「だから友達だってば!!」  半「シッ!!!」




言ったのは同時だった。
チューヤンがちょうどトイレから戻ってきた。


残念ながら私のそのときの声は非常に大きかった。
100%聞こえたはず。

「ドラえもんは…私の…永遠に…」
とごまかそうとも思ったんだけど。



ま、いっか。
これで計らずとも私の気持ち、通じてしまったわけだ。



この日は、半年男の恋バナで盛り上がった。
ずーっと職場の女の子に片思いの半年男。
その女の子にメアドさえ聞けないらしい。


「ほら。俺って純情だからさ」



その口で「フイちゃん、静岡に嫁に来いよ。俺、フイちゃんに6年間片思いしてたんだよ」と言う。




よく言うよ、と思う。
半年どころか1年くらい連絡ないときもあったし。






こういうところが私と似ている。
絶対真剣に受け止めてくれない人には、いくらでもそういう軽口言えるのに。


いざ自分が本当に好きになった人には、気の効いた一言さえ言えない。




彼のダメっぷりは、私のダメっぷりと似ている。
恋の不器用さも、何もかも自分を見ているようで、思わず叱り飛ばしてしまう。


私「だからダメなんだって!いきなり告白なんかしちゃ!そんなん言われたって、相手引くだけだって!もっとうまくアピールしなきゃ」




私が友人に言われたあれこれのアドバイスを、そのまま半年男にしてあげた。



他人のことになると、こんなにも冷静に考えられるのに。
自分の事となるとうまくいかないのね。



なんだかこんなやり取りが学生みたいで。
とても25歳のやり取りに思えなくて。



思わず ベートーベン の「そういうのは普通大学時代に考えてくるものだよ」という言葉が、しみじみと思い出される。



よくベートーベンのことを思い出す。
とは言いつつも、もう顔さえ思い出せないけど。



本当は、もう一回ベートーベンに会いたい。
と、ずっと思っていた。
これは余計な一言。



半「ありがとう!フイちゃん!俺、やる気が出てきたよ」



恋する青年は、明日に希望を燃やしたらしい。
私の説教も、たまには役に立つ。



10時から会ったので、二時間くらいですぐにお開きの時間が来た。



そのときに、二人に渡そうと思って持ってきたものを渡した。



バレンタインデーのチョコレート(ファミマで会う直前に仕入れたやつ)。




その「コンビニ」「安価」「二人とも同じモノ」というところで、「二人とも友達だよ」というメッセージを込めたのだけど、わかってくれたかな?



素直に喜んでくれる二人に、ちょっと罪悪感。
あくまで私の気持ちを伝える小道具なのに。



二人に駅まで見送ってもらって。
二人はもう少し新宿に残るらしい。


このあと交わされる二人の会話に興味があるっちゃ、興味があるんだけど。



飲みたい欲求が満たされた。




ジョッキ大梅酒サワー。
あまりの重さに、ストローで飲むことに。


梅酒


右が半年男が飲んでいた中ジョッキ。
奥にいるのがチューヤン。





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Last updated  2006.02.14 00:17:53
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