二日目は朝から骨董探しです
一面薄っすらと雪景色、何時も感じている雪とは違い新鮮でした
チェックアウトをして荷物を預けてお出かけしました
ソウルの通勤ラッシュは凄い勢いです
骨董街には営業時間より早く到着してしまい下見をしました
時間になっても誰もこない!!!えっ~~~
近くで朝ごはんを食べることにしました
開いている店はパン屋さんばかり
ちょっとした飲食店街へ居酒屋ばかりで全てクローズ
開いているお店が二件ありました
一件目は小籠包みたいなお店
二件目を覗いてみるとおばちゃんと目が合った!!!
おばちゃんが出てきて手招き!
hironya『アンニョンハセヨォ~ニホンジンイエヨォ~』
おばちゃん『こんにちは!さよなら』わぁ~どうしよう~~~
店に連れて行かれました…
店内はオンドル完備で明るくて綺麗でした
各テーブルには卓上コンロが並べてある
hironya『チゲ?』
おばちゃん『アニエ、カムジャタン』
タンだから何かのスープだよ!
hironya『ソルロンタン?』
おばちゃん『カムジャ!カムジャ!××××~~~』
料理名を言ってくれるけどカムジャがわからない
価格を聞いたら壁を指差して5000Wらしい
おばちゃんがイライラしはじめたの!
カムジャタンと連語されて
以前韓国人の女性と1年半一緒に仕事をしていました
彼女は管理職として勤務していました
とても厳しい方で言葉がきつくて徹底的に攻める攻める!
日本人も多いけどね(笑)
退職日に彼女から韓国国籍を告げられたのね(笑)
もっと早く言ってもらえれば私は理解できたような気がします
そんなこともあり不安でした
hironya『イゴ、ジュセヨ~イル!』1って指で示したら
おばちゃんが首を振り指で2って!
しっかりしてますよお強い!
犬のスープだったらどうするの~~~
若い二人組みの男の子が来た!何故か安心しました
おかずがずらりと並べられました
キムチやジャンが滅茶苦茶美味い!
美味しそうで食欲がそそる香りでした
確信しましたコレは絶対に美味しいって!
お鍋が運び込まれました!!!
ワォ!!!すごい!
恐る恐る口にスープを運ぶと最高に美味い!
『アジュ、マシッソヨ』
じゃがいもをみて思い出しました
hironya『じゃがいもと豚骨のスープだ!カムジャタン!』
おばちゃん『ネー!!』
じゃがいもと豚の背骨のスープ
じゃがいもは最高!えごまの葉などのお野菜は美味しい
背骨のお肉は食べれましたがコラーゲン質のとこは野生的なお味でした
おばちゃんのおかずは最高!お代わり自由です
おばちゃんは私たちが気になってしょうがないみたいで
豚の背骨の食べ方を教えてくれたり大根をもってきてくれて私の横に座り3人でガリガリと食べました
ジャンと大根が美味しい!!!
男の子たちは私たちが日本人とわかると1000円札を見せてくれた
『こんにちは!さようなら!アニメ!』
英語は通じません
いつの間にか5人で韓国語と日本語で盛り上がりました
目が合えば大笑いしてね
おばちゃんが私たちだけコーヒーを出してくれた!韓流だね!
3人で甘いコーヒーを啜りました
ピリ辛にぴったりのお味で美味しかった
日本語と韓国語でみんな言いたいことを言っていてもお互いに解らないけど違和感がないのね(笑)
雰囲気で解るって言うのかな~
今度はビニール袋に飴とロッテガムを山ほど詰めてくれてね
私はお礼にと手持ちの日本らしいものを探して…
小銭入れの中に『おかめ』のお守りをプレゼントしました
『お・か・め』
お財布を見せて懐にお金を入れてジェスチャーをして
福!福!って叫んでました
おばちゃんは喜んでくれてお財布をもってきてくれて入れてくれました
女性の美と幸せと夫婦円満のお守りだよってきちんと説明したかった…
海外に行く時に千代紙や折り紙、ミニうちわ、扇子を持って行きます
お世話になった外国人にプレゼントすると喜びますよね
韓国も紙の文化ですよね…
何をプレゼントしたら喜んでもらえるのでしょうか
これから骨董街に行くと地図を見せたらポカ~ンでした
握手とハグをしてカムサンミダとお別れをしました
こんな展開なるなら韓国語の本を持っていけば良かった…
『ト オルケヨ』と言いたかったのが心残り
人懐っこいし明るい方が多いですね
偏見はいけないし何処の国も人間性の問題だけだなぁ~と
とにかく現地語は大切ですね
でも美味しい食べ物は言葉はいらない(笑)
つづく
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