2024年05月19日
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カテゴリ: □展


東京ステーションギャラリー での「どうぶつ百景」展を紹介していたので、猫の絵もあることだしと、ぶらっと行ってみることに。

チケットと引き換えに渡されたもの↓

大規模改修工事で長期休館中の両国にある 江戸東京博物館 の所蔵作品が展示されているようです
2022年にパリで好評を博した「いきもの:江戸東京動物たちとの暮らし」展の凱旋帰国展だそうです。
江戸時代の錦絵や屏風絵などで動物が描き込まれてある作品をいくつかに分類して展示してありました。

クジャク柄の綿入れや亀模様の振袖、可愛い鼠がついている簪、螺鈿の昆虫柄の印籠、郷土玩具なども沢山展示されてました。
犬、馬、鳥が多いですが、江戸時代では珍しかったであろう象や虎もあり、猫入りの作品もいくつかありました。
猫入り錦絵の絵葉書を一枚購入してきました。

風俗三十二相 うるささう(32枚組美人錦絵の中の一枚)作者:月岡芳年

前期(4/27~5/26)後期(5/28~6/23)で一部展示場面の変更や作品の入れ替えがあるようです。


東京駅構内にステーションギャラリーという美術館があることは知っていたけど、今回初潜入でした。
開館されてもう30年以上だそうで、リニューアルオープンされたのが2012年だとか。
丸の内北口改札を出て、すぐ右手に位置し、一階はチケット売り場と受付で、エレヴェーターで3階に上がり、鑑賞スタートです。

2階まですべて展示作品を見て回ってドア↑を出ると、そこにはドームの下ぐるりに回廊ができていました。この回廊部分がいわば、ここの常設展示なのだと思われました。駅舎の歴史がわかる資料や模型が展示されていて、ぐるりと回りながら東京駅の100年の歴史がわかるようになっていました。

回廊はぐるりがガラス張りなので、見下ろすと駅構内を行き来する人たちが見えます。



ドームの天井レリーフの原型
(八角形なので十二支のうち丑・寅・辰・巳・未・申・戌・亥の8つで、真東、真西、真南、真北にあたる卯、酉、午、子はない)

ドームの天井(帰りがけに今更ながら、下から見上げて写してみました。)

復元工事中に見つかった創建時のものと思われる階段ブラケット


休日のわりに、展示室はそれほどの混雑感がなくて、ガラス越しですが作品を間近、真ん前でゆっくり見られました。駅中ゆえコンパクトなスペースですから、それほど時間もかからずに見て回れ、ぶらっと立ち寄るのにちょうどよいギャラリーといえるかもしれません。
東京ステーションギャラリーの壁面は100年前の駅舎で使われていたレンガ貼りになっているところもあって、古くて新しい落ち着いた雰囲気がありました。

※東京ステーションギャラリー公式サイト
https://www.ejrcf.or.jp/gallery/index.asp





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最終更新日  2024年05月23日 14時08分13秒
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