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2021.11.03
テーマ： アニメあれこれ(26266)
カテゴリ： 考察
犬夜叉と源氏物語
紫の上は「紫日記」は紫式部のこと
「左衞門のかみあなかしこ此のわたりにわかむらさきやさふらふとうかゝいたまふ」（藤原公任が酔って紫式部のいるあたりを「私の若紫おいでですか？」といいたまう）とあります
光源氏18歳3月から冬10月の話。
病んで加持（かじ）のために北山を訪れた光の君は通りかかった家で密かに恋焦がれる藤壺の面影を持つ10歳ほどの少女を見つける所から始まります
少女の大伯父の僧都によると彼女は藤壺の兄兵部卿宮の娘（藤壺と兄弟なので姪っ子）で
父の正妻による圧力を気に病んだ母が早くに亡くなってから40歳ほどの祖母の北山の尼君の元で育てられます
光の君は少女の後見を申し出たが結婚相手にはあまりに少女が幼いためので尼君は本気にしません
病で藤壺が里下がり（実家に里帰り）したので光の君は藤壺の侍女の手引きによって再会を果たします
そしてその後少女は都に戻ってきます
晩秋に光の君は見舞いに訪れるが尼君は間もなく亡くなります
身寄りのなくなった少女を光の君は自らの邸二条院に連れ帰り恋しい藤壺の身代わりに理想的な女性に育てようと考えます
光の君の最初の正妻である葵の上の没後に光の君と初床となり以後公に正妻同様に扱われます
光の君の最愛の妻であるものの光の君の子を産んだ明石の君に嫉妬しまた朝顔の君との結婚の噂が立ち動揺します
そして名実ともに源氏の正夫人として「春の御方」「北の方」と呼ばれ容貌も心ばせも完璧な女性となります
しかし孤独や嫉妬などが積もり最後は亡くなります
これだけを見ると全然似てませんが実は紫の上は光の君にとって最愛の妻です
殺生丸様はりんちゃんと琥珀くん意外の人間には興味が無いので一途な光源氏と言えます
かごめちゃんは一目置いてはいるし守ってはいますが触らたりしません
一度りんちゃんが息をしておらず天生牙で助けられるのは一度きりと伝えられた際に「救えんのか…天生牙、こんな物のためにお前を死なせてしまった。りんの命と引き換えに得るものなど何もない！！」と言っているので亡くなったとしてもりんちゃんを思い続けていることが分かります
先帝の后腹（皇后所生）の第四皇女
同母兄に兵部卿宮（紫の上の父親）
桐壺更衣にそっくりの美貌の女性で更衣の死後も悲しみに暮れていた桐壺帝がその噂を聞いて熱心に所望し14歳で入内します
桐壺帝は藤壺と最愛の息子源氏を実の母子のように鍾愛し共にその輝かんばかりの美しさから藤壺は源氏の「光る君」と並んで「輝く日の宮」と称されます
藤壺が亡き母によく似ていると教えられ5歳違いの彼女に懐いた光の君は元服後も彼女を慕い続けて次第に理想の女性として恋するようになります
何も知らない桐壺帝は高貴な藤壺が産んだこの皇子を「瑕なき玉」と歓喜し溺愛したが藤壺の心中は複雑でした
そして桐壺帝から朱雀帝に世は移り桐壺院崩御と共に弘徽殿太后（朱雀帝の母）側の勢力は日に日に増大します
源氏・左大臣側の衰勢も著しく後見もいない藤壺は光の君からの更なる求愛に悩まされ東宮を守るために出家を選びます
東宮が元服し帝となった後は太上天皇に准ずる母后（国母）として冷泉帝入内に協力したりと政治手腕を発揮するようになります
37歳の厄年で重病に伏すまで冷泉帝への後見を光の君に感謝しつつ崩御
没後は光の君が紫の上に藤壺のことをうっかり語った際はそれを恨み光の君の夢枕に立ったそうです
そもそも光の君が紫の上を見出したのも
紫の上が藤壺の姪で彼女に瓜二つの美貌であったためです
後に朱雀院から女三宮降嫁の話を持ちかけられた際も女三宮が紫の上同様に藤壺の姪であったために心動かされて承諾します
光の君の生涯を通じて彼の女性関係の根源に深く関わり続けた永遠の恋人といえる存在です
個人的に冷泉帝のことは桐壺帝は自分の子供ではないと分かっていたと思っています
明らかに光の君に似ているのに気付かないほど鈍くはなく知っていて敢えて知らないフリをしていたんだろうなと…
