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リキ&モモのお部屋
虹の橋2006夏・第2章 再会 モモ
さくらパパさん
が書いて下さった
◎ 虹の橋2006夏
第2章 再会 第4話 モモ(柴)
登場人物 モモ
みなさん、お待たせしましたっ!モモです(^^)/
2006夏ってお話、私が出てくるまでに、もう秋になっちゃった(T_T)
早く書いてもらわないとって思ってスクリーンで
さくらパパの様子を見てみると、
ああーっ、朝寝坊してる~っ(-_-)
モモはさくらちゃんにお願いしてパパさんを叩き起こしてもらいました(^o^)
さて、ここからが私のお話です
私は犬太くんや、ももちゃん、ラブさんから
お盆のお話を聞いたもんだから、もうじっとしていられません
早くママとお話したくって、したくってもうウズウズ(^^;)
すると遠くから、カターン、カターンって
トロッコの近付いてくる音が聞こえてきました
「お母さ~ん」
「あら、あなたたち(^^)」
トロッコには、私の子供達でこちらで過ごしている
春、花、桜とフーが乗っています
「あなたたち、天使のお仕事は?」
「光さんが夏休みを下さったの(*^_^*)いっしょに行きましょ」
今日のトロッコはフーが運転するの
ちゃんと初心者マークが付いてます(^^;)
地上が近付きます
「お母さん、あれ見て!」
花が指さす先を見ると、リキが赤い風船を持って
こちらを見上げているのが見えます
「おおーぃ、モモーッ」
「リキーッ、あとでね~っ」
私たちはリキの頭の上を通り過ぎます
リキは、あっけにとられてこっちを見送っています
ゴメンねリキ(^^)ちょっと寄り道したいところがあるの
それはね、お兄ちゃんのところです
いくつもの山と川をあっという間に飛び越えます。
そして電車の線路に着地して大きな駅のホームに入りました
改札を出てみると…
いたいた(^^)/
お兄ちゃんは、風で飛ばされた小さな女の子の帽子を木の枝から取って
背をかがめて女の子の頭に被せてあげています
「まあ、本当にすみません。ありがとうございます」
女の子のお母さんはうれしそうにお礼を言いました
女の子はべそかいた顔で、恥ずかしがって人差し指を
くわえて下を向いています
「いいえ、お母さん。でもお嬢ちゃん、帽子が飛ばされたって
もう道に飛び出しちゃダメだよ。車とゴッツンしたら大変だからね」
「うん…」
ようやく女の子は笑顔になり、手を振りながら離れていきました
お兄ちゃんは女の子を見送った後、振り返りました
「モモ?モモ!!ウソだろ!?」
「お兄ちゃん!」
「お前、死んだんじゃなかったの?」
「死んだわよ(^^) でもお兄ちゃんの顔が見たいから
幽霊になって出てきちゃった」
「ええ~っ(?_?)」
「うそうそ、お兄ちゃんも知ってるでしょう?
お盆は亡くなった者たちが里帰りするの。
私もこれからお家へ帰るんだけど、ちょっと寄り道したの(^^)」
「モモ!すまない(T_T)」
お兄ちゃんはそう言って私を強く抱きしめました
「どうして?どうして謝るの?」
「お前、僕の身体の悪いところを持って行ったから死んだんだろ?」
「違いまーす(^^)/ あれは私の寿命 どうせ死ぬんだからって、
橋を渡るときにお兄ちゃんに必要のないものを勝手に持って来たのよ。
それより身体はもう良いの?」
「うん、あれからだんだん元気になって、今じゃこの通り、
しっかり仕事もしてるんだ」
「良かった(*^_^*)」
お兄ちゃんは私の4人の子供達とも再会を喜び合いました
その後私たちは再びトロッコに乗って今度は本当にママやパパ
リキの待つ家に向かいました
すると赤い風船は、リキのハウスの屋根にくくりつけられていて
リキはハウスの中で寝そべっていました
ドーン、ガラガラ…トロッコは大きな音を立ててお庭に着地しました
本当にフーの運転は荒っぽいんだから…少し芝生がめくれちゃった(/_;)
リキはこちらに背を向けています
どうやら、さっき素通りしたのをスネているみたいです(^o^)
「リキ、ゴメン」
「…ホントに…(/_;)もう(T_T)」
「機嫌治してよ、CHU!!」
「心の底から謝ってる?」
「当たり前じゃないの?愛してるわ、リキ(*^_^*)」
すると、ようやくリキのご機嫌が治り、こちらを向きました
「モモ!」「リキ!」
私たちは若かった頃のようにお互いのしっぽを追いかけて
ブンブン回りました
後ろから子供達もマネをして、大きな輪ができました
すると
「モ、モモ!モモじゃないの!?」
大きなママの声
私は、ママがおケツに怪我をしているのを知ってるから
ビックリさせないようにまずリキを手なずけてたのに
突然ママに見つかってしまいました
ママは外に飛んで出てきました
私はママに飛びつきます
「モモ、モモッ(T_T)」
「ママッ(T_T)」
後ろでリキも鼻水をすする音がしています
どれくらい時間が経ったかしら
リキの方から「プッ、ククッ」という笑いをかみ殺す声が聞こえてきました
私がママの肩越しに見ると、なんとママの右手は私を抱きしめては離し
離してはおケツをさすり、また私を抱きしめています
