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2006.04.08
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カテゴリ: カテゴリ未分類
<反省5 帰り道>



電車にマショーたんたちカップルと乗って。
1駅でマショータンたちは降りていった。





私とチューヤンも、わが家の最寄り駅(の終電が終っていたので、わが家から徒歩20分の駅)に降り立った。



「トイレに行って来る」とチューヤンを待たせて駅のトレイに行き。
トイレから出てきたとき、チューヤンが見つからなかった。



切符はチューヤンが持っている。







もしかしたらチューヤンは怒って帰ったのかもしれない。








そこで、改札をするりと切符なしで通り抜けたんだけど。










後ろを振り返るとちゃんとチューヤンはトイレの前で待っていた。
酔うと視界が狭くなるらしい。



私「チューヤン!」


チ「お前、どうやって改札出たんだよ!」


私「するりと」


チ「するりとじゃねーよ!」





歩いて帰ろうと思って。
はたと、チューヤンはまだ家に帰れるんじゃないかと思った。
電車はまだ動いている。






私「チューヤン、いまから電車に乗って家に帰りなよ。まだ間に合うんじゃない?」


チ「フイを送っていくよ」





チ「危ないから!」


私「危なくない!いつも帰ってんの!チューヤンは電車に乗って今すぐ帰りたまえ!!」






(そのときは)帰れないと思われているのが癪だった。
いつでも、どんなに酔っ払っても、どんなに千鳥足でも。
私はちゃんと家に帰っているのだ。

心配されるいわれはない。




チ「わかったよ。フイを送っていったら、俺はタクシーで帰るから」


私「タクシー代、もったいない・・・・」






それでもそれで納得したらしい(私が)。
徒歩20分の道のりを二人で歩き出した。





途中でのどが渇いたのだけど、あいにく財布のお金を全て飲み代につぎ込んでしまったので、持ち金がない。





私「チューヤン、お茶が飲みたい」




お茶を買ってもらってごくごく飲んで。



私「はい」


と言って、ペットボトルを渡す。




「フイは、糸が切れた凧みたいだった」(チューヤン談)




私は、なんとかチューヤンと距離を取ろうと、一生懸命走った。



チ「危ないから!」



というチューヤンの言葉に耳を貸さず、いきなりダッシュ。
慌ててチューヤンが追っかけてきて捕まえる、ということを繰り返し。
遊んでいた(私は)。



チューヤンが気を抜いた隙にダッシュ。



「もう途中からは、視界に入る範囲内だったらいいや、と思って放っておいたんだけど」(チューヤン談)



チューヤンが最後まで追っかけてこなくなったので。
手法を変えることにした(らしい)。
距離が開いたことをいいことに、突然角を曲がってダッシュ。
チューヤンは、視界から消えたので慌てて追いかけると、角を曲がってもなお走っているので追いかけるの図。





いまから考えてみてもこれ、すごい楽しそうだけど。



私の荷物も全部持っていたチューヤンには、悪いことをしました。




<反省5 もう一軒>





「家の前の角に来ても曲がらないでまっすぐ駅の方に向かって行くから、俺を駅まで送っていこうとしているのかと思ってガッカリしたけど(しかも終電はとっくに終っている)、駅の前も通り過ぎて、いきなり一つの店に走って入って行ったんだよ」(チューヤン談)




私もうっすら覚えている。
いつもかなり酔っ払ってから行く、家の近所にあるバー。
酔っているのに、もっと飲みたくなるのはいつもの癖。



慌ててチューヤンが追っかけて行くと、私はすでにカウンターに座っていたらしい。
そこで私とチューヤンはそれぞれ一杯ずつ頼んで飲んでいた。



お酒がまだ半分も残っているのに、私はもうクタクタだったので帰ろうとした。
お会計に向かったのだけど、このときすでに私は一文なし。
それなのに、スタンプカードをだけ出してレジに堂々と立っていた(らしい)。




「すいません、このお会計だとスタンプカード押せないんです・・・」


たった二杯の金額じゃ、スタンプを押せないらしい。


私「え!ダメなんですか!?スタンプ」



かなりのショックを受けていた私。
押してもらう気、満々だったらしい。
それはもう、ラジオ体操を終えた子供の如く。



チ「そうですよね、すみません」




と言って、チューヤンがお会計を済ましてくれた。



家に向かう道でも、私はチューヤンと距離を取るように走った気がする。
家に着いてからの記憶はあんまりないんだけど・・・。




「まるでそれまでの酔いが嘘のように、フイはテキパキ寝る仕度を始めた。ほんと、酔っ払いぶりが演技なのかと思うほど、きびきび動いていたよ」(チューヤン談)




そうなのだ。
どれだけ酩酊していても私は絶対化粧を落として、顔を洗って、化粧水を叩くのを忘れない。
これだけは自慢できるだろう。
寝るしたくは、ほとんど意識がなくてもできるくらい習慣化できている。
しかも、今回はなんと2合のお米も研いで炊いていたらしい。



チューヤンに、「自分の歯ブラシ買っておいでよ」と言って、チューヤンがコンビニに買い物に行かせた。
しかしチューヤンが帰ってきたら、すでに部屋の電気は消されて、私はベッドに入って寝かけていたらしい。



この辺は確かに覚えている。



帰ってきたチューヤン。
「お帰り」とかろうじて言うことができた。




もう眠い。
でもせめてチューヤンが寝る支度が済むまではと思って、頑張っていたのだけど。




チューヤンが歯を磨いて戻ってきた頃には、意識も朦朧としていた。



「俺も入れてよ」





とベッドに潜りこもうとするチューヤンのために、半分のスペースを明け渡す。




私「じゃあ、おやすみ」


チ「おやすみ」




ようやくこれで眠れると思った。




ふーっと溜息をついて、眠りの海にダイブしようとすると。



しばらくして、「寝た?」と言うチューヤンの声。
その声に、少し覚醒させられた。
が、敢えて答えないでいた。



すると。




ふーーーー



と、深い溜息が聞こえた。
そしてもぞもぞと私の手を探り当て、それをしっかりと胸元で握るチューヤン。



思わずチューヤンの男心を理解してしまい、にんまり笑ってしまった。




しかしそこまでが本当に最後の記憶だ。
恐らく3秒後には本格的にダイブした。




<後日談>


フられても文句は言えないと、反省しました(まだフられてないけど)。


そして友人たちは。
「フイはあのままチューヤンを家に追い返してしまったのではないか」と心配をしてくれていたらしい。





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Last updated  2006.04.20 22:31:14
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