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2013.04.17
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カテゴリ: 60's
SpaceOddity



アポロ 11 号が成し遂げた「人類にとっての大きな飛躍」に冷水を浴びせるような内容の(勇躍地球から旅立ったトム少佐が、妻への愛の言葉を残して宇宙の孤児となってしまう)タイトル・トラック "Space Oddity" がとにかく強烈。David Bowie の初期のイメージを決定付けた楽曲であることは確かなのですが、こんな重苦しい作品をシングルに持ってくると言うのは、当時としては危険な賭けでもあったのではなかったでしょうか。なにしろ世界中が人類初の月面着陸のニュースに興奮している最中だったのですから。

結果は、勿論 Bowie の思惑通り。後々までライヴでの重要なレパートリーになるだけあって、今聴いても古臭さをまったく感じさせません。しかし、そんな楽曲の完成度以上に、10 年後に自らオチ("Ashes To Ashes") をつけなくては気がすまない辺りに、David Bowie の凄さを感じてしまいます。

オープニングの印象が強過ぎて、アルバムの全体像がやや見え難いのですが、サイケデリック風味のフォーク・ロックを基調に、"Letter To Hermione" や "An Occcasional Dream" のような美しいメロディーのバラッドがあり、ヒッピー・ムーヴメントへの醒めた視線を感じさせる "Cygnet Committee" や "Memory Of A Free Festival" と言った長尺の物語があり、とバラエティーに富んだ作品集。グラム・ロック期の華やかで、如何にもな「ロック」な音を期待すると肩透かしを食らうでしょうが、実質的な 1st アルバムと考えれば及第点以上の内容ではないでしょうか。

【Track Listings】
01. Space Oddity
02. Unwashed And Somewhat Slight Dazed
03. (Don't Sit Down)
04. Letter To Hermione

06. Janine
07. An Occasional Dream
08. Wild Eyed Boy From Freecloud
09. God Knows I'm Good
10. Memory Of A Free Festival





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Last updated  2013.04.17 23:04:40
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