それをビデオの早送りと早戻しみたいに、繰り返すもんだから
私も再会の感動で泣いていたのが、だんだんおかしくなって
とうとう
「プーッ、フッフッフ」って笑い出してしまいました
すると、ママもつられて
「フフッ、ハハハッ、ヒーッヒッヒ」って笑い出しました。
(でもママは、自分が笑いのタネになっていることに気づいていないみたいでした^^;)
私たちは全員、しばらく笑い続けました
「もう、モモとリキが笑わせるもんだからまたシワが増えたわ」
その日の夕食はとてもにぎやかでした
パパママ、リキと私と春花桜、フー
そして食事直前に帰ってきたお兄ちゃん
「お前、どうやって帰ってきたんだ、明日も仕事だろ?」
パパは驚いています
「そうなんだよ、たった今しがた、向こうの駅にモモたちが乗ってた
空っぽのトロッコが迎えに来たんだ。
乗ったらあっという間に家の前だったわけ^^;」
「ママ、私たちはずっとここにいられる訳じゃないの。
お盆が終わって京都の大文字の送り火が焚かれる晩には向こうへ戻らなければならないの」
「そうよね(/_;)でも、それまではゆっくり楽しんで行きなさいね」
「うん」
生まれて初めて人間扱いしてもらったリキも大喜び(^^)/
すっかり目尻を下げて、娘たちにビールを注いでもらって酔っぱらい
演歌を歌ってます(でも、下手くそ^^;)
ママはたくさん写真を撮りました
そしてブログにアップします
「ママ^^;、せっかくの写真や日記だけどね。
お盆が終われば記憶とともに消えちゃうのよ」
「そんなのイヤだ~っ」
「いい子だから分かってちょうだい」
何だか、どっちがママなんだか分からない会話になってきました
「それよりママ…、ママの魔法の地下室でいっしょに作りたいものがあるの」
「魔法の地下室?」
私はさっきママがこぼした涙を水色の小瓶に受けました
「これをね、ママの目尻に塗りま~す」
「…?」
「すると固まってプルプルになりま~す」
「…?」
「それを、はがしま~す。はい出来上がり(^^)/」
「何なのこれ?」
「笑いじわパッチ」
「笑いじわパッチ?」
私は、めいママのページにアクセスしました
すると、めいちゃんと再会して大泣きしているめいママとめいパパが映っています
「ママ、見ててね(^o^)」
私は笑いじわパッチを持った手をパソの画面に突っ込み
めいママとめいパパの目尻に貼りました
すると、どうでしょう!?
めいママもめいパパもたちまちにこにこ顔に変わったではありませんか?
「どうして?ねえ、どうして?」
…それはね、悲しみと喜びの法則なの(*^_^*)
変なたとえだけど、思いっきりダイエットした人ってリバウンドするでしょう?
あれと同じで、思いっきり悲しんだ人は、というより
本当の悲しみを知った人は、後は笑うしかなくなるの。
峠を越えたら下り坂よ。
それを笑いじわパッチにしてお裾分けしたって訳
パッチをパソの画面に貼り付けて、「コピー」のアイコンを押します
パッチがどんどん増えます
それを添付ファイルにしてメールで仲間に送ります
『hiroMAMAで~す、モモでーす。
この度かくかくしかじかでこんなものを作ったので
泣いた後は目尻に貼って大笑いしましょう。
じゃんじゃんコピーして周りにも配るざんす マンモー』
楽しい日々は過ぎ、いよいよ送り火の晩になりました
「ママ?」
「なに、モモ?」
「ママに謝りたいことがあるの」
「何かしら(^^)」
…私が死んだ時のことなんだけど、私はママに病院に
連れて行ってもらった時、間もなく死ぬんだなと分かってたの
看護婦さんが抱っこしてくれたとき
私は心の中でママにさよならを言いました。
このときママは、まだ私が死ぬとは思っていないことは知っていました
私は、ママの悲しむ顔を見るのがつらかったの
ママの笑顔だけを憶えておきたかった
ただそれだけの理由で、ただ私のわがままで私は1人で旅立ったの
でも少しも寂しくなんかなくて、心の中はママへの
感謝で満たされていました
だから旅立ちはとても満足なものだったけど
後からママが自分を責めているのが分かり
いつかそれは誤解だと伝えないといけないと思ってたのよ
「ママ(T_T)分かった?」
「う…ん(T_T)」
「分かったら、もう悲しい顔しないで」
そう言いながら私はママの目尻に笑いじわパッチを貼りました
するとママは、見る見るうれしそうな笑顔に変わりました
「ああ、楽しかった(^^)/ママ、みんな、そろそろ私は行くわね」
「モモ、また来年ね(^^)」
「『笑いじわパッチ』配りまくってね(^^)/私も頑張って配るわね」
帰りのトロッコは、春の運転です
「リキ、ママをよろしくね(^O^)」
「おう、まかせとけ!(^^)」
「ママ、パパ、お兄ちゃん、本当にありがとう、行ってきま~す(*^_^*)」
「モモ~っ、元気でね~、さよなら~(^o^)」
春の運転するトロッコはレールから浮き上がり周りに花びらをまき散らしながら、夜空高く上って行きました
お話を最後まで読んで下さってありがとうございました。
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