いつもの道をゆく途中
    見慣れぬちいさな扉をみつけた
    「日常に流されて すっかり見えなくなってしまった扉だよ」
    風は答えた
    あの向こうには 何があるのだろう 
    久しく忘れていたおもいが
    体の中でさわぎはじめた

    「行ってみるよ」
    向きなおって 深呼吸する
    幼少からの無鉄砲さは どうやらなおりそうもない
    風は 呆れたように笑った
    けれども 歩きだすぼくの背中を
    ほんの少し押してくれた





 イ○キだと思った人、残念でした。

 とある鉄道がぽえむを募っていたので、それに投稿させていただいた時のもの

 落選し、ボールペンをゲット

 もともと短い詩なのに、その時の規制で“10行程度”というのがあったため

 「はぁ?程度ってどこまで許してくれるんですか」とひとりで文句言いつつ2,3行削除して投稿しましたが

 オリジナル通り、そいつも載せてみました


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