事故の日


にぽぽ(父あだ名);どこか行こうか?
ひのき;うん
にぽぽ;歩き?自転車?
しばらく前から補助輪なしで上手く乗れるようになり年末にひのきに(にぽぽたんも自転車買いなよ)と何度も勧められて年末に購入し冬休み中毎日ひのき二台で出かけていた。
ひのき;ん~自転車!
お母ちゃん;東急にダイアリー買いに行きたいから東急で待ち合わせしようか?
ひのきとにぽぽ;いいよ!じゃあ先に行ってるね。バイバイ!
二台でセンター北駅まで遊歩道で途中大通りの歩道は押してセンター南中央公園付近からまた遊歩道に入ってひのきが北部病院の正面で自転車をこぐのを止め立ち止まった。
ひのき;あの白い服を着た人はだれ?(病院を指さしながら)
にぽぽ;どれどれ?(私にはなにも見えない)
ひのき;あれだよ~
にぽぽ;きっとここは病院だからお医者さんじゃない。
よく見たがなにも見えなかったのでその後入院することになることなど当然感じる事もなくこう言ったがひのきは納得しない様子でまた二人走り出す。
その直後の東急に向かう陸橋の中央付近でバランスを突然崩しひのきは右側に激突し手すりに顔をぶつけ少し口から血が出て少しアヒルのような口になってしまう。
にぽぽ;だいじょうぶ?
ひのき;うん。涙をぼろぼろながし大泣きしているが大丈夫そうだった。
にぽぽ;痛いからまだ泣いてるの?
ひのき;ちがう(首を横に振る)
にぽぽ;じゃあ何で? ひのき;、、、、、答えないが悲しげな様子
また二人走り出し東急に到着5Fの文房具屋でお母ちゃんと合流。
お母ちゃん;ぶつかっちゃたんだって?馬油塗ってあげようか?
ひのき;うん!嬉しそうに気を取り直しその後お母ちゃんと手をつなぎ安心した様子。

イタリアンレストランで昼食を取りひのきは三種のチーズのペンネをおいしいおいしいと嬉しそうに食べてにぽぽとお母ちゃんがもらおうとすると“だめ~”といったが少し意地悪な所があるが本当は優しいひのきはほんの少し二人に味見させてくれました。
その後お母ちゃんがにぽぽのクリスマスプレゼントにくれたセーターと同じ物をひのきに買いに行く。ひのきは自分で全く同じ物ではなく白ベースの色違いのものを選んだ。
お母ちゃん;今すぐきる?
ひのき;ラベル取ってないからやだ!明日保育園に着ていくからいいよ。

そして三人で来た道とは違う何度も3人で歩いた早淵川沿いを自転車を乗ったり押し歩いたりしそのルートで唯一危険な歴史博物館付近のバス通りの事故現場にたどり着くが途中何度もこの場所から渡るか迷っていたがいつも徒歩の時と同じ場所を渡る事を選択してしまった。
私は先に横断地点に立っていた。右から来る車の流れが止まり車の間に私が一歩踏み出しそしていつものように“行くよ~”と言った。その直後ひのきは力いっぱい元気良くお母ちゃんの手をはなしまっすぐと走っていった。
私はなんだと思いながら声も出ずひのきの後姿をボーっと見ていたがど~んと大きな音と共に左から来た車にはねられ地面にたおれた。
ひのき~とお母ちゃんが叫び抱きかかえたが目はあけていたが意識はなく北部病院に運ばれました。

そして夜中に担当医師に1時間しか持たないので家族を呼んでくださいと言われてから
ひのきくんは私たちのために7日間も頑張ってくれました。

ひのき ありがとう!



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