それはそこに桐壺の更衣として輿入れし腫れ物のように接していたことに対する申し訳なさもあったのかなと個人的に思います
大納言と北の方の一人娘で桐壺帝の更衣
後宮では後ろ盾が無いこともあり局として清涼殿からもっとも遠く不便な淑景舎（桐壺）を与えられたことから桐壺更衣と呼ばれています
早くに父親を亡くしたが父の遺言を受けた母北の方の尽力により一族再興の期待を背負って入内します
特別身分高い出自でもなく桐壺帝の寵愛を一身に受けていたため他の女御や更衣たちからは疎まれています
彼女らの後ろ盾である重鎮の貴族からは楊貴妃にあてられ有形無形の嫌がらせを受けます
その心労から病気がちになり帝の第二皇子（光源氏）を出産するも源氏が3歳の夏に病状が急変して実家に帰省するがそのまま死去します
女御にもできなかったことを後悔した帝により従三位を追贈されます
「桐壺」の巻が「長恨歌」をオマージュして書かれたことで桐壺更衣のモデルはヒロインの楊貴妃や藤原沢子をモデルと言われています
桐壺の更衣と藤壺はかごめちゃんと桔梗を合わせているのかなと思います
転生で記憶もないまま全く違う人間として犬夜叉ともう一度逢いたかったのかなと思います
犬夜叉にとって桔梗は大切で初恋の人ですし
お互いに信じることが出来ず救うことが出来なかった訳です
しかしかごめちゃんは桔梗に似て（他人の空似）います
犬夜叉がかごめちゃんを選んだのも…そういうことかなと思います…
犬夜叉はかごめちゃんのことを好きなのは間違いありません
もろはちゃんもいますしお互いに信頼していると思うので…！
桔梗は巫女さんですし子供もいません…がかごめちゃんは子供がいます
犬夜叉に感謝して亡くなった桔梗も似てます
ちゃんと桐壺も藤壺も愛されている女性ですし紫が共通しています
犬夜叉も桔梗もかごめちゃんどちらも好きだったからフラフラしてたのかなと思います
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※ぶっ込んだ妄想です
(１)：若紫＝りんちゃん
紫の上は「紫日記」は紫式部のこと
「左衞門のかみあなかしこ此のわたりにわかむらさきやさふらふとうかゝいたまふ」（藤原公任が酔って紫式部のいるあたりを「私の若紫おいでですか？」といいたまう）とあります
光源氏18歳3月から冬10月の話。
病んで加持（かじ）のために北山を訪れた光の君は通りかかった家で密かに恋焦がれる藤壺の面影を持つ10歳ほどの少女を見つける所から始まります
少女の大伯父の僧都によると彼女は藤壺の兄兵部卿宮の娘（藤壺と兄弟なので姪っ子）で
父の正妻による圧力を気に病んだ母が早くに亡くなってから40歳ほどの祖母の北山の尼君の元で育てられます
光の君は少女の後見を申し出たが結婚相手にはあまりに少女が幼いためので尼君は本気にしません
病で藤壺が里下がり（実家に里帰り）したので光の君は藤壺の侍女の手引きによって再会を果たします
そしてその後少女は都に戻ってきます
晩秋に光の君は見舞いに訪れるが尼君は間もなく亡くなります
身寄りのなくなった少女を光の君は自らの邸二条院に連れ帰り恋しい藤壺の身代わりに理想的な女性に育てようと考えます
光の君の最初の正妻である葵の上の没後に光の君と初床となり以後公に正妻同様に扱われます
光の君の最愛の妻であるものの光の君の子を産んだ明石の君に嫉妬しまた朝顔の君との結婚の噂が立ち動揺します
そして名実ともに源氏の正夫人として「春の御方」「北の方」と呼ばれ容貌も心ばせも完璧な女性となります
しかし孤独や嫉妬などが積もり最後は亡くなります
これだけを見ると全然似てませんが実は紫の上は光の君にとって最愛の妻です
殺生丸様はりんちゃんと琥珀くん意外の人間には興味が無いので一途な光源氏と言えます
かごめちゃんは一目置いてはいるし守ってはいますが触らたりしません
一度りんちゃんが息をしておらず天生牙で助けられるのは一度きりと伝えられた際に「救えんのか…天生牙、こんな物のためにお前を死なせてしまった。りんの命と引き換えに得るものなど何もない！！」と言っているので亡くなったとしてもりんちゃんを思い続けていることが分かります
