病気について
両大血管右室起始症
僧帽弁狭窄症
動脈管開存
心室中隔欠損
心房中隔欠損
肺高血圧
その他、病名は忘れたのですが、動脈の一部が食道の下を通っている為、食道を少し圧迫するかも知れないらしい…。
血管は本来、右心室から肺動脈、左心室から大動脈が出ているのが普通なのだけど、陽向の場合は、両方共右室から出ていた。
そして、生きる為に心室に6mmの穴が開いていた。
その穴が空いていなければ、恐らく陽向は生きていなかったと思う。
心臓が奇形になってしまった為に、自らの意思で心室に穴を残したのだろう。生きる為に…。
心臓には、心房と心室の間に、左に1つ右に1つの弁があって、陽向の場合左の弁
が右の弁に比べて面積が半分しかなかった。
これは、将来的に走り回る様になり、運動量が増え、血流が増えた時に問題になる。（今の段階では手術出来ないらしい）
この3つの微妙なバランスによって、陽向はなんの症状もなく、3ヶ月後の手術の日を無事迎えることが出来た。
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