グリニデ喜劇軍団
ベンチュラ「ウケケケケ･･･黒の地平を支配したこのベンチュラ様の強さ･･･」
バキッ！！（ベンチュラを殴る）
ロズゴート「虚栄心だけは人一倍･･･おまえの星の数が増えないのはそのためだ･･･」
ぴくっ！（グリニデが反応する）
グリニデ「お・ま・え？･･･おまえだとおおおお！！」
ロズゴート「貴方に申したのではありませんグリニデ様！！どうかお怒りをお鎮め下さい！！ ダンゴール！頼むグリニデ様を！！！」
ダンゴール「は、はい！！グリニデ様に丸まって体当たりするんですね？」
ロズゴート「何でやねん！！怒剛裂波で城もろとも私たちまで吹き飛んでしまうやろが！！！」
ギィィィィィン！！（グリニデの角にフラウスキーの銃弾が当たる）
グリニデ「グオオオオ･･･」
フラウスキー「あちゃーやべーオレとしたことが狙いが外れちまった 悪ィ悪ィ･･･ロズゴート こっちに銃弾が飛んで来なかったか？」
（ロズゴート グリニデのほうを指差す）
ロズゴート「おまえの銃弾･･･グリニデ様の角に命中したぞ･･･」
フラウスキー「そっか･･･外れてなかったのかぁ オレの腕が落ちたわけじゃなかったんだな そっか よかったよかった･･･ ンじゃオレ 仕事行ってくる」
シュルルルル（ベンチュラの糸がフラウスキーを絡め捕らえた）
ベンチュラ「逃げてんじゃねえ！！グリニデ様、フラウスキー捕まえました」
グリニデ「ＧＯＯＤだよ ベンチュラ君。 さてそれはそうと･･･フラウスキー君 君には一度きちんと話をしておかないとと思っていたところだよ。 さあこちらへきたまえ･･･はやく･･･」
（顔面蒼白のままグリニデの後に続くフラウスキー）
ロズゴート「一時はどうなるかと思ったが･･･」
ベンチュラ「今頃フラウスキーおしおきされてるんだろうな･･･」
（キッスが城に戻ってくる）
キッス「城の中があわただしいけど何があったのかい？」
ベンチュラ「キッスか さっきグリニデ様がな･･･」
キッス「わかった！盆踊りを罪人たいまつに踊らせてたけど気に喰わなかったから機嫌を損なわれて･･･？」
ロズゴート「何で盆踊りやねん！！それに罪人たいまつが踊ったらこの城火事になってしまってグリニデ様に怒られてまうわ！！」
キッス「じゃあベンチュラがそこらへん中を蜘蛛の糸で散らかしたから･･･？」
ベンチュラ「し、知らん！！オレがグリニデ様不在の時に玉座に座り居眠りしてしまって城中を蜘蛛の巣だらけにしてしまったことなんて全然知らんぞ！！」
ロズゴート「ほう･･･あれはやはりおまえが･･･おまえのせいで私がグリニデ様にどんな罰を受けたか･･･フフフ･･･」
ベンチュラ「な･･･なんだよ･･･ってまてまて！！それはマジヤバいって！！！」
ロズゴート「問答無用！！我が魔奥義・イリュージョンミスト（殺虫剤入り）！！！」
辺り一面に殺虫剤の霧が散布された。
ベンチュラ「うげえええ！！バタッ！」
ロズゴート「フフフ･･･私がグリニデ様に怒られた事に比べられればこの程度の事なぞ･･･たいし･･･バタッ」
キッス「ロズゴートって本当に軍師･･･？２人とも虫のような魔人なんだから･･･おまけにこんなほぼ密閉空間で･･･（汗）」
一方グリニデに連れて行かれたフラウスキーは･･･
グリニデ「さあ、やりたまえ」
フラウスキー「何故に漢字の書き取り･･･？」
グリニデ「そうじゃない･･･チャイニーズ・スペルだよ、フラウスキー君」
フラウスキー「英語か！？」
グリニデ「ふふふ･･･EXCELLENTなツッコミだよフラウスキー君。君には特別にこれをあげよう。（フラウスキーの指に指輪をはめる）」
フラウスキー「結婚か！？」
グリニデ「では培養土」
フラウスキー「植物か！？」
グリニデ「植物やんけー！！！」
グリニデ・フラウスキー「以上ショートコントでした～」
キッス「何されているんですか･･･？閣下、フラウスキー･･･（ジト目）」
グリニデ「いや･･･キッス君･･･こ･･･これはだなあ･･･君が説明したまえフラウスキー君」
キッス「じと～～～」
フラウスキー「いや･･･これはなあ･･･今度魔賓館で隠し芸大会があるみたいでよぉ･･･」
グリニデ「そうなんだよ、キッス君。私達はそれの練習中だったわけなのだよ」
キッス「なあんだ。」
フラウスキー「･･･（上手くごまかせたな）･･･」
グリニデ「･･･（EXCELLENTだよ）･･･」
キッス「既に知ってたんですね？」
フラウスキー「へっ？」
グリニデ「何の事かね･･･？」
キッス「とぼけないでくださいよ。新春・魔賓館隠し芸大会が開催されるって館長から親書がここに･･･（グリニデに親書を手渡す）」
グリニデ・フラウスキー「ぬぅのわぁのぇにゅにぃ～！！！ほんまにあったんかい！！！」
かくしてそれがきっかけにグリニデ・フラウスキーコンビは新春・魔賓館隠し芸大会に出場し 見事優勝した。
･･･かどうかは定かではない（笑）
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