(２)：藤壺＝桔梗（桔梗とかごめちゃん？）
先帝の后腹（皇后所生）の第四皇女
同母兄に兵部卿宮（紫の上の父親）
桐壺更衣にそっくりの美貌の女性で更衣の死後も悲しみに暮れていた桐壺帝がその噂を聞いて熱心に所望し14歳で入内します
桐壺帝は藤壺と最愛の息子源氏を実の母子のように鍾愛し共にその輝かんばかりの美しさから藤壺は源氏の「光る君」と並んで「輝く日の宮」と称されます
藤壺が亡き母によく似ていると教えられ5歳違いの彼女に懐いた光の君は元服後も彼女を慕い続けて次第に理想の女性として恋するようになります
何も知らない桐壺帝は高貴な藤壺が産んだこの皇子を「瑕なき玉」と歓喜し溺愛したが藤壺の心中は複雑でした
そして桐壺帝から朱雀帝に世は移り桐壺院崩御と共に弘徽殿太后（朱雀帝の母）側の勢力は日に日に増大します
源氏・左大臣側の衰勢も著しく後見もいない藤壺は光の君からの更なる求愛に悩まされ東宮を守るために出家を選びます
東宮が元服し帝となった後は太上天皇に准ずる母后（国母）として冷泉帝入内に協力したりと政治手腕を発揮するようになります
37歳の厄年で重病に伏すまで冷泉帝への後見を光の君に感謝しつつ崩御
没後は光の君が紫の上に藤壺のことをうっかり語った際はそれを恨み光の君の夢枕に立ったそうです
そもそも光の君が紫の上を見出したのも
紫の上が藤壺の姪で彼女に瓜二つの美貌であったためです
後に朱雀院から女三宮降嫁の話を持ちかけられた際も女三宮が紫の上同様に藤壺の姪であったために心動かされて承諾します
光の君の生涯を通じて彼の女性関係の根源に深く関わり続けた永遠の恋人といえる存在です
個人的に冷泉帝のことは桐壺帝は自分の子供ではないと分かっていたと思っています
明らかに光の君に似ているのに気付かないほど鈍くはなく知っていて敢えて知らないフリをしていたんだろうなと…
それはそこに桐壺の更衣として輿入れし腫れ物のように接していたことに対する申し訳なさもあったのかなと個人的に思います
(３)：桐壺の更衣＝桔梗とかごめちゃん？
大納言と北の方の一人娘で桐壺帝の更衣
後宮では後ろ盾が無いこともあり局として清涼殿からもっとも遠く不便な淑景舎（桐壺）を与えられたことから桐壺更衣と呼ばれています
早くに父親を亡くしたが父の遺言を受けた母北の方の尽力により一族再興の期待を背負って入内します
特別身分高い出自でもなく桐壺帝の寵愛を一身に受けていたため他の女御や更衣たちからは疎まれています
彼女らの後ろ盾である重鎮の貴族からは楊貴妃にあてられ有形無形の嫌がらせを受けます
その心労から病気がちになり帝の第二皇子（光源氏）を出産するも源氏が3歳の夏に病状が急変して実家に帰省するがそのまま死去します
女御にもできなかったことを後悔した帝により従三位を追贈されます
「桐壺」の巻が「長恨歌」をオマージュして書かれたことで桐壺更衣のモデルはヒロインの楊貴妃や藤原沢子をモデルと言われています
桐壺の更衣と藤壺はかごめちゃんと桔梗を合わせているのかなと思います
転生で記憶もないまま全く違う人間として犬夜叉ともう一度逢いたかったのかなと思います
犬夜叉にとって桔梗は大切で初恋の人ですし
お互いに信じることが出来ず救うことが出来なかった訳です
しかしかごめちゃんは桔梗に似て（他人の空似）います
犬夜叉がかごめちゃんを選んだのも…そういうことかなと思います…
犬夜叉はかごめちゃんのことを好きなのは間違いありません
もろはちゃんもいますしお互いに信頼していると思うので…！
桔梗は巫女さんですし子供もいません…がかごめちゃんは子供がいます
犬夜叉に感謝して亡くなった桔梗も似てます
ちゃんと桐壺も藤壺も愛されている女性ですし紫が共通しています
犬夜叉も桔梗もかごめちゃんどちらも好きだったからフラフラしてたのかなと思います
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最終更新日
2021.11.03 22:40:01
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