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2012.10.25
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カテゴリ: 10's
Go



ある種近寄り難い「孤高」のイメージが強い Sigur Ros からは想像も出来ない、新しい姿を見せてくれる傑作です。

初めて 1 曲目の "Go Do" を聴いた時、恥ずかしながら私は泣きそうになりました。勿論(?)涙は流れなかったけれど。Sigur Ros の特徴でもあった重く垂れ込める濃霧の様な音はそこにはなく、代わりに開放的で、躍動感があり、なによりも歓びに満ち溢れた音がありました。私には正直少しばかり眩しいけれど。正に天馬空を行くが如き伸びやかで、どこまでも響き渡りそうな Jonsi の歌声。なんの誇張もなく、私はもうこれから CD は買わなくてもいいや、とさえ思いました。残りの人生を共に過ごして行くだけの十分なコレクションは既にあるし、今更鵜の目鷹の目で革新的なサウンド、人々の口の上る話題の新人たち、そんなものを追いかける気もさらさらなくなった。ともかく、私の傍らには Jonsi のアルバムが、あると。

全 9 曲、僅か 40 分余りの作品ですが、聴き応え十分、中味の濃さは保証付き。美しいメロディーと力強いリズム。流麗なストリングスと奔放に(過ぎる?)叩きまくるパーカッションが特に気になりました。そして、勿論主役たる Jonsi の、全ての桎梏から解き放たれたような自由な歌声。思わず手を叩き踊りだしそうな "Go Do" に始まり、荘厳な響きに包まれた "Hengilas" で静かに終わる構成も見事。最初から最後まで鳥肌立ちまくりの 40 分間。これ以上に、一体なにが要る?

【Track Listings】
01. Go Do
02. Animal Arithmetic
03. Tornado
04. Boy Lilikoi

06. Kolnidur
07. Around Us
08. Grow Till Tall
09. Hengilas





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Last updated  2012.10.25 23:34:31
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