2017年03月14日
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カテゴリ: ●猫

少し前から 猫のおかあさん のお腹が横にふくらんでいるように見え、時折、水のような液体分泌物で座ったあとが濡れていることがあることに気が付いて、病院に連れていかなくちゃ、と思いつつ、それ以外は全く元気そのものだったこともあって、少々日にちが経過してしまいました。
おかあさんは抱かれることを嫌がるし、パニクって暴れるので、はたして診察してもらえるだろうかと心配しながら、ようやく先週、 2年半前みみおの耳の病気 で行った ケイ動物病院 を訪れました。おかあさんはみみおの半分サイズですから、かかえて行ってもたいしたことはありませんが、ネット状のものに入れていかないと診察は無理だろうと思って、こういう↓バッグを買いました。


でも、やっぱりこのバッグに入れたままでの診察は無理で、病院では大きな洗濯ネットに入れ替えられ、二人がかりでタオルをかぶせて抑え込まれ、まずは爪切りを。
私も家でだいぶ前、同じようにして爪を切ったことがありますが、一人でやったから、それはもう大変で、以来のばしたままにしていた爪を先生が二人がかりで切ってくれました。
肝心の病名ですが、私の症状の説明だけで、おそらく 「子宮水腫」 であろうと言うことでした。避妊手術をしていない雌猫がよくなる病気だそうです。
手術以外に選択肢はないということで、この日は爪切りのほかは手術日の予約と手術前の食事制限の注意事項を伺っただけで帰宅しました。
そして昨日、手術を受けるために朝から絶食させたおかあさんをつれて再び病院へ。
手術時には不測の事態も起こり得ることや手術費用などについての承諾書に記入し、血液検査のあと、手術の説明を受け、12時半手術開始と聞いてその後、飼い主はいったん帰宅しました。
不測の事態を心配しながら自宅待機していたら、14時21分、無事手術が終わり、夕方5時頃迎えにくるようにと病院から電話が入り、ほっとしました。
家に帰ってからの食事の与え方(最初は水だけにして、吐き気がないかどうか様子を見て、その後いつもの量の三分の二量を)、室温を暖かく、包帯グルグル巻きなので中にはうまく歩けない子もいるので、段差などにも気を付け、他の猫の様子もよくみていることなど、細かい注意を戴いて帰ってきました。



(少々グロテスクと思われるので、直接表示は控えました。見てみようと思われる方は こちら をクリックしてみてにゃ。)
横が20cm以上はあろうかと思われるステンレストレーにいっぱいの大きさですが、正常なら小指より細いくらいなのだそうです。普通はそんなに細くても赤ちゃん猫が何匹も入れるところだけに、沢山の水分も貯め込めるのでしょうね。

さて、帰宅したおかあさん、まずは猫の習性でしょうが家じゅうを歩き回ってチエックしたあと、食欲旺盛にご飯を欲しがってトイレで用も足し、安心させてくれました。その後は私のベッドでおとなしく体を休めています。みみおもプッチも手出しすることなく、距離をおいているので、心配なし。
ただ、先生のお話では水腫を長く抱えていたことと、年齢もいっているので肝臓がだいぶ弱っているんだそうです。そのための投薬も受け、しばらく薬を飲ませなくてはなりません。
だっこ嫌いのパニクリかあさんにうまく薬を飲ませられるかしら。

あ~ぁ、それにしても避妊手術は早くするべきでした。肥大した子宮の摘出は通常の避妊手術より傷口が格段に大きくなるし、費用も避妊手術なら2、3万ですむのに、10万円ほどかかってしまいました。それでも水腫だったから何とか手術が間に合ったけれど、蓄膿症という水ではなく、膿がたまってしまう病気だったら、今頃命はなかったと言われました。
かあさんごめんね。なんとか頑張って、体調を整えようね。
そうそう、避妊手術後は食欲が増すので、食べ過ぎて肥満→ほかの病気を発症ということにならぬよう食事量のコントロールにも充分気をつけるように言われました。
3日後に経過観察のため通院、抜糸は一週間後です。
猫も私も今年はまじめに通院しにゃきゃね。





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最終更新日  2017年03月14日 13時41分28秒
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