2023年04月13日
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カテゴリ: □展
ルーヴル美術館展 に行ってきました。 国立新美術館 は乃木坂駅に直結だから、雨が降ってもOKでいいなと思っていたけど、メッチャいい天気。
駅のエスカレーターを上がったところにある、このデッキのエントランスって、いつ歩いてもいい気分。♪

天気がいいとなおさらいい感じ。♪

11時入場チケットをネットで購入してきましたが、平日なのに結構人が多く、チケットがあっても入場にはかなりの列に並ばなければなりません。
平日でこれですから、休日はさぞやっ!
購入時のメールのリンクからQRコード表示で入場する時、こんな名刺サイズの引換券を渡されました。

この絵が今回の代表作品(アモルとプシュケ)で、あちこちに使われていますね。
(テレビでこの展の関係者が今回のメインビジュアルって言ってたのを聞いた)

ルーヴル美術館所蔵作品展は国立新美術館だけでも、テーマを変えて過去何度も開催されていると思いますが、今回は「愛を描く」というテーマで16世紀から19世紀半ばまでに描かれた作品74点が来日して、以下の4つに分類展示されていました。
(ルーヴルLOUVREには愛LOVEがあるって、誰が気が付いて考えたキャッチコピー?にゃるほどですよね。)

1.愛の神のもとに-古代神話における欲望を描く-
2.キリスト教の神のもとに
3.人間のもとに-誘惑の時代
4.19世紀フランスの牧歌的恋愛とロマン主義の悲劇

アモルの標的 という、可愛いキューピッドたちの絵ですが、神話画は最初の部屋に32点もあり、4番目の部屋にもあるので、全体の半分は神話を題材にした絵画ということに。
19世紀半ばまでにヨーロッパで描かれた絵は大半が神話画か宗教画だったことを実感。(あとは王室や貴族の肖像画かな)

チケットの絵「アモルとプシュケ」は4番目の部屋に展示されていて、このラストコーナー(作品数8点)だけは撮影OKになっていた(日本では今までになくめずらしい設定ですよね)ので、私も写してはみたけど、アングルはいい加減だし色もまるっきり違うっ!。

キューピッドも大人になるのね。

神話画はストーリーを知っていると、より楽しめますね。なにしろ神様なのに、というより神様だからかもしれないけど、やりたい放題の奇想天外なお話が多いですから。
今回、私が一番驚いたのはブログタイトルにもした2.の部屋に展示されていた「ローマの慈愛 キモンとペロ」(私にとって初めまして作品)です。神話ではないけど古くからあるお話のようで、音声ガイドの解説を聞いてびっくりでした。
あんまり驚いたので帰ってから調べたんですが、ポンペイ時代からあるヨーロッパでは有名な古代のお話で、沢山の画家達に描かれているので、知る人ぞ知るお話のようですが、娘が父親に自分の母乳を飲ませて、飢餓から救うという親孝行話って!、納得できない・・・・・。
会場でも「あれは信じられないわよねぇ」ってさもイヤそうに話している女性グループの話が聞こえてきました。
こちら で、このお話をテーマにして書かれた15作品が見られます。今回展示されていたのは「チャールズ・メリン作  1628年」とあるもので、会場ではフランス語の「シャルル・メラン」になっています。
テレビのぶらぶら美術館でもこの作品取り上げられて、お話は盛り上がっていましたけど、皆様はどうお考えでしょうかしら?

国立新美術館は6月12日までで6月27日から 京都市京セラ美術館 でも開催されるようです。


https://www.nact.jp/





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最終更新日  2023年04月14日 14時17分05秒
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