風の吹くまま 気の向くまま

風の吹くまま 気の向くまま

J.K.ローリング

『ハリー・ポッターと謎のプリンス』上

『ハリー・ポッターと謎のプリンス』下

『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』上 J.K.ローリング

 ハリーは今回は怒ってばっかり・・・(成長した?)
 いじめキャラの面々も、新しいキャラクターが登場して、その悪意と陰険・陰湿さがますますパワーアップして、ハリーでなくても怒りながら読んでしまいます。

 ハリーもダンブルドアも学校も危機だし、う~、前巻みたいな最悪の結末にならないことを祈りたい・・・。

 ハグリッドが帰ってきたところで「上」が終わっていますが、「下」ではなんとか好転していくのかな。(2004.9.7)

『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』下

 毎晩、この日記を書くのもそこそこに読んでいたのですが、どっぷりと浸かって、読み終わってしまうのがもったいないくらいでした。

 この話の始めと終わりとで、ハリーががらりと変わっているのがわかります。今まさに青年期に向かっているハリー。それだけの経験をしてしまったわけですね。次の巻では、一気に大人っぽくなるような気がします。
 しかし、よく怒っていたなあ・・・気持ちもわかるけど
(チョウが好きな理由がよくわからなかったから、ああなるだろうとは予想していた・・・まあその時期の恋ってだいたいそんな感じかなあ。ありがちな話ではあった)

 ネビルの病院でのエピソード。お母さんの行動に泣けてしまいました。
 でもネビルを密かに応援している私は、この巻での成長が、とってもうれしかったよ~。

 双子のフレッドとジョージには快哉です。気持ちいい~!

 一番気になるスネイプ先生。う~ん、あれってのぞいたハリーがいけなかったんじゃ・・・?
 ダンブルドアが話していたことと、ハリーが感じたことと、どちらが本当のスネイプ先生か、この先注目であります。
 この人は単なる悪人であってほしくないけど、実はいい人だったという落ちはつけてほしくなくて、最後まで憎々しげに屈折していてほしいなあ。(いや絶対それで終わるでしょう)

 今までの話のなかでの伏線がいっぱいだ。
 ところで、試験の結果はいつわかるんだろう?(2004.9.10)

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