HIRO(。+・`ω・´)☆きらり-んさん

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闇の唄



            【闇の唄】






       今日も森から聴こえる唄は悲しい声

       聴こえる唄は狼の遠吠え

       その声はあまりにも悲しすぎる唄

       闇の中から舌を出して馬鹿にしている

       愚かな人間達よ・愚かな集団

       今日も街から聞こえる唄は哀しい声

       聞こえる唄は愚か者の遠吠え

       その声はあまりにも馬鹿馬鹿しい唄

       ビルの谷間でdrugで気違いになる人々

       愚かな人間達よ・愚かな集団

       今日も森から聴こえる唄は悲しい声

       聴こえる唄は狼の遠吠え

       その声はあまりにも悲しすぎる唄

       そうだよね!アマラ・・・そうだよね!カマラ・・・。



                    By HIRO


1920年、インドのミドナプールのジャングルで狼に育てられた少女2人が発見されました。年少の少女はアマラ、年長の少女はカマラと名付られ、発見者であるシング牧師の孤児院で育てられることになりました。この2人は姉妹ではなく、おそらく乳幼児期に別々に捨てられ、別々に狼に連れてこられ、育てられたと推測されました。

 この子達はまさしく「狼」でした。四つ足で走り、地面に置かれた皿から手を使わずに飲み食いし、死んだ鳥の肉をむさぼり食い、夜には遠吠えしました。暗闇を恐れず、暗闇で物を見ることができたそうです。年少のアマラは発見されてから1年足らずで死亡してしまいましたが、年長のカマラは約9年間生き続けました。カマラは成長の過程で少しずつ人間らしさを取り戻しましたが、推定17歳で亡くなるまでに3~4歳の知能までしか発達すことができず、30語ほどしか話すことができませんでした。

 この事から乳幼児期の環境の大切さがおわかり頂けると思います。赤ちゃんは狼に育てられれば狼にでもなり得る、
それだけ環境に左右されるものなのです。



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