アチャモ☆の部屋

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アチャモ☆の詩61



           『眠りの線路』



         線路の熱に身体を預けて

         寝る子供達

         怖い夜は眠らない為の知恵

         震えても、お腹を減っても

         ただ耐える毎日

         線路に眠りに落ちたら

         汽車が走って来るよ

         命を落とす子供達

         足を切断する子供達

         でも誰も助けられない

         それは隣の国での話だから・・・・。

         線路の熱に身体を預けて

         寝る子供達

         凍死をしない為に・・・。

         太陽の温もりは・・・・

         子供には危険すぎる場所なのに!

         生きる為の幼い知恵なのだ!

         線路に眠りに落ちたら!

         線路の熱に身体を預けて・・・。


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