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2023.02.08
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カテゴリ: キャラ紹介
ツイステ レオナさんとマリー

レオナさんってマリーアントワネットみたいだな〜と思って…
もちろんレオナさんのモチーフがスカーがモデルであることもそうですが今回のイベントの内容が中世ヨーロッパみたいな感じで…

傍から見れば反抗期・わがままで甘えてるようにしか見えないというレオナさんもマリー・アントワネットも…後々になって周りから再評価されるタイプだな〜と

ルイ16世はファレナさんでしょうね…
ルイ16世もフランスのために財政難を脱却するために奮闘した人ですしけして無能な王ではありませんし真面目でお人好しで優しく誠実な王様でした

完全にレオナさんとマリー・アントワネットが一致してるわけではないですがそんな感じがします

もしくはレオナさんは「太陽王」ルイ14世の弟でしょうか?



鉄仮面という結構似てますよ…ルイ13世の双子の子供(兄弟)という点も…


(1):マリーアントワネットの悪評




彼女が嫌われた理由は二つ

⚪一つ目はオーストリアのハプスブルク出身であること

フランスの長年の宿敵であったオーストリアとの同盟を確実にするための政略結婚がルイ16世とマリー・アントワネットの結婚です

王室はそれでよかったのでしょうが一部の貴族や市民にはこれを快く思っていません

⚪二つ目はマリー・アントワネットの贅沢三昧

赤字夫人ともいわれていますが実際はフランスの財政の半分は借金の利払いです

王室関係予算は全体の7%、マリーが使い込んだのはそのさらに一部なので彼女なりには贅沢を控えたようです

しかしマリア・テレジアの末娘ということもあって享楽的で母親のマリア・テレジアが心配するほどだったそうです

そしてフランス革命の原因となった国家財政の破綻は彼女が贅沢な暮らしをしていることも大きいとパリ市民は考えます

連日の仮面舞踏会を開きそして首飾り事件などが明らかになると
破たんしかけた国家財政をさらに窮地に追い込む悪女・悪妃とされます



しかし彼女を処刑すれば実家のオーストリアのみならず全ヨーロッパを敵に回すことも考え
すぐに処刑はいかがなものかという慎重論もありました

「パンがなければケーキを食べればいい」は革命政府がつくったものです

「パンがないというならブリオッシュは食べられないの」といったのをケーキに置き換えたのです

ブリオッシュとは粗末なパンみたいなもので


マリー・アントワネットがパリ市民にとても恨まれていたことが想像できるエピソードです

フランス人からはフランス語が下手だと言われているマリーがそのような事すら言えていたのか?と思いますが…

最後にオーストリアは真っ先にフランス革命政府と戦っています

ジロンド派の革命政府から宣戦布告をしたのですが
このオーストリア軍を簡単に撃破したのがナポレオンです

今でもマリー・アントワネットはフランスでは快く思われていません
革命の導火線に火をつけた王妃として今も多くの人が認識しています



(2):マリーアントワネットの性格と再評価


勉強嫌い、派手好き、プライド高い、社交性高い、政治力低いというのはイメージ通りでしょう

しかし本人としては悪気はなかったと思います

たった14歳(10代前半)で言語も習慣も違う国に輿入れし周りからはしっかり教育もされていません

世継ぎを産むことを期待されているのに肝心の夫は機能不全の役立たずで周りの期待に添えていません

その責任を自身の所為と決め付けられ中傷の的になりました

個人的にはマリー・アントワネットを高く評価してます

実はこの人、ある事件をきっかけに覚醒しています
その事件とはヴァレンヌ逃亡事件ですね

これが失敗して国王一族は牢獄のような環境で幽閉されます

恐らくこの時に自分の特権が奪われる事を理解したのです

それに反比例するかのようにフランスの王女としての自覚が芽生えていきます
同時に家族関係も強固となっていきます

マリーは地位や財産はおろか美貌や健康も家族や友人も自身の尊厳や命までどんどん奪われますが
劣悪な環境になるほど人格面が磨かれていきます
八百長裁判ででっち上げられた罪状を突きつけられた時は毅然とした態度と雄弁さで膨張者を感服させたという逸話もあります

このヴァレンヌ以降、マリー・アントワネットは多くの名言を残してます


今までフランス革命を大義名分のため悪女とされていましたが最近、再評価されています

彼女が浪費家でありギャンブル癖はあった事は確かです

しかし彼女の浪費がフランス財政を圧迫させたのも創作であり
「パンがなければお菓子を食べればいいじゃない」という発言も言葉の意味を捻じ曲げた創作の疑いが強いです

マリーアントワネットはベルサイユ宮殿の儀礼などを簡略したりそれまでの王妃とは違い自由な人でした
彼女自身で母乳を飲ませたり母乳を飲ませやすいような服装を作ったりもしています

ヨーロッパのファッションにも大きな影響を与えました
服装・香水・家具など彼女が好んだのはそれまでの貴族達が着ていた派手な服ではなく動きやすくそして質素なデザインを好み独自の感覚を持っていました

フランス革命の発端はマリーアントワネットの所為でもなければ夫ルイの所為でもありません

もともとフランス経済は傾いており再生不可能の状態でしたのでいつ革命が起きてもおかしくありません

たとえ彼女以外が人物が王妃になってもフランス革命は起きていたでしょう

そもそも財政難の要因には大陸軍の人件費が大きかったはずです

この時期の陸軍の編成などの進化は素晴らしく後のナポレオンの戦勝に貢献します
愛国心の高揚と名将があれば勝ちまくれる軍になりつつあった頃です


(3):マリーのえん罪や誤認

⚪首飾り事件などの尾ひれがありました

先述したものに加えてマリー・アントワネットの末っ子特有のわがままな性格も手伝って「生意気なドイツ娘」という悪評が国民にもともとあったのです

「フランスよりオーストリアの方が文化程度が高い」を態度に出してしまったことも嫌われて必要以上に悪者にされる要因の一つになってると思います

国庫の金を空っぽにしたのはマリーの贅沢が原因だと国民は考えその具体的な証拠に首飾り事件がありました

しかしマリーの筆跡とは違うことはルイ16世とマリーによって否定されたことでえん罪でした

⚪フェルゼンと浮気もこれも作り話です

フェルセン伯爵が国王一家の逃亡を手筈するなど身を呈して行動したことから王妃と唯ならない関係にあったと邪推されました

当時からマリー・アントワネットが不倫をしている破廉恥な王妃とされたのもやはり「生意気なドイツ娘」という負の国民感情から来ています

ナポレオンがフェルセンに「本当に王妃と関係あったの?」と聞きただした所"イエスでもノー"でもなく"無言だった"ことがいいように解釈されたようですね

⚪フランス革命後の独裁者(ジャック・エベール、ジャコバン派)がマリー・アントワネットを死刑にするために罪状としてあげた内容もロベスピエールの失脚後はこの罪状のほとんどが冤罪であったとして名誉回復しています

マリーの裁判と処刑を推進したのがジャック・エベールらでロベスピエールらは裁判そのものに反対しています

元王妃の処刑はそんなに大きな事件でも意味もなく単純にエベール派の人気取り工作のためのダシにつかわれたようです
「バラバラになった国民を纏める」効果なんてのは全く期待されず身代金や捕虜交換に使えたのに無駄に首を斬ったのです

この後、ロベスピエールはエベール派を粛清してますから





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最終更新日  2023.02.10 22:56:28


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