既報通り、地元 松本空港 を撤退するJAC便にサヨナラ搭乗してきた。(その1)
29日の午後、松本空港へ行く。

松本空港ターミナルビル正面。長野オリンピックを控えた94年に改築近代化された。
いつもは閑散としている空港に意外に人が多い。何かと思ったら 定期便就航が間近になった FDA(フジドリームエアラインズ) のチャーター便による静岡空港行きが駐機していた。

フジドリームエアラインズのERJ170-100STD型旅客機。フラジル製のリージョナルジェト機でJALグループのJ-Airも運行している機材であるが未だ乗った事は無い。

同じく駐機中の ERJ-170 (JA-01FJ)。派手な赤色が目立つ。この機材は七十数名乗りの小型機としては珍しく翼下にエンジンを装着し、水平尾翼も大型機と同じ場所に付いている。そのためか機体内蔵のタラップを使わずに搭乗橋 (ボーディングブリッジ)から乗り降りする。普通この程度の小型機だとリアエンジン+水平尾翼が上に付いている事が多い( CRJ-200 型など)。少々大柄なのかも知れない。
FDA機は定期便としては飛ぶことが無いだろう静岡空港に旅行会社が募集した団体チャーターとして往復するそうで、中高年層の乗客ばかりであった。
一方こちらの大阪便はあと三日で終焉という割には満席でなく搭乗率七割程度。まあ普段の搭乗率から考えれば良い方だろう。
空港内外は結構人が多い。しかしよくよく見てみると実際に飛行機に乗る人でなく、珍しいFDA機や去りゆくJAC機を見に来た親子連れが多かった。

屋上の展望台で見ていると福岡発便が着陸してきた。この機体が大阪行きとなる。福岡便は火木土の運行なので、これがJAC運行最後の 福岡発便 となる。

同じくエプロンへ向かう DHC8-Q402 型機 (JA-848C)。
程なく同機へ乗り込んで離陸する。この日は天気もまあまあで下界の眺めも良い。この空港の周りは全て山なので盆地上空で螺旋状に旋回して高度を稼いでから南へ進路を取る。なので無料で松本盆地上空の遊覧飛行が付随して来る。
上空から見る松本盆地郊外は水田が多く広がっているためか水の中に家が浮かんでいるように見える。まさに瑞穂の国だなあと思う。

しばらく飛ぶと伊勢湾上空へ出る。ここで右へ旋回して三重奈良方面へ向かう。機体左側の眼下には 中部国際空港 がよく見える。通称セントレアと呼ばれている。写真左側の半島が知多半島となる。

その後は羽田-伊丹便などと同じ飛行経路のようで京都府近辺で古墳が見える。このあたりには水田は少ないのか水面がキラキラ輝く田圃は見えなかった。
高度をぐんぐん下げて大阪城の北側を通過する。旧陸軍大阪砲兵工廠があった城東地区(現在は電車の車庫などとなっている)も一望出来る。 脚を降ろして幅の広い淀川を越える。上空から見ると大阪はまさに橋の街である。遠景には南港方面も見える。視界が良ければ関空も見ることが出来る。
羽田空港への着陸は海がほとんどなのであまり面白くないが、伊丹への着陸は大阪の街が一望出来るので好きである。
松本からのJN2276便は定刻に伊丹空港の滑走路32Rへ無事着陸した。
(次回に続きます)